【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「文句」について。
皆さんは、今何か不満がありますか?
何かに文句を言いたいですか?
【文句】…言い分。苦情。
今の世の中、どこか簡単に"文句"が言える風潮にあると思いませんか?
日常の情報番組でもそういったことが取り沙汰されていますね。
そうだなと思うものもあれば、そんなことまでということもあります。
・児童相談所の建設に、「地域のイメージダウンにつながる!」という文句。
・保育園の建設に、「子供の声がうるさいから反対だ!」という文句。
・公園で子供がボール遊びをするとうるさいという文句。
・大みそかの除夜の鐘がうるさいという文句。
・トイレットペーパーとマスクの在庫がないことへの文句。
こういった公共のこともあれば、
学校と保護者、お店とお客、住民同士の問題もあります。
建設的な意見はあっていいと思われますが、意見と文句って何が違うのでしょうね。
【意見】…ある問題についての考え。
…そんなに変わらないような気もしますが、
個人的には"被害者"的な感情が、"文句"にはあるのではないでしょうか。
人間の社会というのは、
"集団"という単位になります。
"集団"がうまくいかなくなることの要因のひとつが、
目的を共有していないときです。
例えば会社についても、経理は経理の都合があり、
営業には営業の、人事には人事の都合がありながら、
会社の運営をしています。
家族でいえば、父親には父親の都合があり、
母親には母親の、子供には子供の都合がありながら、
家族での時間を過ごします。
それぞれが「現場」なんです。
「現場」は「現場」なりの、"目的"に沿ったことをするだけ。
"文句"ばかり吐露していては、気持ちが疲れてしまいますね。
現在、流行っている時事ネタについても同じこと。
それぞれの、都合や背負っていることを理解しでいるのか?
自分は本当に被害者なのか?それを踏まえなければ、
文句を言い続けることは、心の疲弊の連鎖にしかならないのです。![]()
いつも有難うございます。

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