【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】
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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^
さて、今回は「フィクション」について。
皆さんは、映画や小説は好きですか?
私は映画大好きです。
映画をあまり見ない人から、
「どうせ作り話って思うと入り込めないんです。」
という言葉を聞くことがあります。
作り話といえばそうかもしれません。
しかし、私たちの周りに溢れる情報は、
近年、より"真実"であるかどうかを見極めることが、
とても難しくなってきていますね。
情報の操作というのは、
もちろん昔からあり、侍の時代から合戦にも使われています。
最近では編集やらCGやら、なんでもござれな世界ですから、
何が本当で、偽物なのかということの見極めが難しいとなると、
ある意味、自分の軸が大切になってくるのではないでしょうか。
何を大切にするのか?
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏が、
なぜ現代に文学が必要ですかという問いに、
こう答えていました。
「文学は、基準や真実の維持に必要です。」
確かに、与謝野晶子も、
戦時中に戦争の悲惨さを文学にしたりしていました。
時代の流れや、文化、
そして情報のコントロールの中で生きるには、
自分の"軸"となる、基準や真実が必要です。
人間に大切なこと"真・善・美"。
真実を養うための、フィクション(作り話)というパラドックスに見えますが、
大衆に向けたものは、大切な軸を養うことに最適なのかもしれませんね。![]()
いつも有難うございます。

軸を見失った人はアンフィニへ!
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