諸行無常や人間万事塞翁が馬という言葉の示す意味

さて、今回は「言葉」について。

皆さんは、どんな言葉を大切にしていますか？

信条にしている言葉がありますか？

世の中には様々な「言葉」が残されています。

かつて先人たちが懸命に生きる中で、

閃き、気づいてきたような濃密な言葉が残されています。

それを知らないでいるなんてもったいない！…と私は感じます。

私が大切にしている言葉の中で、

『諸行無常』

『人間万事塞翁が馬』

という言葉があります。

諸行無常とは、この世の全ては常に変化しているということ。

人間万事塞翁が馬とは、幸運も不運もどちらかにつながって、

容易には判断し難いということです。

人というのは、「今」に意外なほど疎いです。

「今」本当は大切なことがあっても見落とし、

「今」何かに捉われて盲目になったり、

「今」の感情に流されて自己憐憫になったり、

「今」しても無駄なことに費やしたり、

「今」が普通に続くと勘違いしたり、

「今」が全てだと思って絶望したり、

本当は、見えずとも「今」は変化し続けている、

かけがえのない瞬間ですね。

もし今、絶望に暮れているとしても、

その絶望は、何か幸せにつながっているかもしれませんし、

ずっと続くものではありません。

もし今、平穏でほんのり幸せだとしても、

その幸せの陰には、何か見落としていることがあるかもしれませんし、

これもまたずっと続くものではありません。

誰もの人生が変化に富んでいるはずです。

今迄もこれからも。

何かの際、自分を「ハッ」とさせる、

我に返るような言葉を持っておけるといいですね。

いつも有難うございます。

見失っているときはアンフィニへ！

ご予約は052-253-5040まで！

∞ ----------------------------------