憎しみに変わる前に、タイタンズを忘れない | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「歴史」について。

皆さんは、歴史の勉強は好きでしたか?

どんなところが好きで、嫌いでしたか?

 

私は、社会科全般、日本史も世界史も大嫌いでした。

昨今どうかはわかりませんが、

"暗記科目"という印象で、何も面白くなかったのです。

 

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【問】イギリスから独立したアメリカで自由貿易や奴隷制度をめぐり、

   1861年起きた内戦を何というか?

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…例えばアメリカの南北戦争もこんな感じで習うイメージです。

 

大人になってみると、思うのですが、

学校の勉強というのは、それを学ぶ"意味"って、

とても大切なんだなと感じます。

 

意味というのは、

「進学するため。」「受験に必要だから。」とかいうものではない、

本質的な意味です。

以前、"差別について考えたいとき"の映画で紹介できなかった、

2000年の「タイタンズを忘れない」という映画があります。

人種差別が渦巻く、1971年アメリカの実話を基にしたものです。

 

 

当時まだ人種差別による暴動などが起き、緊張感が高まるさなか、

ヴァージニア州のウィリアムズ高校で、黒人と白人の混成フットボールチームが設立されます。

 

そこにヘッドコーチとして赴任してきたのが、黒人のハーマン・ブーン。

元々、ウィリアムズ高校のヘッドコーチは、とても名高い白人のビル・ヨーストでした。

最初は、生徒もコーチもバチバチな雰囲気です。

 

互いに歩み寄るところを知らぬまま、ゲティスバーグの強化合宿に入ります。

合宿でもケンカばかりで、それぞれグループで集まってばかり。

ブーンは、白人黒人お互いに全員と話をすることを強制させます。

 

そしてある朝、軍隊の如く早朝からランニングへ。

到着地点は、南北戦争決戦地でだったのです。

かつて"憎しみ"という感情で5万人が命を落とし、多くの血で染まった場所。

 

「死者から学べ。…この地でひとつになれなければ我々も終わりだ。」

「互いが好きか嫌いかは問題じゃない。だが互いを尊重し合うんだ。」

「…そうすれば…いつか…人と人として向き合える。」

 

こう説くのでした。

 

 

2020年の今まだ、アメリカでは"人種差別"によって暴動が起きています。

突き動かすのは互いへの"憎しみ"という感情。

しかし、これは"人種差別"だけの問題でもありません。

 

最初に述べた通り、

人間が同じ過ちを繰り返さないためということが、

歴史を学ぶひとつの意味だと思います。

 

人間の人生らしい人生は短く、同じ過ちを次の世代も繰り返しがちです。

互いを個人的な感情から"憎しみ"の目を通して見るとき、

まさに「タイタンズを忘れない」なのではないでしょうか。

 

この映画でも、主人公ブーンも含めて完璧じゃないんです。

だけど、互いを尊重し合えたとき、

互いの影響によってチームは"完璧"へと向かうことができるのです虹



いつも有難うございます。

憎しみに溢れる人はアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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