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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「大切」について。
皆さんは、どんなことを大切にしていますか?
かけがえが無いものって何ですか?
人間が社会で生きていくために、
様々なルールというものがあって、
規定されたルールを破った場合、罰則があったります。
例えば、校則や社内規定、
法律など、何かしらの罰則がありますね。
では、私たち人間は、
罰則やルールが無ければ自律できないのでしょうか?
そうではないですね。
私たち人間には、"戒め"という感情があります。
サイコパスでない限りは。
サイコパスな人間というのは、
息を吐くように、嘘をついたり、
人の良心を利用しても心を戒めることがありません。
普通の人は、
嘘をつけば、それに対して良心が痛みますし、
人の良心を利用するようなことは、心苦しくなります。
『罪の余白』という映画があります。
この映画は、心理学教授の悟と高校生の娘が、
熱帯魚のベタを選ぶところから始まります。
ところが、娘の同級生で校内カーストの頂点のような咲に、
陰湿ないじめを受けるなかで、罰ゲームで、
学校のベランダに立てと言われ、転落して死亡します。
ここから父親の悟の真相を突き詰めていく戦いが始まるのですが、
この咲という女子高生が恐ろしいのです。
持ち前の美貌と頭の良さによって、
あらゆることをコントロールしていきます。
自分の立ち位置をよくわかっていて、"女優"になると決めているくらいです。
周りのあらゆることが、コントロール可能で、
つまらなく、つまらないもの故に傷つけてもかまわないと思っています。
警察であろうが、学校の先生であろうが、
友達であろうが、大人であろうが、
咲にとってはどうでもいい存在なのです。
そうやって"世界"を見下しているのに、
大手芸能事務所のマネージャーには、嘘がひとつもつけず、
ケチョンケチョンに言われてしまうシーンは印象的でした。
悟が咲という人間を調べていくと、
彼女が映画"女優"になるということを切望していることに気づき、
逆にそれが唯一、咲の大切な夢であり弱味だということを知るのでした。
私たちは、ほんとうに"大切"なことは、
有益だとか罰とか関係なく、ごまかすことができません。
例えば、親が気持ちを込めて握ったおにぎりを
土足で踏みつけられる人ってなかなかいないと思うのです。
食べ物の大切さや、親の愛情の大切さを
心のなかで認識しているから、自分を"戒める"ことができるのです。
不誠実であることは、いずれボロが出ます。
自分や、周りを大切にできている人は、
ごまかすことなく、誠実に生きられるのかもしれません。
いつも有難うございます。
色々なことに向き合えない人はアンフィニへ!
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ご予約は052-253-5040まで!
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