「あ~、緊張したっ!」
暗転したステージの照明がつくと、虹色に輝く衣裳をまとったキイナはそうひとことおっしゃると、その場にすわりこまれ、またも、

「緊張したああああ~」

と。

『アルバム「KIINA.」発売記念 ライブ』昼の部でのこと。

「魔法にかけられた少女」からスタートし、二度の衣裳替えをして「This is love」までを歌いあげ、皆を夢の世界へいざなってくださったキイナでしたが、そんなにまで緊張されていたのだなあと、胸がきゅ~ん。

キイナは、しばしその状態で客席を見回されると、

「えへへ、もう終わりみたい(笑)。

まだまだつづきますよ~。でも、ほんと、緊張した~」

そうおっしゃったところでたちあがられたでしょうか?

 

「もうすぐ49歳になるので、これまで生きてきたなかでのことを書きのこしたいと思って、自分で詩も書くようになりました。

昨日は久しぶりに興奮してハナイキ荒くなって(笑)、寝られなくて...。

1時に寝て、今日は6時に起きました。

生と死。

生まれたら、死は必ずくる。

だから1日1日を大事に生きたいです」

 

ここで、「白睡蓮」をアコースティックバージョンで歌われました。

包容力あふれる低音が心の奥底に響いて優しくささやくような歌ってくださった「This is love」に爆泣きしたばかりのわたしでしたが、「白睡蓮」にこめられたキイナの祈りのような思いに共鳴して、とめどなく涙がこぼれたのです。

キイナのまとうオーラが虹色の衣裳が放つ美しい輝きと一体となって、眩しく幸せな光に包まれていました。

なんて幸せなのでしょう!

 


2部の前に並んでゲット!

ファンミでキイナに褒められたスカーフ


 

出会って以来、さまざままキイナをみて、その歌声を聴いてきましたが、いつも命懸けで、掛け値なしのキイナに魅せられつづけてきたけれど、再会後、聴くほどに、みるほどに、秘められた不可侵で揺るぐことのない魂の輝きを感じるようになりました。

前日開催されたファンミーティングでいただいたお箸に添えられたメッセージカードに記された”縁から絆へ…”というキイナの言葉は、わたしのそんな境地に通じるように思えたのです。

 

さて、以下は6月19日に EX THEATER ROPPONGIで開催された『アルバム「KIINA.」発売記念 ライブ』に昼夜、参加させていただきました。

冒頭に、個人的にとても感動した1部でのことを書きました。

 

以下は、ながれに沿って書いてみますので、6月24日になんばハッチで2公演開催されるライブに参加される皆さまは、内容にふれることご了解ください。

キイナもオープニングの衣裳のみインスタに投稿されているので、なんばハッチでのライブに参加される皆さまのサプライズを大切にされているのではないかなと思います。

 

 

先にセットリストです。

「魔法にかけられた少女」
「薔薇 VOLCANO」

「デキヤシナイ」 

「Jeanne d'Arc〜聖女の微笑み〜」

 

※「かなしみのマーメイド」(インストロメンタル演奏&キイナの歌唱音源)

「確信」

「小夜月」

「雷鳴」

 

※「Father」(インストロメンタル演奏&キイナの映像と歌唱音源)

「はじまり」

「This is love」

 

【MC】

 

「白睡蓮」(アコースティックバージョン)

「暴れ海峡」

「BE THE LIGHT」

「自鳴琴」

 

※「Party of Monsters –PANDORA remix–」(インストロメンタル演奏&キイナの映像と歌唱音源)

「Party of Monsters」
「.限界突破×サバイバー」

 

【アンコール】

「ハニカムシステム」 

「Happy!」

「キニシナイ」

 

【ダブルアンコール】

「命の約束」(「16436日」からタイトル改め)
 

アルバム「KIINA.」のジャケットの後ろ向きの女性が振り返と、それもまたキイナ。

その瞳がクローズアップされわたしたちは無窮の宇宙空間に吸い込まれていきました。

宇宙、胎児、地球...。

生きとし生けるもの、生命、そして不滅の魂を体感するような気持ちになったところで、ふたたび瞳の外へ。

そして、「魔法にかけられた少女」のPVが映し出され、一瞬、真っ白になるとそこに墨を流したような映像が...。

映像が途絶えると、スクリーン(紗幕)の向こうにキイナの美しいシルエットがうかびあがりました。

 

大きなどよめきとはちきれそうな歓声が広がって...。

キイナは「魔法にかけられた少女」を歌いだしたのです。再構成(コラージュ)されてたMVがキイナの背後に展開しますが、部分
クローズアップされ、歌の世界観がより強くつたわり、その歌唱とあいまって、魂の痛みを感じたのです。

わたしたちとキイナを隔てていた紗幕が、とり払われようにおりると、歓声と拍手がこだまして...。




赤と黒のツートンカラーのエレガントなドレスは、陰と陽、光と影をあらわにし、性を超越するその歌声とふるまいに、わたしはアンドロギュヌスという言葉や「マジンガーZ」のあしゅら男爵のイメージまでもうかんできたのです。

そして、いきついたのは”天使”! そう、”天使”には性別がありません。

泥のなかにあっても、清濁併せ呑みながらも、輝きを失うことのないキイナ。

わたしはオープニングでその魂をぎゅっと抱きしめさせていただきました。

 

「薔薇 VOLCANO」

「デキヤシナイ」 

とアルバム「KIINA.」からの曲がつづいて、メチャいい感じ!

さあこのながれで次の曲は? とドキドキしていたら、あの大好きなイントロがながれてきました。

そう、「Jeanne d'Arc〜聖女の微笑み〜」です。

ダンサーさんが赤い布を焔のようにはためかせてもりあがてくださり、熱く激しい歌唱にノックアウト!

”KIINA.”誕生のヒストリーにも思えてフルフルと感動がこみあげてきたのです。

 

 

ここでステージは暗転。

「かなしみのマーメイド」のメロディが演奏され、コーラスのshinさんが”吐息”を。

2コーラスめ(からだったでしょうか)からキイナの歌唱音源が加わり、キイナがその場で歌っているような感触で最高!

 

つぎに耳なじみのあるイントロ!

待ってましたの、「確信」でした。

鉄格子を思わせるスクリーンの前に椅子にすわったキイナ! 真っ白な衣装で、パンツは白のファーです。

鎖につながれているかのように、チェーンをあしらっていたかと思うのですが、思えば、両足をぴったりとそろえてすわっておられたのです。

2コーラス目(だったでしょうか)立ちあがると、スクリーンは広がり、色を鮮やかに変え、そして、キイナはといえば、白の超ハイレグ!

”きゃあ”と通り越して、”ギャーッ!!!”という大歓声(笑)。

白いファーはガーターストッキングをアレンジしたような仕様で、ロングのファーのレッグウォーマーをガーターベルトでとめているようなイメージ!なので、白のハイレグで、太ももの一部はむきだし(といってもスキンスーツをつけているのだと思いますが)で、わざと横をみいてみせたり、キュートなお尻を客席にむけたり(汗)。

左足を正面に向かってキック!

そんなふうに思いのままに動いて歌われたので、”目のやり場に困る”状態になりつつ、次第にガン見(笑)。

”やるなあ、キイナ様!”と、だんだんその美しさとお茶目さが愛しく思えたのです。

ここで久々に「小夜月」を聴かせていただきましたが、白いファーの扇を使ったふるまいが幻想的でうっとり。

そして「雷鳴」へと。キイナは「雷鳴」が大好きなのだなあと、その歌声に聴き惚れていました。

歌ったいて、スーツの大きな襟を右にひきあげる仕草を。

いやん、胸ガバを思い出してドキッ!

狙ってる?

もう、やられっぱなしのわたしでした。



ステージが暗転すると、「Father」のMVがながれて、インストロメンタル演奏&キイナの歌唱音源となりました。

演奏のみ聴くのも好きですが、ここまで徹底した、”KIINA.尽くし”には大満足でした。

 

虹色に輝く三つ揃いのスーツをまとったキイナが登場。白のシャツに、スーツととも布の大きなリボンタイ。キイナらしい優しいきらめきにをまとい、歌ったのは

「はじまり」。

そして、なんとなんとなんと! わたしが超絶好きなあの曲を!

そう、「This is love」でした。包容力あふれる低音にささやくような優しく甘い歌声にに身も心もとろけて、心の鎧もすべてなくなったのです。

なんて甘いの!

あたたかくて、安心で、嬉しくて、幸せで、ただただ号泣。

それなりにがんばって生きてきた自分へのご褒美をいただいような思いにさせていただきました。



 

ここで、MCコーナーとなったのですが、冒頭に書いたように、その場にヘナヘナと(笑)。
「ああ~、緊張した~!!!」

と、すわりこんだままおっしゃったキイナ!

人間キイナを感じた瞬間でした。わたし、生涯あのときのあなたを忘れません。

 

つづいて「白睡蓮」をアコースティックバージョンで歌ってくださいましたが、このときの歌唱もしみてしみて...。

昨年の夏の日、母の死期が近づいていることを思って、病院の車寄せで車を待っているときの光景が脳裏によみがえってきました。そう、あのときは、まだ母はこの世にいたんだなあと。

病室にもどれば母はそこにいてくれたのだと。

それらを一瞬にして鮮やかに思いおこさせるキイナの歌の力の凄さに圧倒され、そして涙がまたもとめどなく...。

「暴れ海峡」、「BE THE LIGHT」とめくるめく歌唱は宝物のよう。

そして、「自鳴琴」でした。

主人公の人生が鮮やかにたちのぼり、惹きこまれていったのです。

歌でこれほどまでの表現ができるなんて!

芸能の神髄を目の当たりにして、総毛だっていました。

 

泣いたり、笑ったり、トリハダたったり、感情が目まぐるしく変化するこの超絶体験は麻薬のよう。

”キイナ、病みつきになっちゃう、責任とってよね”

と、心が解き放たれたのか、思いっきりふてぶてしくキイナに対して上から目線のわたしになってしまったのです(笑)。


 

「Party of Monsters –PANDORA remix–」のMVがながれ、インストロメンタル演奏となりました。キイナの映像と歌唱音源もながれています。

なので、今日は、もしかして歌わないの? といらぬ心配をしたわたしでしたが、こちらは、″PANDORA remix–″ということで、今度はオリジナル!

 ふたたび「Party of Monsters」のイントロが奏でられると大歓声があがりました。

ヒョウ柄のスタンドカラー(だったかと思います)の上着(中央に黒の丸ボタンが縦に並んでいて、パンツも同じヒョウ柄のぴったりした素材のもので黒のロングブーツは膝上まであったかと思います。

ここで多くの方が立ちあがり、

「Party of Monsters」をうたいおどり、

ラストは「.限界突破×サバイバー」でした。

わたしのすわった席は前後のスペースが通常のコンサートホールの倍以上あって、とっても踊りやすく、さすがライブ仕様のホールと納得です。


じつは2部のとき、あまりの激しさにクラッとし、そういえば1週間はジョギング控えるようにといわれていたことを急に思い出し(汗)、これってジョギングより激しいんじゃ?と。

そこでちょっぴり不安になって、時すでに遅しのタイミングでしたが(笑)トーンダウンしたのてす。

結果、大丈夫でした。

 

いよいよアンコール!

1曲目は「ハニカムシステム」 でした。


ここでふたたびスタンディングです。


今回、1部、2部通じて、キイナがスタンでイングをうながすようなことはなく、それでも皆が心をあわせたようにここぞというタイミングで自然にたちあがっていて、そのたび皆とつながっているのだと実感していました。

今回、Tシャツやグッズにイラストを提供してくださった北沢バンビさんがキイナを描いたイラストがさまざな色をまとってステージのスクリーンにフィルムのように展開しました。

北沢さんは、その光景に涙されたとインスタに投稿されていて、そのことにも感動しました。

 

キイナの出で立ちは”KIINA. Tシャツに、ダメージジーンズ、フレームが黒で柄がピンクのメガネ、ライブ限定のピンクのトートバッグを肩にかけ、タオルをウエストにはさんでいて。靴も鮮やかなピンクです。

なんてキュートで、チャーミングなんでしょう!


ダンサーさんと祥太さんをしたがえて「Happy!」、「キニシナイ」ると、メンバー紹介となりました。


皆さま、わたし、キイナにフィーチャーして書いていたので、川手祥太さんさんのことを書けていず、ごめんなさい。

ダンサーの皆さんと一緒にキレッキレのダンスでもりあげてくださり、「小夜月」ではお芝居のワンシーンをパントマイムのように披露してくださり大活躍でした。

 

 

祥太さん、ダンスもパントマイムもとてもとても素敵でした。

1部ではMCコーナーでへたりこむほど緊張したというキイナにとって祥太さんのサポートはどれほど心強かったことでしょう。

バンドの皆さんも4名のダンサーさん、スタッフの皆さんも然りです。

ありがとうございました。


ガチャ、参加できました!


キイナのそこまで緊張していても、そのようなことを微塵も気取らせず圧倒的な歌唱とパフォーマンスで魅せてくださった姿に、あらためて、ステージでは誰でもひとり。

それは人生というステージでもそうなのだと思わされたのです。

それはたしかにそうだけど、でも、支えてくれるたくさんの人がいて、だからひどりでも生きられる。

ひとりだけどひとりじゃない。

そういうことかなって。

またここでも”縁から絆”という言葉がうかんだわたしです。

 

ベースのKOKIさんは、「This is love」のためにコントラバスをもってきてくださったそうで、他の曲でも使用してくださっていました。あの素晴らしすぎる、わたしが爆泣きした曲を、演奏で支えてくださっていたとしって、じーん。

ちなみに夜の部にはパーカッションのサッチンさんがきてくださっていました。

ここでもバンドの皆さんの絆を感じますね。

 

キイナはひとおとおり、メンバーを紹介されると、

「終わりっ!」

と声高らかに(笑)。

”えええええええええ~!!!”の客席からの大合唱に、

「なぬ~っ?!」

と嬉しそうに応えたキイナ(笑)。

「ほんとうに最後の曲になります」

と静かにおっしゃると、

 

「子どもの頃、”もっとお金持ちの家の子に生まれたかった”って、ギャーッと(爆発)したことがあります。

父に、自分で稼げといわれて。

それもそうだなって(笑)。

母は一生懸命働いていて。身体が弱かったこともあって、料理をあまりしなかたので、よくほか弁とか食べていました。

あるとき、母もひとりの人間なんだから、得意不得意あるんだなって思って。

それで自分で料理するようになりましたけど、そのおかげで今の自分があります。

(両親に)感謝しています。

『16436日』という曲です。

もともと『命の約束』というタイトルだったんですけど、(発表)当時45歳だったので、『16436日』にさせていただいたんです。

作家の先生にはまだ了承いただいてないんですが(笑)、『命の約束』というタイトルにして、これから歌っていきたいなって思っています」

 

そうおっしゃると、

「命の約束」を歌ってくださいました。

今のキイナの心境に重なる素晴らしい歌、そして歌唱でした。

 

来場のお礼をあらためて言葉にされると、

「命ある限り、歌いつづけます。

氷川きよしと、KIINA.をいつまでも応援してください」

そうおっしゃるとステージ下手袖へと。

そこで、投げキッスをしてくださいました。


 

2部では、「碧し」のメロディがながれるなか、メンバーがキイナをはさんで横一列に。

「こんなに緊張したのって、やっぱりいいとこ見せたいと思うからなのかなあ。

まだ大阪ありますけど、また絶対やりたい、やりたいです~!

今日は、嬉しかった! 幸せだった! 楽しかった!

生きててよかった。また会いましょう!

8月からのツアー、がんばります!」

 

 

 

皆さま、駆け足での更新で失礼します。

変換ミス、記憶違いなどありましたらごめんなさい。 後日、ゆっくり修正します。 

日本コロムビアさんのプレゼント企画の引き換えのことも画像のみアップになっているので、あらためて。

また、アップできていない画像も追加しますね。


大阪公演に参加されるお友だちが多数いらっしゃるので、またそのご報告をいただいて、今回、書ききれていないことも含めて、来週末くらいに書けたらと思っています。

 

それまで、仕事&治療(手術)とがんばります!

皆様もご自愛くださいね。