そっちだってあっちだって | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「水掛け論」について。

皆さんは、何か問題が起きたとき、

自分に水がかかったら、どう反応しますか?

 

「そうですよね。気を付けます!」

「はぁ…、そうなんですねー。」

「これって、しょうがなくないですか!?」

「これは…あの人のせいです!!」

「そっちだって、〇〇じゃないですか!?」

 

会社などのなかでも、多種多様な反応があると思います。

一番最後のは、"水掛け論"というやつです。

 

水掛け論…両方が互いに理屈を言いあって解決しない議論。

特別、自分に指摘がないものでも、

共通ラベルがあると、自分のことじゃないのに、

なぜか自分のこととして、とらえてしまう場合もありますよね。

 

【女性】というラベル。

【若者】というラベル。

【新人】というラベル。

【不登校】というラベル。

【老人】というラベル。

 

世間的な一般論なのに、

まるで自分のことを指摘されていると感じてしまって、

世の中の問題が、水掛け論になってしまうのは悲しい光景です。

先日、SNS上にこんなやりとりを見かけました。

 

老人の運転する車が暴走した痛ましい事故。

それに犠牲になった子供。

そういったことがまた起きて悲しいという投稿でした。

 

それに対して、年配の方が書き込んでいました。

「件数的には、若者の事故のほうが多いんだよ!」

 

…。

それはそうだとしても、

問題は別のところにあるのです。

 

この件でいえば、幼い子が重症を負ったり死亡することは悲しいですし、

少子高齢化する社会で、対策が必要なことです。

なにも【老人】というラベルの人を非難しているわけではありません。

 

社会でも、家庭でも、学校でも、世の中のことでも、

何かのラベルに過剰反応してしまうと、客観性を失って問題は"水掛け論"になり、

問題の本質は、正しく見えなくなってしまうのです。虹



いつも有難うございます。

水掛け論にうんざりしている人はアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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