人に与えられていないもののひとつ

さて、今回は「必要」について。

皆さんは、最近どんな本を読みましたか？

何か為になりましたか？

トルストイ著の『人は何で生きるか』。

物語は、神様から人間のことをわかっていないとのことで、

堕天させられた天使が、人間界の靴屋さんで世話になるというものです。

天使は、靴屋で働きながら、

様々なことに気づかされていくのでした。

そのなかで、

"人間に与えられてないもの"

に気づきます。

例えば、

こういうことってありませんか？

□好きな子に告白しようか迷っていたら誰かと付き合い始めた

□長らく行こうと思っていたお店がつぶれた

□高いから大事に着ないでいた服が太って着れなくなった

□いつか親孝行しようと思っていたら親が亡くなった

□いつか謝ろうと思っていた友達の連絡先が変っていた

そうなんです。

「今」自分に必要なものやタイミングを知りません。

命に関してもそうですね。

明日"死"を迎えるとしても、

余程の大病でない限りは、心準備をすることがないでしょう。

全てのことは移り変わります。

伝えたくて伝えてないこと。

行きたくて行ってない場所。

しようと思ってしてないこと。

その「いつか」や「そのうち」は来ないかもしれません。

人はその「いつか」がどうなるかを知る術がありませんが、

「今」大切なことを意識しながら生きられたらいいですね。

いつも有難うございます。

浮足立ったときはアンフィニへ！

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