自分の子供が医学部に入ることを目標にした母親の末路 | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「今と先」について。

皆さんは、今自分にとって、

何が大切だと思いますか?

 

私たち人間の特徴の一つで、

「未来」や「過去」の概念をもっています。

 

「ああすればよかった。」

とか、

「今後に備えてこうしなければ。」

ということを思います。

 

親が子育ての際に強く考えるのは、

「未来」に対しての"備え"です。

なぜなら子供は"可能性"のカタマリだからです。

 

本当に愛情として、サポートする場合もありますが、

自分の執着であるとか、自分の劣等感コンプレックスを埋めるためであるとか、

自分の生きなおしのように勘違いしてしまう場合もあります。

 

そうなってくると、

もう子供自身の人生も人格も無視して、

支配的でマスターベーション的になってしまいます。

 

その支配は、「正しさ」に満ち溢れています。

「私の言うとおりにすれば間違いない。」

「いい大学に行けば間違いない。」

「医者になればいい。」

「私に恥をかかせるな!」

「一流企業に就職すればいいのよ。」

「恥ずかしくない大学に行きなさい。」
「こんな成績じゃ、あれもこれも禁止!」

 

成績が悪いと、大声で叱咤や罵倒したり、、、

 

もちろん、子供の未来は"可能性"で溢れていますが、

今しかできないことも、たくさん溢れています。

それを無視した結果、以下のような事件にいきついた例があります。

 

自分の劣等感を子供で解消しようとする母親は愛か狂気か?

 

この娘は大学受験の際に、足りない偏差値分、

鉄パイプで叩かれていたとのことです。

同情してしまいますね。

眠った母親を刺し殺し、

風呂場で四肢と頭を切り離し、

ゴミ袋に入れて捨て、胴体を河川敷に遺棄しました。

 

もう娘にとっては、"母親"ではなく"モンスター"だったのでしょうね。

未来に対して備えるということは、悪いわけではありません。

童話『アリとキリギリス』のような教えもあります。

 

しかし、未来につながっていない今はありません。

今を踏みにじった結果は、そういう未来になってしまいます。

 

今あなたができる経験。

今身近にいる人。

今のあなたの気持ち。

今の身近な人たちの気持ち。

それはどんなでしょうね。

あなたはあなたであり、身近な人であってもあなたではありません虹



いつも有難うございます。

母子で悩んだときはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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