日本人感出しましたか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「ステレオタイプ」について。

皆さんは、自分らしさでいうと、

どんなことが思いつきますか?

 

「あー、それって〇〇っぽいよねー。」

 

自分や友達の行動や言動に対して、

こういった会話ってありますよね。

 

でも、ときどきありませんか?

「え?そうかな…?」

「え?そうなの!?」と。

 

最近、あるモデルで女優さんの発言から、

"日本人感"という言葉が、トレンドワードになっています。

まぁ…そのネット上の物議はともかく。

 

私たちは、理解したい対象に当てはめて考えるため、

文化や社会の傾向から典型的で固定化されたイメージを持っていて、

そのことを「ステレオタイプ」といいます。

 

例えば…

ドクター・ブラウンは大きな総合病院の外科医です。

冷静で、論理的でありながら大胆な決断力をもつ名医で、

地域の信頼の高い医師でした。

ある日、交通事故にあった重症患者の親子、父親と少年が運ばれてきて、

ドクターブラウンは少年の担当となりました。

ところが驚いたことに、少年はドクター・ブラウンの息子だったのです!!

 

ドクター・ブラウンと少年の関係性は?

 

一瞬「え?」ってなる問題ですが、

この問題には、ステレオタイプの性質が盛り込まれています。

気づきましたでしょうか?

ドクター・ブラウンは女性だからです。

すると「なんだ。そうか。」ってなりませんか?

運ばれてきた患者は、夫と息子だったのです。

 

有名なジョークで、国際色豊かな豪華客船で、

非常事態のとき、各国の人を海に飛び込むように誘導するには、

どのように声をかければいいのか?というものがあります。

「泳いでいる美女にモテますよ!」→イタリア人がドボーン

「こういうときにこそ紳士は飛び込むものです!」→イギリス人がドボーン

「飛び込むことがルールとなってます!」→ドイツ人がドボーン

「今飛び込めばヒーローになります!」→アメリカ人がドボーン

「もう皆さん飛び込んでますよ!」→日本人がドボーン

 

なんとなく、イメージが湧きますよね。

 

性別のステレオタイプ、県民性のステレオタイプ、

職業のステレオタイプ、人種や年齢によるステレオタイプ。

色々持っています。

 

しかし、よくないほうに傾くときもあります。

先入観、思い込み、固定観念、レッテル、偏見、

などにもなりやすい危険性があります。

それによって傷つくこともあるでしょうし、可能性を自ら捨ててしまったり、

期待を勝手にしたりされたりして、ガッカリなんてもこともあるでしょうね。

 

少なくとも、"理解しようとする対象"に持ってしまうのが、

ステレオタイプのイメージです。

折角、理解しようとするならば、イメージを持たずに理解したほうが楽しいですよね。虹



いつも有難うございます。

先入観に傷ついたときはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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