いつも、さんきゅーを応援していただきありがとうございます。
梅雨が終わると、夏本番。今年の夏は、どんな夏になるのでしょう。
こまめに水分を補給し、熱中症、体調には十分、気をつけてください。
さて、先月グループ会社全体での今期の経営計画発表会を開催しました。
気づいたら、もう10 年以上…みなさんは、何か続けている事はありますか?
社内での3S 活動(整理・整頓・清潔)社長勉強会や毎月のメッセージなど、私たちのグループ会社には続けている事が沢山あります。もちろん3 日坊主、続かない事も沢山ありますが。
昔に、ある打楽器のアーティストさんからこんな話を聞いて、重続(繰り返し続ける)を意識しています。
そのアーティストさんが(以後 ア)
「お寺の鐘を指一本で動かす方法を知っていますか?」
私「お寺にある大きな鐘ですよね…。」
私「お寺にある大きな鐘を一本で動かせるぐらい力のある指は、全く想像できません。」
ア)「普通に、指一本で押せば、鐘は動きます。」
私「え?…」
ア)「ただ、やり方があります。指一本で鐘を動かす時、一定のリズムで何度も何度も動かし続けてください!」
この方法、はじめはビクともせず小さな揺れは全く見えないそうです。
しかし何回も何回も、何回も何回も押し続けると、あるタイミングで揺れが見えるようになり、それを更に続けていると大きく揺れるのだそうです。
物理の法則『ものを動かす時、一回の瞬間的な大きな力よりも継続的な小さな力が積み重なった方が大きく動かせる。』
これは、鐘を動かす時だけでなく多くのことに当てはまるような気がします。
営業であれば、お客様と短い時間でも会った回数、業務改善も繰り返し繰り返し行った回数、
お掃除の仕事であれば、少しづつ磨いた回数、ある一定のエネルギーを継続すると、想像を超える結果に。
特にチーム運営においては、リーダーが自分ではなくメンバーの事を気にかけた量で大きく変わる
ように思います。
声をかけた回数、一緒に動いた回数、日報を読んだ回数、一緒に喜んだ回数、その人のことを考えた回数…目に見えないエネルギーが積み重なって、大きな力になる。
どんな素晴らしい人もはじめは素人。はじめてチャレンジした時は、全くできなかったはずです。
それが、小さな行動を繰り返していくと。
指一本で、お寺の鐘が動くように、想像を超える結果になったのでしょう。
これからも、小さな行動を積み重ねて、想像を超えるようなサービスのできる会社を目指したいと思います。
今月もありがとうございました。
株式会社 さんきゅー 代表取締役 長井正樹
いつも、さんきゅーを応援していただきありがとうございます。
6 月に入り、梅雨、そして、夏本番がやってきます。
熱中症など体調には十分、気をつけてください。
さて、先日、娘の学校での表彰式を見学する機会がありました。
その学校には様々な表彰(アワード)があって、スポーツで頑張った人、勉強で頑張った人、学級委員で頑張った人、ボランティアで頑張った人など沢山、選ばれます。
そして、名前を呼ばれる度に選ばれた学生だけでなく、選ばれなかった仲間たちも大喜びしている姿に胸が熱くなりました。
そんな表彰式を見ながら、前に友人に教えてもらったアインシュタインの授業の話を思い出します。
アインシュタインが、ある教室にて生徒たちの前で黒板に計算式を書いていきます。
9×1=9 9×2=18 9×3=27 9×4=36 9×5=45 9×6=54 9×7=63 9×8=72 9×9=81 最後、9×10=91。
すると、多くの生徒たちが間違ってる!と笑い、バカにしたりしました。
アインシュタインは、教室が静まるのを待って、こう言ったそうです。
「9×10 の正解は91 ではなく間違いなく90 だ。ここで気づいて欲しいのは皆はたった一つ間違えたら笑い始めたという事。」
「私は10 個の問題のうち9 個を解いた。正解した。しかしその事を誰も賞賛しない。それなのに間違えた1 問をみんなでからかい笑う。」
「社会では成功よりもほんの小さな間違いを指摘される。間違いというのは一つのプロセスではないだろうか。」
私たちは、できた事よりも出来なかった事に目がいきがちです。
もしかして世の中は、ある人が成功していても気づかずに、小さな間違いには気づいて、それをみんなで叩くような状況かもしれません。
アインシュタインは、社会そのものを伝えたかったのかもしれません。
そして、授業の最後にこんな風に言ったそうです。
「間違いはプロセスの1 つです。もし決して間違いを犯さない唯一の人がいるとしたら、それは"何もしない人"だ!」
学校とは学ぶところです。学校だけでなく、社会も人生も学ぶところです。
だとしたら、間違いや失敗だらけだったとしても、そこから学び次に進み続ける。
そして、娘の学校のように、さまざまな分野で仲間たちを賞賛することが大切なのかもしれません。
お客様やスタッフが、私たちの会社を通じて幸せを感じることができるように自ら挑戦し続け、そして挑戦する人を賞賛できる…そんな風に生きたいと改めて思います。
今月もありがとうございました。
株式会社 さんきゅー 代表取締役 長井正樹
いつも、さんきゅーを応援していただきありがとうございます。
このゴールデンウィーク、私の地元でも高槻ジャズストリートというイベントで、街に「にぎわい」があふれていました。「にぎわい」と共に、暑い日も増えてきています。熱中症にも、十分に気をつけてください。
さて、私事ですが毎週土曜日、インターネットFM GIGU にて【長井正樹の生きがいチャンネル】というラジオ番組をはじめました。
私のまわりにいる70 代、80 代の幸せそうな方々に、人生の幸せの秘訣と思い出の一曲をお伺いするという内容の番組。
人生いろいろとは、よく言ったものですが、本当に様々な体験を超えて今、幸せな日々を過ごされています。そして、そんな物語を聴かせて頂く度に、昔、先輩に教えて頂いた「ねぎらい思考」を思い出します。
先輩 「水前寺清子の三百六十五歩のマーチって歌、知ってる?」
私 「はい、1 日1 歩、3 日で3 歩…ですよね。」
先輩 「そう、3 歩進んで2 歩さがる!」
先輩 「この続き知ってる?」
私 「え??」
先輩 「3 歩進んで2 歩さがる。合わせて5 歩も進んでる!!」
この考えが「ねぎらい思考」です。私たちの人生を振り返ると、仕事や人間関係、家族とのこと、さまざまな事において結果として1 歩しか進まなかった。もしくは、戻ってしまう事が沢山あります。
あの人に喜んでもらいたいと頑張ったけど…
お客様を増やしたいと努力したのに…
誰かとの人間関係や仕事の成果も。
そして、歩いても歩いても戻ってしまい、前に進まなくなったら歩く事をやめてしまいます。皆さん、そんな経験はないでしょうか?
もし、何かにチャレンジして、なかなか結果がでない時、その歩んできた事に目を向けてください。努力が無駄なような気がする時、そんな時には是非とも自分自身やまわりの人達をねぎらってあげて下さい。
もし、3 歩進んで3 歩さがり、結果として全く出なかったとしても、6 歩も歩いたのですから…7
0 代、80 代の大先輩にインタビューすると、その人生の歩みそのものが素晴らしい!と感じます。そして、また今日、1 歩を歩き出す勇気が湧いてきます。その勇気を出した1 歩1 歩が人生に彩りを与えてくれるのかもしれません。
自分自身を、仲間たちをねぎらいながら一生懸命に1 歩1 歩、取り組んでいきたいと思います。
今月もありがとうございました。
株式会社 さんきゅー 代表取締役 長井正樹