実際に行われた、人間に愛が必要かどうかの残酷な実験 | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

青い柳の樹のように  - counselor's blog -

名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】 
【青い柳のココロカフェ/養成講座/お知らせ】


心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「ネグレクト」について。

皆さんは、ひとりで平気だと思いますか?

他者が必要だと感じますか?


【ネグレクト】…無視すること。放置すること。

児童虐待のひとつとして問題視されることのひとつです。

肉体に対してダメージを与えることだけが虐待ではなく、

s無視や放置することも虐待です。

 

ネグレクトに関して、

実際に、人間で実験を行った人物がいます。

 

12世紀、神聖ローマの皇帝フリードリヒ2世です。

学問と芸術を好み、時代に先駆けた近代的君主としての振る舞いから、

「王座上の最初の近代人」と評された人物です。

"教育されない人間は、何語を話すのか?"という疑問から、

国のあちこちから孤児の赤子が集められました。

現代では考えられないことです。

 

その際、赤子を育てる世話をする乳母たちには、

以下の2点をルールとして徹底させました。

 

①語りかけない、反応しない

②無表情で接する

これは乳母たちにも、かなり残酷な実験だったことでしょう。

栄養面や衛生面などの、環境はしっかりと施されました。

そして、結果どうなったかというと…。

 

赤子は全員死んでしまったのです。

 

なんという残酷な心理実験でしょう…。

 

それほど、人間という生き物にとって、

語りかけられたり、反応されたり、

微笑みかけられるということが重要だということです。

 

ネグレクトを受けた子供は、

身体や脳の発達に支障を及ぼすことも近年わかってきています。

 

 

これは親が子にする行為に限らず、

「セルフネグレクト」というものもあります。

自分の環境を改善しようという気力を失い、周囲に助けを求めない状態をいいます。

 

人間は一人では生きていけません

今、自分が生きているとしたら、感じていようがいまいが、

それは必ず、誰かしらの恩恵は受けているのです。虹



いつも有難うございます。

本音で話せていないときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

∞ -----------------------------------
#名古屋のカウンセリングルームアンフィニ
 

#心理学講座・青い柳のココロカフェ
 

#カウンセリング評判・口コミ

 

#企業のメンタルヘルスケア・教育

 

#カウンセラー・セラピスト非常勤
∞ -----------------------------------