今よくないことと、よくなっていっているということの違い

さて、今回は「変化」について。

皆さんは、日本人はマナーがいいと思いますか？

世界でもいいとされているかもしれません。

実際、それは、

"日本人"だから、元々いいのでしょうか？

昔の日本の映画を見ると、

平気で路上喫煙なんて当たり前ですし、

タバコのポイ捨てなんかも普通にあります。

私が子供の頃は、野良猫や野良犬は結構いましたし、

子犬や子猫が捨てられていることもしばしばでした。

それが"普通"だったのです。

しかし、現代では殆どありませんよね。

それは元々ではなく、段々よくなっていると言えるのではないでしょうか。

私たちは、他の国を見たとき、

"今"を見ていますが、そこが"変化"していっているのかというとこまでは、

きっと見えないでしょうね。

それは人間に対しても言えることです。

"今"を見て、この人はこういう人だ！…とすることは、

とても多いと思います。

"今"しか付き合わない人間関係ならば、それもアリでしょう。

しかし、自分自身を見てどうですか？

子供の頃の自分と比べてどうですか？

青年期の自分と比べてどうですか？

10年前、5年前の自分と比べてどうですか？

殆どの人は、少なからず"変化"しているのではないでしょうか？

「諸行無常」の真理です。

同じでいるには、同じでいるためのエネルギーを使うしかありません。

私たちは、このように"点"で見てしまうことで、

「あぁ、これってこういうことなんだ。」と、

簡単に決めてしまう傾向にあると思いますが、そうでもないということです。

私たちが子供の頃、惑星だった冥王星が惑星じゃなくなったように、

世の中も、人も、"変化"を続けているのです。

分かった気にならずに、"変化"を見逃さない人間でありたいですね。

いつも有難うございます。

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