まとまりのないブログ -23ページ目

ご報告:今月31日をもって佃煮邦彦を長期休業とさせていただきます。

東日本大震災のあった2011年が終わり、新しい年を迎えた。

実は、元旦からいきなり残念な報告になってしまうのだが、今月をもって佃煮邦彦を長期休業とさせていただくことにした。今の店舗も引き払い、無期限の休業である。震災以降、福島第一原発の事故の影響から、我々の提供する佃煮の原料に自信が持てなくなってしまった。

いつもご贔屓にしていただいているお客様や取引先様、一人ひとりのお顔を思い出すと、開店時から本当に沢山の方々に支えられて続けてこられたことを実感し、感謝の気持ちで一杯になる。

そして、原料の調達先を変えたり、放射能汚染の検査をするなど、出来る努力を惜しまず営業を続けて行く覚悟のなさを恥じ入るばかりである。

いつかまた機会があれば佃煮邦彦の復活を果たせたらなと願っているが、まずは今月一杯、お世話になった方々への精一杯の恩返しのつもりで一生懸命、佃煮屋として最後の勤めを果たしたいと思う。







30歳過ぎてからの歯列矯正。

33歳にして始めた歯列矯正。

特にひどい歯並びという訳ではないのに、30過ぎたおっさんが矯正なんて聞いたことない!のは私も同じ。では何故、今さら歯列矯正なのか。



前にも書いたけれども、いわゆる平均寿命というのはその年に死んだ人の年齢を積み上げて、それを死んだ人の人数で割る。つまり、今年なり去年なりの死んだ人の平均年齢ということだ(多分)。

今、生きている我々が天寿を全うする頃を、今の平均年齢を参考に考えれば、あと少なくとも50年近い未来ということだ。50年後ってことは、この倍々ゲームのように科学が発展している世界で再生医療など含めほぼ間違いなく平均寿命は延びて、90か、もしくは100歳オーバー当たり前の時代になっているかも知れない。

話は変わって、世の中には若干の例外はあるかも知れないけれども

「歯並びの悪い老人はいない」

という法則がある。あまり知られてはいないけれども、多分、これは真理だと私は信じている。何故なら、歯並びが悪いと歯石が溜まりやすく虫歯や、場合によっては歯槽膿漏などで抜け落ちるリスクが高まるから。

ホリエモンは、歯ブラシを根性論だと言い表していて、歯ブラシだけでなく定期的な歯石取りをしていかないと歯を長持ち出来ないと言っている。

全く同意だ。つまり、見てくれの良さのための歯列矯正ではなく、歯石が溜まりにくい歯並びを作るのが最大の目的ということ。それにより、歯ブラシの効率を上げ、さらに定期的な歯石取りをすることで歯を失うリスクを高めようと考えているのだ。


私は、途中で心臓が止まったり、脳の血管が詰まったり、余程の大病をしない限り100歳過ぎまで娘たちにウザがられながらも長生きするつもりでいる。

その時まであと70年もある。今、下の前歯の若干重なっている部分などは、このままいけばおそらく75歳くらいで抜ける気がする。それが矯正をすることで、さらに10年、いや、20年長持ちするかもしれない。


そう考えると33歳の歯列矯正は、全く遅いとも思わないし、むしろ皆の歯が抜ける頃になれば、

「お前は、早いうちに手を打ってて凄いな」

って言われるんじゃないかと密かに思っているほどだ。


それと付け加えるなら、大人になってから矯正するほうがこのウザい装置の意味を自分で消化して理解することで、ジワジワ加わる違和感や場合によっては痛みにも耐えられる気がする。歯型などを見ながら、この部分をこう動かして、こういう歯並びにするよう、この装置を付けます。この装置の仕組みというのは・・・と、頭で理解できるのは子供が「やらされる」のと大きく違う。


なんて書いてきたけれども、

「50年後、60年後なら、歯の再生とかも出来るようになってんじゃね?」

と気づいたあなたは鋭い!


ま、それに賭けてみるもよしだ。50年後、歯医者に通えば失った歯がニョキニョキ生えてくる時代だったら、私が敗者ということか。



無料Wi-Fiの有難味をiPhoneを持つようになって以来、余計に感じる。

米国で、何年も前からスタバで無料Wi-Fiってサービスあったと思うのだけど、以前に増していわゆる無線LANのサービスを有難く感じるようになった。

何故かと言えば、それはスマホ(私の場合はiPhone)を持ち歩くようになったからだろう。

iPhoneやiPadの出現前は、ノートPCを使う必要があったので、無線だろうが有線だろうがあまり関係がなかったのだけど、今や無線LANはインターネット接続の大事なチャネルになっている。

ソフトバンクは、海外パケ放題を用意しており、米国だったらAT&Tの回線を使うよう指定しておけば3Gにつなげても無茶苦茶使わないかぎり一日1980円を上限にデータ通信ができる。

ただ、まあ、ワイキキあたりに旅行する分には、レンタカーを借りて遠出でもしてグーグルマップとか使わない限り(というか、この程度なら紙の地図でも十分代用できそう)、あんまり3G回線のお世話になることはない。って気もする。

ツイッターとか、写真アップしたりして楽しむのも、メールをチェックするのも、お店の予約するのに電話番号を調べるのも、結局はホテルの部屋など無線LAN環境のある場所でネット接続していれば事足りる。


とはいえやっぱり、3Gの接続料を気にしなければならない環境は若干のストレスではある。いつでもどこでもポケットにインターネットへの窓口があるのが当たり前になってしまっているから、外出先でインターネット接続し放題、しかも高速。という無料Wi-Fiのようなサービスがあるのは助かる。

それにしても、サラッと当たり前のようにホテルの部屋の無線LANについて書いたけれど、実はこれも結構最近整ってきた話で、本当に有難い。特に旅行にiPadを持っていけるのも、そういった環境が整ってきたお陰だ。


巷間いわれているほど、ワイキキのビーチやプールサイドで電子書籍端末を持った米国人は少ないと感じた。半々、もしくは、むしろペーパーバックのほうが若干多いのでは?という感じではあった。けれども、旅先に電子書籍端末というのは、今後のスタンダードになるのは間違いないだろう。それもこれも、無線LANだのなんだのの環境整備の上に成立する話ではある。