ラップバトルの罰ゲームの結果

さて、今回は「ノリ」について。

皆さんは、"ノリ"って大事にしますか？

ついついってことありますか？

【乗り（ノリ）】…その場の雰囲気に合わせて調子づくこと。場の空気に乗る形で物事を行うこと。

まともに考えたら、やらないようなことも、

ノリでやってしまって大事になることってありますよね。

川崎市で高校１年生から「友達が川に飛び込み、沈んでしまった！」と１１９番があり、

約１時間半後に見つかりましたが、死亡しました。

「ラップバトル」と呼ばれる遊びをしていて、罰ゲームで川に飛び込んだとのことです。

罰ゲームで"死亡"というのは…。

遺された家族や、その場にいた人間を含めて悲惨な事件です。

しかし、そこには"稚拙"さを感じざるを得ません。

バラエティー番組が「悪」ではありませんが、

そういったものも似たようなシチュエーションがありますが、

現実で、ノリでやってしまうと取り返しがつきません。

ある意味、誰もが世界の不特定多数に向けて、

動画やら写真を公開できる世の中が、

おかしな"承認欲求"を生み出しているような気もします。

ときどき世間を騒がせる"バカッター"なるものも、

同様のことがいえます。

寿司屋店員が魚をゴミ箱に入れ、またまな板に戻す。

店員が唐揚げを床にこすりつけて揚げる。

レジで客が買った商品を舐めながら袋に入れる。

厨房で調理をしながらドヤ顔でタバコを吸う。

おそらくこういったものも、

誰かが動画を撮らなければ、わざわざやってないかもしれません。

教育に対して、政治家がアレヤコレヤやってますが、

「どういう"人間"を育てたいのか？」

というところがハズれているというか、考えられていない気がします。

子供だけじゃありません。

大人もカメラで撮られることで、バカな行動を簡単にできてしまいます。

人間どこまで「スマホ」のテクノロジーに踊らされてしまうのでしょう。

"ノリ"というのは大切な場面や、敢えてすることもあるでしょうけど、

本当にやっていいことなのか、ダメなことなのかは、

判断を意識することが大切な世の中なのではないでしょうか。

いつも有難うございます。

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