安易な慰めや励ましが、相手をより不幸を強化することも… | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「慰めや励まし」について。

皆さんは、慰めや励ましによって、

前に進めた経験がありますか?

 

表題を見て、

「え!?そんなわけないでしょ!?」

と、思う方もいることでしょう。

 

【慰め】…何かをして、一時の悲しみや苦しみをまぎらせる。

 

慰めるということは、一時的な"痛み止め"になってしまうことがあります。

人に"痛み"は必要無いか?

必要なとき、必要な痛みがあるのです。

 

折角痛みを感じられているのに、

それを無下に扱ってしまったら?

 

【励ます】…元気や勇気を出すように力づける。

 

励まされることで、元気が出ることもありますが、

それは"共感"というフェーズがあってこそ。

"共感"と"同調"の違いもわかる必要があります。

 

同調して、わかったつもりで"励ます"行為をしたならば…?

元気の押し売りになってしまったり、

本人の認識とはズレた、"不幸扱い"になってしまうこともあります。

「大丈夫だってー!」

「仲間だよ!」

「私も〇〇さんみたいに…。」

「こういうのやってみると…。」

「ひどいよねー!」

「わかるよ!わかる!」

 

一見、善人の顔をしたその言葉が、

魔薬の如く、相手を貶めることがあるのです。

もちろん、

「慰める」ことや「励ます」ことは悪ではありませんし、

「慰める」行為や「励ます」行為に救われた人もいるでしょう。

 

しかし、世界の共有をちゃんとして、

ちょっと物事を俯瞰してみてこそ、ほんとうに意味のある、

相手の成長につながる「慰め」や「励まし」になるのです。

 

SNSで、パッとぶちまけたネガティブな投稿に、

我先に我先にと「慰め」や「励まし」を投稿している姿に、

どうしても違和感を感じざるを得ません。

 

「慰める」ことや「励ます」ことには責任が生じます。

我愛(メサイヤコンプレックス)で、目を背けさせ、溺れさせることもできますし、

愛で、立ち上がる活力になることもあるのです。虹



いつも有難うございます。

ほんとうの共感が必要なときはアンフィニへ!

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ご予約は052-253-5040まで!

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