「がんばれ!」って相手を追い込む言葉? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

青い柳の樹のように  - counselor's blog -

名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
【青い柳のココロカフェ/養成講座/お知らせ】


心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「言葉」について。

皆さんは、人とコミュニケーションをとるとき、

何が一番多いですか?

 

現代の私たちは、

色々なコミュニケーションツールをもっています。

 

最近では、チャットやメッセージなど、

「文字」によるメッセージがとても多くなってますし、

ご時世的に、リモートワークでも多用されるツールかと思います。

 

便利なんでしょうね。

会話のやり取りが、文字で残りますし、

じっくり自分のペースで言葉を選ぶことができます。

それが慣れ過ぎてしまって、

いつの間にか、普通の対面での会話かのように、

私たちは使ってしまっているところもあります。

 

先日、ある場での質問で、

「受験生に「がんばれ。」って言わないほうがいいでしょうか?」

という質問をいただきました。

 

皆さんは、どう思いますか?

 

「がんばれ」という言葉。

うつ病というものが世に知れるようになってから、

うつ病の人に「がんばれ」って言ってはいけないというのは認知されました。

 

そこからなのか、

「がんばれ」という言葉は、頑張っている人を追い込む。

そんな意味合いも広まったように感じます。

 

「がんばれ」は人を追い込むのでしょうか?

 

例えば、スポーツの試合や何かで、

声掛けが許されるスポーツであるならば、

応援する選手に対して、「がんばれー!」というでしょうね。

 

それは、気持ちがこもった言葉です。

 

もちろん最低限の相手への配慮というものは必要でしょうけど、

"言葉選び"というものに、過敏になり過ぎると、

せっかくの"気持ち"が大幅に減ってしまうのではないでしょうか?

 

それはもはや、相手に届ける言葉ではなく、

自分が嫌われないための言葉になってしまいかねません。

 

意図的に、

「素敵だね!」

と言われるより、心から、

「素敵だね!」

と、言われたほうが良いですよね。

そういうことです。

現代人は、言葉を選ぶコミュニケーションに慣れて、

心が見えにくいコミュニケーションに慣れてしまっています。

 

「悲しい」「楽しい」「嫌だ」「優しい」

同じ言葉を交わす人間だとしても、何となくは同じでも同じではありません。

 

会話は、言葉を介して、

心の行き違い、すれ違いの修正プロセスを行うものです。

せっかく"気持ち"がある言葉ならば、相手を見たうえで伝えることって大事だと思います。虹



いつも有難うございます。

じっくり対話したいときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

∞ ----------------------------------
#カウンセリング #名古屋 #中区
#心理学講座 #コミュニケーション
#カウンセリング口コミ #評判

#法人メンタルケア #社員教育 名古屋

#カウンセラー非常勤 #名古屋
∞ ----------------------------------