インターネットで知り合った相手のことをどこまで信用できるか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「距離」について。

皆さんは、リアルな人間関係で、

「信用できる!」という人何人いますか?

 

現代ではSNSというものが当たり前に使われています。

 

以前、人間関係というものは、

"場"というものがあり、

"場"によって、関わる人間のフェーズが切り替わりました。

 

ところが、SNSというものは、

便利にどこに誰がいたとしても、インターネットを介して、

コミュニケーションの"距離"というものを一切無くすことができます。

 

リアルタイムに気づかなかったとしても、

スマホ画面の赤丸の数字を見れば、何か反応しなくてはと、

思ってしまうことでしょう。

 

知り合いとつながるだけではなく、

インターネットを介して、アプリケーションを介すれば、

会ったことが無い人でも、プロフィールによって"想像"します。

 

何十年も前なら、きっとあり得ないことでしょうね。

便利と言えば便利です。

 

しかし、インターネット上の情報というのは、

"簡単"で"便利"で"信用"できるのでしょうか?

先日、ある女性から男性への賠償請求の話が、

情報番組などで話題になっていました。

 

ある夫婦が第一子出産の際に、夫の難病の遺伝のリスクを知ります。

インターネットを介して知り合った男性に、

プロフィールを確認し、"条件"をクリアする人を探したのでした。

 

「学歴」、「既婚/未婚」、「国籍」。

もしかしたらもっとあったのかもしれません。

 

その女性は、条件をクリアした男性と、

精子提供を目的としたセックスを10回ほど繰り返して妊娠しました。

 

ところが全て彼の提示したプロフィールは嘘だったのです。

精神的苦痛を受けたとして、男性に約3億3,200万円の損害賠償を求めました。

出産した子供は母親が育てられる状態ではないと、施設に預けられました。

 

皆さんは、この事件を読んで何を感じますか?

 

「またこういうマスコミが好きそうな情報を~…。」

 

そう思うかもしれません。

ただ、私にはいくつかの"便利さによる危惧"というものが、

見え隠れしているようにも思います。

 

その夫婦の背景や、信条やこだわりや性癖、

なぜ信じてしまったのかはわかりません。

ただ、子供がかわいそうでなりません。

 

下記のような情報があったらクリックしますか?

ネット上の情報というのは、。

"簡単"で"便利"で"信用"できるわけではなく、

"簡単"で"便利"で"信用できる情報か選別する能力が必要"なのです。

 

"条件"で検索できることなど"条件"だけです。

人間というのは、そんな薄っぺらなものではありません。

 

皆さんの身近な人にもいませんか?

マッチングアプリで知り合った人に騙された!…なんて話を。

 

インターネットというので近くなるのは"距離"のみです。

"心の距離"はどうしても遠くなってしまっている前提で、

私たちは、この便利な仕組みを使っていく必要があるのではないでしょうか。虹




いつも有難うございます。

傷ついた人はアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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