「間違えても、生きていける社会へ」
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6月に入り、梅雨の訪れとともに夏の気配も少しずつ感じられるようになりました。暑さも本番を迎えますので、どうか体調にはくれぐれもご自愛ください。
さて、先日、愛知県岡崎市にある「ちばる食堂」というユニークなお店のお話を聞きました。ちなみに「ちばる」とは、沖縄の言葉で「がんばれ!」という意味だそうです。
このお店、通称「注文を間違えるレストラン」と呼ばれているそうです。なぜなら、ここで働くスタッフの多くは、認知症と診断されたおじいちゃん・おばあちゃんたちだから。
お客様たちは、そんな背景を理解した上で、温かい気持ちでお店を訪れます。
私の知人も、沖縄そばを注文したのにテーブルに届いたのはなぜかビール。「頼んでないですよ」と笑って伝えたその瞬間、なんだか心がポッと温まったと教えてくれました。
「間違える」って、こんなに人を笑顔にするんだな、と。
このお店では、忘れることも、間違えることも「ダメなこと」ではありません。 それどころか、人と人がつながるきっかけになっていると…店主の言葉も印象的でした。
「たとえ記憶が薄れても、その人が地域の中で役割を持ち『ありがとう』を言ってもらえることが、生きる力になるんです。」
この話を聞いて、ふと思いました。 これって、私たちの仕事にもつながっているのでは…誰だって、仕事でミスをすることはあります。うっかり勘違いして、恥ずかしくなるようなこともあるでしょう。でも、そんな時に「助けてくれる誰か」がいてくれたら、どれほど心強いでしょうか。
間違えることは「役に立とうとした証」であり、そして何より「生きている証」。 AIが進化する中で「人間にしかできないことって何だろう?」と考えることが増えましたが、その一つが「間違えること」だと思うのです。
そして、間違いを責めるのではなく、許し合い、笑い合い、支え合っていくことこそが、人間らしさなのだと。
6月、私たちの会社では、新しい期が始まります。 もちろん、仕事のスピードや精度、そしてお客様との約束を守ることは、とても大切です。業務の中でのミスを笑って済ませることはできません。
でも、少なくとも社内では「間違えても笑い合えるチーム」「忘れても“また一緒にやろう”と言える仲間」そんな関係でありたいと思います。
不完全だからこそ、美しい。そう信じて、今月も一歩ずつ。仲間とともに、ちばろう(がんばろう)と思います。
今月もありがとうございました。
株式会社 さんきゅー 代表取締役 長井正樹




















































