私たちは大切なことはごまかすことができない? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「大切」について。

皆さんは、どんなことを大切にしていますか?

かけがえが無いものって何ですか?

 

人間が社会で生きていくために、

様々なルールというものがあって、

規定されたルールを破った場合、罰則があったります。

 

例えば、校則や社内規定、

法律など、何かしらの罰則がありますね。

 

では、私たち人間は、

罰則やルールが無ければ自律できないのでしょうか?

 

そうではないですね。

私たち人間には、"戒め"という感情があります。

サイコパスでない限りは。

 

サイコパスな人間というのは、

息を吐くように、嘘をついたり、

人の良心を利用しても心を戒めることがありません。

 

普通の人は、

嘘をつけば、それに対して良心が痛みますし、

人の良心を利用するようなことは、心苦しくなります。

 

『罪の余白』という映画があります。

 

 

この映画は、心理学教授の悟と高校生の娘が、

熱帯魚のベタを選ぶところから始まります。

 

ところが、娘の同級生で校内カーストの頂点のような咲に、

陰湿ないじめを受けるなかで、罰ゲームで、

学校のベランダに立てと言われ、転落して死亡します。

 

ここから父親の悟の真相を突き詰めていく戦いが始まるのですが、

この咲という女子高生が恐ろしいのです。

 

持ち前の美貌と頭の良さによって、

あらゆることをコントロールしていきます。

自分の立ち位置をよくわかっていて、"女優"になると決めているくらいです。

 

周りのあらゆることが、コントロール可能で、

つまらなく、つまらないもの故に傷つけてもかまわないと思っています。

 

警察であろうが、学校の先生であろうが、

友達であろうが、大人であろうが、

咲にとってはどうでもいい存在なのです。

 

そうやって"世界"を見下しているのに、

大手芸能事務所のマネージャーには、嘘がひとつもつけず、

ケチョンケチョンに言われてしまうシーンは印象的でした。

 

悟が咲という人間を調べていくと、

彼女が映画"女優"になるということを切望していることに気づき、

逆にそれが唯一、咲の大切な夢であり弱味だということを知るのでした。

私たちは、ほんとうに"大切"なことは、

有益だとか罰とか関係なく、ごまかすことができません。

 

例えば、親が気持ちを込めて握ったおにぎりを

土足で踏みつけられる人ってなかなかいないと思うのです。

食べ物の大切さや、親の愛情の大切さ

心のなかで認識しているから、自分を"戒める"ことができるのです。

 

不誠実であることは、いずれボロが出ます。

自分や、周りを大切にできている人は、

ごまかすことなく、誠実に生きられるのかもしれません虹



いつも有難うございます。

色々なことに向き合えない人はアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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