最大の敵が、最強の味方になったような本当の話について | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「おせっかい」について。

皆さんは、こいつは"敵"だなぁと思う相手はいますか?

それはどんな人ですか?

 

私たち人間同士で、似たような姿形をしており、

似たような言葉を話します。

お互い人間である事は、認識し合うことができます。

 

「当たり前じゃないですか?」

 

そんな言葉が聞こえてきそうですがw

同じ人間同士でありながら、

「あり得ない!」

ということが、あり得てしまう相手は存在しますよね。

 

『ベスト・オブ・エネミーズ』という映画があります。

1970年代のアメリカのノースカロライナ州が舞台で、

まだまだ強い人種差別があり、黒人はかなりの差別を受けていました。

 

 

黒人学校が火事に会ったことで、白人学校と黒人学校の統合が議題に上がります。

そこで調停の専門家ビルの主導で討論会を設置することになり、

黒人公民権運動家アン・アトウォーカーと、KKK団幹部C・P・エリスが共同議長を務めることになります。

 

黒人の人権活動家と、KKK団幹部ですから、

お互い罵り合い、まさに"敵"です。

誰もがうまくまとまるとは思っていませんでした。

 

しかし、ビルの手腕もあってか、

白人と黒人、それぞれがお互いを知る時間をつくります。

アンとエリスも例外ではありませんでした。

 

あるとき、アンはエリスの息子のことで、

"おせっかい(親切)"をしますが、エリスには余計なことするなと言われます。

しかし、内心では感謝したのでした。

 

そして、黒人を雇っていることに疑問を感じていた白人オーナーに対して、

自分たち側に誘おうとするのですが、

1965年からのベトナム戦争の戦友同士だからと言われ、感服します。

 

KKK団幹部であるという立場と、知ってゆく"敵"の姿に、

エリスの心は揺らいでいきます。

そして、アンに感謝している妻には、

「あなたは何と戦うの?」

という言葉で問われます。

 

最後は、もう…

私は、めちゃくちゃ胸が熱くなりました!

こういった実話を知ることができて、本当によかったです。

私たちは、同じ人間同士ですが、

嫌いであるとか、苦手であるとか、

ネガティブな感情を持ってしまうと、相手を知ることをやめてしまいます。

 

"おせっかい(親切)"をしようなどとは、

さらさらそんな気持ちにはならないでしょうね。

 

しかし、この映画を見て思ったのですが、

「親切」となると、なかなかハードルが高いのですが、

自分の「おせっかい」となれば、それは少しハードルが下がりませんか?

 

的外れな「おせっかい」は現代の流行りではないかもしれませんが、

相手を知ることができたら、

的を得た「おせっかい」をすることができます

 

本当に、同じ人間であるのに、

「あり得ない!」

そう思える人間も存在するのは確かです。

 

でも、もしかしたら、

案外同じ人間同士である可能性もあります。

「おせっかい」というのはお試しの価値はあるのかもしれません虹



いつも有難うございます。

敵に苛々したときにはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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