車と自分の境目さえもわからない

さて、今回は「パーソナリティー障害」について。

皆さんは、どんな「自分」ですか？

周りの人は、どんな存在ですか？

自分と他人というのは、別の存在です。

思い通りになるわけではないですね。

"当然"の如く感じます。

しかし、私たちは、

意外にも少なからず、自分と他者は別の存在と知りつつも、

「どうして？」「なんで？」と感じたりもします。

それが行き過ぎて、

自分と他者の境目がハッキリせず。

自分自身のように相手までもコントロールしたいと思う障害があります。

外食で、頼んだものと違うものが出てきただけで激昂する。

メールの返信が遅いだけで激昂する。

自分が聞きに行くより先に、相手が気を配らないと激昂する。

ここまでくると人格障害かもしれません。

宗教哲学的な視点からすると、

どこからが自分で、どこからが相手だなんて問答もありますが、

そういう問題ではありません。

自分は何者なのか？

主観的にも客観的にも受け入れ、理解することが大切です。

茨城県守谷市大柏の常磐自動車道で起きた、

煽り運転の捕状が出ていた宮崎文夫容疑者は、

自分が運転する高級車を追い抜かれると、激昂していたようです。

自分と他者は別のものですし、

自分と車もまた、別のものです。

どれだけ高級車に乗っていようと、車は自分とは別の存在ですよね。

暴力。

ストーカー。

自己破壊的な行為。

こういったことを繰り返している人や、

その周囲の人は、一度パーソナリティ障害を調べてみるのもひとつです。

そして、"うまくいっていないこと"に向き合うことが自分への生きやすさにつながります。

いつも有難うございます。

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