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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「文化」について。
皆さんは、どんな家庭で育ちましたか?
お父さんとお母さんはどんな人でしたか?
家庭によって、
当たり前に行われることや、
独特なルールというもののなかで子供は育ちます。
子供にとってはそれが普通で、
後に人格形成や価値観につながります。
長野県の神原村というところでは、
昭和40年代くらいまで、「おじろくおばさ」という独自の文化がありました。
一家で長男や長女以外の兄弟姉妹は、
一家のために奴隷のように働き続けるというものでした。
本人たちは、家族からの疎外感もなく、家族のためにひたすら働くのが当たり前です。
なんと戸籍の表記は「厄介」とされていたそうです。
祭りなどの行事に参加することもできず、
他家へ嫁がされたとしても、家畜同然に働かされるだけでした。
昭和40年代に精神科医が調査をしたのですが、
「おじろくおばさ」の立場の人間は、殆ど人扱いされず、
人と話すこともなく、ただただ生きるという人生を受け入れていたといいます。
人格も認められず、ただただ奴隷として扱われる人生。
それでも三食食べることが出来て、衣服も着せてもらえることで、
逃げ出す者はいなかったし、稀に村を出ても戻ってきたといいます。
「おじろくおばさ」の殆どは感情の消失がみられたそうです。
笑うことも不平を言うことも、自分の楽しい話をすることもなかったのです。
少年期から青年期の親子関係によっての、精神的病的な影響は大きいのですが、
「おじろくおばさ」にはそういった"病的症状"の発祥は見られなかったそうです。
私たちは、狭い環境下で、
それが当たり前の「文化」に浸りきってしまうことがあります。
「おじろくおばさ」のようなことは、
現代社会の「社畜」という言葉に似ているのかもしれません。
人間にとって、"無力感"と"日常"のかけ合わせは恐ろしいものですね。![]()
いつも有難うございます。

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