優しさに気づくのもまた優しさ

さて、今回は「優しさ」について。

皆さんは、どんな人が優しいと感じますか？

身近にどんな優しい方がいますか？

「優しい」とか「厳しい」とか、

そういった"概念"というのは、とても一般的に使われる割には、

とても曖昧で、主観的ですよね。

一概に優しいということについても、

人によって感じ方はまちまちです。

・いつも怒らない

・どんなときもいいよって言ってくれる

・何でも買ってくれる

・ちゃんと叱ってくれる

・頼みごとを聞いてくれる

・嫌いな人がいない

人によっては「そうそう。」と頷く項目数は違うでしょう。

皆さんはどの項目が「優しい人」に該当しますか？

何故人によって違うのか？

それは人間は、自分の中にあるものしか、

感じることができないからです。

例えば、花は綺麗だとか美しいと感じることができなければ、

もし花をプレゼントされても、"嬉しい"と感じることはできないでしょうね。

『宇宙兄弟』で、こんな言葉がありました。

「"優しさ"に気づくのも、また"優しさ"。」

全くその通りですね。

優しさに気づくことができない人は、

優しさを"利得"であるとか"快"としてしか感じることはできません。

概念であるがゆえに曖昧ですが、

曖昧だからこそ、ちゃんとしたアンテナをもった人間でいたいですね。

自分のなかの"優しさ"を育てることができたなら、

"優しさ"の温かさを感じ、循環が生まれます。

それがよりよい社会へとつながっていくのでしょう。

いつも有難うございます。

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