司法書士試験合格プロジェクト(改) -2ページ目

本試験分析講義

セミナーの本試験分析講義、行ってきました。

ぼくが参加したのは渋谷校姫野先生。

感想ですが、まぁよかったんじゃないですかね。中途半端なデータ出されるよりよほど信頼できる内容だったと思います。時間の関係で、表面的な話で終わったのが残念です。突っ込んで話を聞いてみたいと思わせる先生でした。

姫野先生は、ぼくの考えるところの理解の部分をかなり大切にしてる感じの先生だと思いました。

書籍紹介

書籍名はちょっとひっぱります。

まず、司法試験及び司法書士試験対策として、ぼくの考えを簡単に書きます。


目的は、司法試験論文試験の未知の問題、及び司法書士試験択一試験の変形問題への対応にあります。


理解ということを散々書いてきました。具体的には、縦・横に知識を整理することだと考えてます。

縦とは、上位概念(総論)から下位概念をリンクして整理すること、つまり、目次の大項目から下位項目へとリンクさせることです。

横とは、似た概念どうしの比較です。

具体的に述べます。

即時取得、という制度があります。これを理解するための上位概念は、占有です。条文上の配置を見れば明らかです。

では、占有とは何でしょうか。占有とは、事実上の概念です。ここが、観念的なものである所有権との違いです。占有とは、事実上支配していることです。つまり、支配しているという事実状態、外観があるわけです。とすれば、その外観を信頼する第三者が現れるのは当然であり、その信頼を保護しようというのが即時取得です。言い方を変えれば、占有に公信力を認めたということです。


このように考えると、要件解釈にあたっても、占有に対する信頼保護=取引の安全保護、を軸とした解釈が必要になります。

以下は省略しますが、言いたいことは、上位概念の趣旨からリンクさせつつ、下位概念を解釈するという考え方が重要、端的にいえば、総論重視です。


以上はぼくが司法書士試験を通じて考えていたことですが、全く同じ見解の書籍を発見しました。辰巳法律研究所の「新司法試験未修の合格り方」という本です。


この本は直接的には新司法試験を対象にしていますが、エッセンスは司法書士試験にもあてはまると思います。かなり具体的に説明されているので、納得して頂けると思います。

ロースクールとか

最近は、ブログを書く気にならず、そろそろ潮時かと思ってる今日この頃ですが。

今日は、法科大学院、通称「ロースクール」について。


先日の記事で、ロースクールには行かない旨の記事を書きました。

その後、自分なりにいろいろ考えて、やはりチャレンジすることにしました。年齢も30を目前にし、弁護士になるにはラストチャンスだと考えたからです。これからは今の仕事に責任が出てきます。中途半端では会社や仲間に迷惑がかかります。そこで、来年3月で退職することにしました。

今は情報収集と法律科目の勉強をしています。既修コース志望なので、法律科目の論文式が重要なのです。

論文というと、最初は構えてしまいます。しかし、昔論文を受けた経験からすると、まずは基礎だと思います。条文、定義のキーワード、趣旨、これらと結びついた解釈論(判例・学説の対立→問題の所在から)。これらをざっと一回ししているところです。むやみやたらに論文演習しても、基礎を欠いた状態では、得られる効果は低いと感じたからです。ロースクール対策では、演習よりも基礎の理解のほうが重要なようです。


問題はやり方です。司法書士試験の直前チェックのような本が司法試験にはありません。予備校も細かい知識を追う傾向です。オートマチックのような、理解を受験対策を意識して書かれた本もありません。


ぼくは、司法書士試験とまったく同じやり方で勉強することにしました。
まずは、理解です。理解のために、有ひ閣Sシリーズの民法や新会社法百問等を使い、論点ハンドブックやコンパクトデバイスを一元化テキストにしました。科目に応じて自分なりにベストな選択をしました。

まずはここからです。科目によって、司法試験の過去問をやる場合もありますし、えんしゅう本しかやらない科目もありますが、それはまだ後回しです。


司法書士試験の勉強は、いったん中断し、ロースクールに合格次第、戻ります。来年までは司法書士試験を受けるつもりです。


今週末は、旧司法試験最後の論文試験です。友人が受けるので、ぜひ頑張ってほしいです。夢をもって、妥協せず、頑張っていきたいです。

会社法商登法

先日、民法不登法についての勉強の記事を書かせて頂きました。これは、自分なりの成功体験です。

今日は、失敗体験の会社法商登法についての勉強として何をやったのかを書きたいと思います。


まず、勉強開始した段階で、過去問をやりました。直前チェックにメモしながら、というのは不登法と同じです。ただし、デュープロセスはやってません。過去問を見る限り、条文中心の出題だったので、あまりやる意味を感じなかったのでやらなかったです。


昭和56年以降を年度別に1回転した段階では全く意味不明でした。会社法はなんとなくわかるが商登法は会社法との関連がなんとなくわかるくらいでした。


そこで、不登法と同様に理解をしようと思いました。ただし、不登法のように変形に対応しようとしたわけではありません。そもそも、商登法は変形問題はあまりないように思いましたので、あくまで記憶の便宜のために理解していきました。その際には、オートマチックはやらず、自分で考えながらやりました。会社の利益や株主の利益等から原則修正歯止めを考えれば大枠は理解できました。この作業は、直前チェックのチェックポイントだけやりました。


これが終わった段階で、点数が全く伸びませんでした。過去問や直前チェックにない問題が出されていたからです。また、直前チェックの内容も正解に記憶できていませんでした。

そもそも、商登法択一は書式を意識した出題だと感じたので、書式の勉強から択一に対応しようと考え、ブリッジ理論編をやりました。その際には、でてきた条文チェックし、知識は直前チェックにメモしました。


結局、本試験を終えて、チェックポイントの正解な記憶が不十分だったと思います。不登法と比べて、かなり曖昧でした。また、理解も株式機関あたりはできていましたが、計算から後ろは不十分でした。だから、記憶も必然的に不十分になったのだと思います。直前チェックにそのまま掲載されてない知識には全く対応できませんでした。条文も商登法は読んでません。


こんな感じなので、現時点でも不安は解消されてません。会社法択一はとれたので、問題は商登法と関連する会社法条文の理解・記憶ではないかと感じてます。つまり、商登法書式で問題になる会社法条文、ということですね。商登法は書式をやりながら会社法条文をおさえていくべきかなと思います。しかも、理解・記憶の精度をかなり上げなければなりません。


やる範囲(過去問、ブリッジ理論編・実践編)が足りなかったのか、精度が低かったのか、両方か。このあたりにぼくの低得点の原因があるように思います。

LEC検証会

行ってきました~

正直、こんなもんかといった感想です。予備校はもっと緻密な分析データだすのかと思ってたので。これくらいなら、既に自分でやってます。正答率だけは参考になりましたが。


司法試験からの転向組をかなり毛嫌いしてるようですが、非常に不快でした。たしかに、出題形式が司法試験に近づいているし、司法試験経験者が多少有利なのは本当にそうだと思います。でも、司法書士受験生は司法試験経験者を蹴散らせ的な物言いはどうなんでしょう。司法試験経験者は憲法にしろ刑法にしろ、司法試験の勉強でかなり苦しい勉強をしてたわけで、簡単に点をとれているわけではないです。民法なんて、出される部分が多少違うわけで。個人の努力を考慮せず、司法試験経験者と一くくりにして批判対象にする論法は聞いていて不快でした。

狭い教室にすし詰めにし、ガイダンス運営もかなり遅延し、有効な対策も講じず、これでは無料とは言え、酷すぎませんか?テキストが良いだけに残念ですね。


とりあえず、TACに期待です。

民法不登法

採点結果をアップしてから、民法不登法の勉強についてメールいただきます。おそらく、ぼくが独学で仕事しながら比較的短期間に点数を伸ばしたからだと思います。


そこで、僭越ながら、自分のやってきたことを書いていきたいと思います。


まぁ、たいしたことはやってないわけですが。


まず、不登法については、勉強開始した段階から過去問をやりました。分野別にです。意味不明でしたが、デュープロセスとの往復をやり続けました。その際、直前チェックにメモしていきました。最終的には直前チェックと過去問さえやれば良い状態にしたかったからです。過去問が2回まわった段階で、ある程度「知識」は入りました。ただ、「理解」できてないことに気づきました。

そこで、この段階でデュープロセスはやめて、オートマチックをはじめました。なぜなら、「理解」をしようと思ったからです。過去問を解いていると、直前チェックにない肢が問われていて、もし本番に聞かれたらどうやって解答しようかと考えたら、「理解」しかないと考えるに至ったからです。


オートマチックを読みながら、再度直前チェックに理由をメモしていきました。比較したい部分は矢印でつないだり、なぜ違うかの理由・視点をメモしていきました。オートマチックは、何度も読む本ではないと考えたからです。あくまで繰り返すのは直前チェックであり、オートマチックではないと考えました。


オートマチックが終了した段階で、再び過去問に戻りました。まだかなり間違えましたが、徐々に絞りこんでいきました。


この絞りこみについては、自分なりのルールがありました。それは、直前チェックを読めばわかる肢は絞りこみリストにいれないということです。どうせ直前チェックは何回も読むのだから、2度手間になると考えたからです。絞りこみリストには、直前チェックを読んだだけでは解けない肢のみ、入れました。


最後の3ヶ月は、ひたすら絞りこみながら過去問をやってました。もちろん、直前チェックも読んでいきました。その際には、基本から理解しているか、理由を言えるか、を常に考えていました。過去問そのままの問題がでたらできて当たり前、問題は少し変形した問題をどう解くかだと考えていたので、自分にとって理解は必須の作業でした。

不登法は、結局、直前チェック、合格ゾーンを何度も繰り返していっただけです。その際に常に基本、理解を心掛けたことが自分なりに注意したことだと思います。いろんな意見があるとは思いますが、不登法は予備校は不要かなと思います。オートマチックという、良い本があるので、これを使いつつ、当たり前のことをやれば択一はとれると思います。

ちなみに、直前予想講座はかなり良かったです。LECもクレアールも、両方とも良かったです。
なお、合格ゾーンは、約5~7回程解きました。



民法については、司法試験時代からの貯金があるので、参考意見は言えません。合格ゾーンは物権と家族法のみ2回、総則と債権は全くやってません。家族法は条文を重視しました。物権は、似たものを比較した表をつくって記憶しました。条文を読めば、どこがポイントかわかる状態だったので、さほど苦労しませんでした。初心者の気持ちが全く分からないので、何も言えません。すいません。


ぼくは時間がなかったので、答練は受けていません。直前模試は受けましたが、民法も不登法もさほど良くなかったです。民法不登法は、過去問の理解と記憶で高得点が狙える一方、予備校ではそれでは不十分ということかと思います。予備校の模試の成績はあてにならないなと思いました。



という感じです。メールを頂いた内容への回答にはなってなければすいません。

ちなみに、午前科目については、上記した民法、及び憲法刑法は1秒も勉強してません。民訴も後ろのほうしかやってません。要するに、勉強のほとんどを登記法に費やせたのです。だから、短期間でも高得点がとれたのだと思います。ですから、すべての人にあてはまるとも思えませんし、危険かもしれません。


とりあえず簡単に反省

試験終わって、一段落ですね。

ぼくは久しぶりに仕事に没頭してます。と同時に、反省をしてます。

具体的な分析は予備校のガイダンスを聞いてからにしようと思ってますが、不登法と商登法だけ、簡単に検討してみました。

事前の分析の通り、横断整理が重要です。嘱託パターンや職権パターン等ですね。このあたりは準備してたので簡単でした。

不登法は、ほぼ過去問でしたね。多少変形もありましたが、そのまま聞かれてるものも多かったです。しかも、比較的新しめの過去問からでてた印象です。これらは、直前チェックにも記載されてるレベルの問題なので、準備は容易だったように思います。また、不登法でも書式を意識した出題がされている点も重要ですね。書式の勉強と分けずに普段からひな型を正確に書けるようにしておく必要がありそうです。だからといって、ブリッジ理論までは不要かなと思いますが。不登法は理屈が明確なので、ひな型も記憶しやすくて良いですね。さらに、不登法も条文はしっかりチェックしておくべきと感じました。少なくとも、過去問に出てる条文は必ず目を通しておこうと思います。

不登法全体について感じたのは、過去問の肢や直前チェックのチェックポイントをそのまま記憶しただけでは対応できないと感じました。ぼくは、理解が大事だと考えていましたが、やはりその通りで、問い方の角度が少し変わった場合にも対応できるように、しっかり理解しておかなければと思います。オートマチックを再度読もうと思いました。不登法は過去問がすべてだと思います。多少変形されても対応できるように、普段から似たものを比較するとか、姫野先生の本などをやって、変形に対応できるように準備することが重要で、先例集などをやる必要はないなと感じました。


商登法については、結論から言えば、勉強方法が多少間違ってました。ぼくの知識理解が仮に完璧でも、4問正解が限界だったようです。


商登法も過去問、しかも平成18年以降が多少でてます。これは必ず完璧にしておかないといけませんね。その他には、条文ですね。ぼくは意識的に条文はやってませんでしたが、規則レベルまで押さえておくべきと感じます。しかも、条文あてはめが問われてるのが厄介です。条文のめりはりをどうやってつけていくかは悩み所です。確かなことは、ブリッジ理論だけでは少し足りないかなということです。めりはりのための軸となるテキストは考えてみようと思います。

また、会社法条文を前提にするとミスをする問題がありました。こういうのはどうすればよいか、わかりません。ブリッジ理論や答練などででてきた書式は確実にしておき、条文をしっかり押さえて、それでも知らない又は本質の理解から説明できないものは、存在しないものとして解答するしかないでしょうかね。

商登法は、ぼくなりの考えでは、ブリッジ理論は直前チェックと条文にチェックしながらもうやったので、これを再度やりつつ、書式の問題を解いて、でてきたものを押さえていこうかなと感じてます。もちろん択一問題集もやりますが、過去問はあまり遡る意味はないように思います。そのかわりに、書式の勉強で択一に対応しようかなと。


ざっと考えてみました。詳細はガイダンス終了してから考えます。分析した感じでは、現時点でのベストの点数だったと思いました。今の自分はここまでの実力でした。今回の反省から足りない部分がある程度明確になったので、来週あたりから勉強再開しようと思います。離れすぎると忘れちゃいますからね。

書式はまた別の機会に考えてみたいと思います。



本試験分析会

各予備校の分析会が続々と開催されますね。

不思議なことに、日程が見事にかぶってない!

一応、主要な4つの予備校の分析会には参加しようと考えてます。

これからの課題を考えてますが、勉強途中で受験になった感じなので、やろうと思ってたことが全部できてません。なので、まずはそこから手をつけていこうかな。過去問完璧ならもっと点がとれたはずなので。

ありきたりですが、過去問+αだなと改めて実感しました。予備校に行く必要性も特に感じないので、しばらくはこのままやろうと思ってます。

本試験分析会

各予備校の分析会が続々と開催されますね。

不思議なことに、見事にかぶってない!

一応、主要な4つの予備校の分析会には参加しようと考えてます。

これからの課題を考えてますが、勉強途中で受験になった感じなので、やろうと思ってたことが全部できてません。なので、まずはそこから手をつけていこうかな。過去問完璧ならもっと点がとれたはずなので。

ありきたりですが、過去問+αだなと改めて実感しました。予備校に行く必要性も特に感じないので、しばらくはこのままやろうと思ってます。

本試験雑感

他のブロガーさんも続々と自己採点結果発表ですね。

ところで、山本先生のブログに午前が難しかったとありましたが、ぼくはむしろ昨年より簡単になった印象がありました。念のため、自己採点結果を掲げます。

憲法 3/3
民法18/20
刑法3/3
商法7/9

民訴5/5
民保1/1
民執0/1
司書1/1
供託0/3
不登15/16
商登2/8


憲法刑法は簡単だと思いました。ほぼすべてのあしを正確に切れました。憲法は個数ゆえに簡単だったかなと。
供託法は最後勉強放棄してしまって、もったいないことをしました。これ次第では書式採点してもらえたかもしれないのに。
不登法は簡単ではないけど、過去問を中心に理解を問う問題だと感じました。やはり、知識の暗記では対応できないと思います。唯一自分の信念が通用したような気がします。
商登は本当にわかりません。とりあえずわかったのは、過去問では対応できないということです。


午前は簡単になり、午後は昨年並みかなあと思いました。ただ、簡単というのは、理解を前提に現場で考えることができれば簡単、という感じです。午前は基本的に過去問のあしがそのまま問われてることが多いので、過去問を何回も繰り返すことが近道な気がします。


あと、横断整理はやはり重要、というか必要不可欠だと思いました。ここも成功した部分です(詳しくは山本先生の勉強法の本に書いてあります。ちなみに、最強の会社法は最強でした)。


書式も良い問題でしたね。模試とは明らかに違う。会社分割には驚きましたが・・・ひな型がどうとか、そういう話をするのがばからしくなるような問題でした。できなかったですが、楽しかったです。