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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「理想」について。
皆さんは、何か夢はありますか?
それはどんなことでしょうか?
私たちは、まだ得ぬことを求めることがあります。
「恋人が欲しい!」
「会社を経営したい!」
「看護師になりたい!」
「結婚して家を持ちたい!」
「あと5キロ痩せたい!」
「カフェの店員さんになりたい!」
そういうときは、そうなっている姿を想像して、
自分の気持ちが高まります。
ところが、そのハッキリした「理想」が、
アダとなって、理想への歩みをやめてしまうことがあります。
それは何故でしょう?
以下、ある小話です。
あるところに三人の青年がいました。
海のない国に生まれた三人は、
広大な海に憧れ、船乗りになるのが夢でした。
二十歳になったとき、
昔、船乗りだったという長老から地図をもらい、ある人を訪ねるよう言われました。
三人は船乗りになるために隣の国を目指しました。
交通機関などなく、三人は山を越え谷を渡り、
険しい道を歩きながら、山賊や猛獣から逃げ、
何日も旅をしました。
あるとき居心地のいい村に寄ったとき、一人がこう言います。
「お、俺は、べつに冒険家になりたかったわけじゃない!
この村の近くの湖で、魚を捕って暮らすさ!」
他の二人の説得にも応じず、
「お前たちもここで暮らしたほうが良いぞ。」
逆に、夢を諦めるように言ってきます。
結局、村にひとりを残し、二人は旅を続けます。
やがて海が見えてきました。
目指していた港町に辿り着き、酒場で長老に聞いた名の人を訪ねると、
船乗りの老人に会えました。
「俺の頼む仕事を手伝ってくれるなら船乗りにしてやろう!」
といいます。
老人は小舟を作っている職人でもありました。
二人は来る日も、来る日も木を削り槌を打ちました。
船の構造がどうとか、紐の結び方を教わります。
やがて、一人がこう言います。
「俺は、別に大工になりたいわけじゃない!お前もそうだろ!?
こないだ港にいた漁師にグチったら同情してくれたぜ!
港町なんだから別にどこかにアテがあるさ!」
そういうと出てってしまいました。
しかし、その後彼を港で見ることはありませんでした。
残った一人は、やがて船の修理もできる船乗りになり、
転覆事故にも遭わず、立派な船乗りになりましたとさ。
めでたしめでたし。。
この話には、理想を諦めてしまう現象の、
2つのポイントがあります。
①理想のこと以外にやらなければならないことで嫌になる
例えば、先の「恋人が欲しい」にしても、
誰かに紹介を頼んだり、出会いの場に行く必要があります。
おしゃれをしたり、何かを調べる必要があるかもしれません。
「カフェの店員さんになりたい」にしても、
おしゃれなカフェで働いても、床やトイレ掃除、
嫌な客の対応が必要になってくるかもしれません。
小話のなかの離脱した2人は、
そういった、"理想の周辺にあること"を
自分がやりたい事じゃないと、"言い訳"を見つけてしまったのです。
あなたが理想を目指したとき、
チラつく"言い訳"をスルー出来るかが大事になってきます。
②足を引っ張る同志の存在
小話のなかで、夢を諦めた2人は、
自分だけやめるのではなく、仲間に同意を求めています。
こういうことってありますよね。
例えば、同じ「あと5キロ痩せたい」と目指してきた仲間が、
「なんかさー、一番ダメなのってストレスじゃない!?」
「ウチら頑張ってるから、ご褒美に今日だけよくない?」
と、言ってくるようなことです。
同じ夢を目指し、同じ苦労を少しでも経験した仲間の言葉は強いです。
あなたが、「理想」を目指しているとき、
同じ道を歩いた離脱者は、時に"甘味な毒"を渡してきます。
いかがでしょう?
もし、あなたが何かしらの「理想」を持っているとしたら、
以上の2点を加味しながら、そこに向かって歩んでいきましょう。
いつも有難うございます。
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