こんばんは!

新国立劇場 オペラパレスで開催された、”ガラ・コンサート「LIFE IS BEAUTIFUL」~平和の尊さを未来へ~”の夜の部にいってきました。

事前に発表されたセットリストに「ボヘミアン・ラプソディ」がはいっていたので、キイナの歌唱曲にちがいないと思っていたのですが、ロビーに掲示されていたセットリストをみると、なんと、”トリ”ではありませんか?

 

以前、コンサートでのトークで、宮本さんがご自宅に来てくださり、たくさんお話をされたことを嬉しそうにお話しされていたことがありましたが、そのときのことが今へとつながっているのですね。

 

 

今回の出演者が発表されたとき、”氷川きよし +KIINA.”と表記されていることに、宮本さんの大いなる期待を感じてうれしくなりましたが、出演者名をあらためて書きますと、

 アダム・クーパー 、 伊礼彼方、 篠原涼子 、 田代万里生 、 中尾ミエ 、 新妻聖子 、 氷川きよし +KIINA. 、 May J. 、 百田夏菜子 (ももいろクローバーZ) 、Rabbit Cat 、 渡辺謙

の皆さん。

オープニングに登場されたのは宮本さんでしたが、ご自身は裏方でやることがたくさんあるのでと、渡辺謙さんにナビゲーターを託されたので、渡辺さんがでコンサートをドラマティックに進行させてくださいました。

 

出演者の皆さんに、”このコンサートでどんな歌が歌いたいかをうかがって、ご自身のライフソングを選んでいただいた”と宮本さんがおっしゃっていました。

 

 

熱唱がつづいて...。

オペラパレスの空間に、その歌声と、歌手の方の魂のバイブレーションが広がっていって、1曲、1曲に心震えました。

気づいたら、あっという間に休憩時間。

暑くもなかったのに、のどが猛烈にかわいて、カウンターバーでアイスティーをいただいたのです。

 

 

 

さらに熱唱、熱演がつづいて場内も心がひとつになっていきました。

どなたも素晴らしい歌唱で、その方の人となりまで感じさせられ、宮本さんが、アーティストとしての素晴らしさに加えて、その人柄にも魅せられた方たちにお声をかけられたのだと納得。

宮本さんを中心に、素敵なカンパニーができあがっていたのです。

 

そこで、そこでです!

いよいよ、われが氷川きよし +KIINA.の登場です。

暗転したステージに、上手からスラリとした美しいシルエットがあらわれると、ステージ中央に...。

その足取りは颯爽としていましたが、同時に厳(おごそ)かな空気をまとっていたのです。

すうっと息を吸いこむと、

”♪これが現実? それともファンタジー?”

と第一声がオペラパレスの空間に響くと、その空間がキイナにした醸し出せない世界へと一変したのです。

 

 

 

1曲のなかに、オペラもロックも描かれているこの曲をひとりで歌えてしまうことに、いつも感激していますが、このオペラパレスの空間に、響き渡るその歌声のなんと魅惑的だったことでしょう!

ロックのパートでの歌唱はエッジがきいていて、他のパートとのバランスがあまりにも心地よくて、

”時間よ止まれ!”

と思わずにはいられませんでした。

 

”♪風が吹くだけ”

と、最後のフレーズをつぶやくように歌い終えると、感動の余韻がただよって...。

わたしには、永遠の時間にひとしいものに感じられました。

 

だから、待ちきれないように巻きおこった大きな拍手に、なにこの音は? と、一瞬と思い(汗)、わたしはようやくわれにかえったのです。

こぼれるような笑顔のキイナ。

そこに渡辺さんがいらして、”キイナ!”と声をかけ、おふたりは右手と右手でハイタッチされました。

 

キイナの渾身の歌唱の余韻がふたたびわきあがってきました。

素適な、素敵な時間でした。

 

ステージに登場される様子は、キイナのインスタでご覧いただいたかと思いますが、こちらは夜の部で、昼の部ではロングのマントをあしらった、ラメをちりばめたは衣裳をまとわれていたそうです。

昼夜参加されたお友だちのYさんがおしえてくださいました。

夜は正装を意識されたのでしょうか?

燕尾服をキイナ風にアレンジしたシックな出で立ちですね。

 

 

 

そのあと、出演者の皆さんで「imagine」を歌唱されたのですが、渡辺さんと中尾さんを中心に、上手、下手から出演者の皆さんが登場されて数フレーズずつソロで歌われていきました。

渡辺さんと新妻さんとのスペースが大きく空いていたので、上手からキイナがでてきたら、ステージにはいりきらないのでは?

と、勝手に心配をしていたわたしでしたが、いよいよキイナが上手から登場されると、出演者の皆さんのうしろをとおって、渡辺さんと新妻さんの間に!

あのスペースはキイナのためのスペースだったのだと納得。

キイナのこととなると、ついついいらない心配しちゃうんですよね(笑)。

ごめんなさい。

 

皆さんで歌唱された「imagine」は素敵でしたが、素適だっただけに、いつかキイナにソロで歌ってほしいと思わされました。

 

今回のガラ・コンサートを、今後も開催してほしいという声も多くありましたので、宮本さんが企画してくださるかもしれませんね。

 

TiKTokで、宮本さんとの

パーモン・ダンス”を公開してくださっていますね。

宮本さん、チャーミングで素敵!

そして、さすがですね。



宮本さんはダンサーとして活動をはじめ、振付師としても活躍されるようになり、さらに表現世界を広げられ、ミュージカルの演出家としてデビュー。

のちにオペラに魅せられ、オペラの演出家としても世界的に認められていますね。

だから今はステージでダンスを披露される機会はないかと思いますが、ダンスのプロなんですよね!

 

以下は、画像と、公演情報をアップします。

フィナーレでふたたび登場されたとき、撮影OKだったのです。

そのとき、出演者の皆さんが一言ずつ感想をおっしゃったのですが、篠原さんは、”1日中、アドレナリン出まくり”だったそうです。


キイナは、

「テレビでみている方たちとご一緒して、コーフンして、緊張していました。

亞門先生にお誘いいただいて、参加させていただけて光栄です」

と、自身こそがテレビでも華々しく活躍されているキイナが、謙遜ではなく真顔でおっしやったので、皆さん、えええ〜?と、驚いたリアクションをされたあと、キイナらしいねと、優しく笑っておられました。

中尾さんは、「キイナとは初めてね、よろしく」と。ちなみにすべての方と初共演だったそうで、新たな出会いを喜ばれていました。

宮本さんがたくさんの素敵なご縁を紡いてくださったことに感謝の思いでいっぱいになったのです。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーマは 「LIFE IS BEAUTIFUL」
素晴らしい俳優・歌手の皆様の歌声と共に創る一期一会のガラ・コンサート。
生きていく日々が平和で美しい未来へと続きますように願いを込めて


【宮本亞門コメント】
「世界は美しく、生きることは素晴らしい!」
これは揺るぎない真実です。

けれど、今の私たちはこの大切な真実を見失いがちです。
つい溢れる情報に翻弄され、不安や苛立ちを募らせ、世界の闇に目を向けてしまう。
確かに、戦争や悲劇のニュースが後を絶たず、痛ましい出来事が繰り返されています。  
でも、だからこそ、私たちは思い出すべきなのです。 

人は互いを思い、認め合い、愛し合い、人生を楽しむことができる。
そして、それこそが争いや憎しみに対抗する、唯一にして最も強い力なのです。

ミュージカルの名曲たちは、そんな希望と愛の力を教えてくれます。    
歌は心を照らし、人生を彩る。これからは現実を嘆くのではなく、
私たちが信じるべき 「本来の美しい世界」 を胸に、歌とともに未来へ進みませんか?

さあ、コンサート「LIFE IS BEAUTIFUL」が始まります。             
心が震えるほどの感動とともに、人生で最も幸せな時間を分かち合いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

そして、昨日は、サマーディナーショーのおしらせもありましたね!

 

 

今週は久々のキイナ会を開催したので、そのこともあらためて書きたいなと思っています。

5月からのコンサートツアーがますます待ち遠しくなりました。


それではまた!