やっぱり冬は鍋の季節ですね~。
ヘルシーですし、簡単でいいですよね。
さて、今回はフロイトの「心の構造論」についてです。
ジークムント・フロイトはオーストリアの精神分析学者です。
人間の心を「意識」「前意識」「無意識」の構造によるものと考えました。
■意識(超自我)…良心、道徳心、恥意識
■前意識(自我)…注意や意志によって意識・無意識のバランスをとる
■無意識(エス)…本能的、衝動的欲求
自我は現実社会に接することで形成されていきます。
超自我は両親の躾や社会的価値観を取り入れて形成されていきます。
フロイトは心の重心はむしろ無意識の中にあると考えました。
無意識は精神疾患や夢、更には日常生活の「間違い」「失敗」にも表れるといいます。
例えば、考えの中に「したくない」気持ちがあると忘れてしまったり、
「会いたくない」気持ちがあると、名前をなかなか思い出せなかったり、
夫婦間で「不和がある」と、贈り物を紛失してしまったりという事があります。
フロイトは、許せない感情や欲求などを「抑圧」して無意識の部分に押し込めたとしても、
抑圧したものは意識に戻ろうとして身体的症状や夢 に転換されると考えました。
自分の意識の部分って氷山の一角と言われています。
そう考えると、意識していない自分って興味深いですね。
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