2024年7月号「重続の力」 | さんきゅーの新着情報

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梅雨が終わると、夏本番。今年の夏は、どんな夏になるのでしょう。

こまめに水分を補給し、熱中症、体調には十分、気をつけてください。

 

さて、先月グループ会社全体での今期の経営計画発表会を開催しました。

 

気づいたら、もう10 年以上…みなさんは、何か続けている事はありますか?

 

社内での3S 活動(整理・整頓・清潔)社長勉強会や毎月のメッセージなど、私たちのグループ会社には続けている事が沢山あります。もちろん3 日坊主、続かない事も沢山ありますが。

 

昔に、ある打楽器のアーティストさんからこんな話を聞いて、重続(繰り返し続ける)を意識しています。

 

そのアーティストさんが(以後 ア)

「お寺の鐘を指一本で動かす方法を知っていますか?」

私「お寺にある大きな鐘ですよね…。」

私「お寺にある大きな鐘を一本で動かせるぐらい力のある指は、全く想像できません。」

ア)「普通に、指一本で押せば、鐘は動きます。」

私「え?…」

ア)「ただ、やり方があります。指一本で鐘を動かす時、一定のリズムで何度も何度も動かし続けてください!」

 

この方法、はじめはビクともせず小さな揺れは全く見えないそうです。

 

しかし何回も何回も、何回も何回も押し続けると、あるタイミングで揺れが見えるようになり、それを更に続けていると大きく揺れるのだそうです。

 

物理の法則『ものを動かす時、一回の瞬間的な大きな力よりも継続的な小さな力が積み重なった方が大きく動かせる。』

 

これは、鐘を動かす時だけでなく多くのことに当てはまるような気がします。

 

営業であれば、お客様と短い時間でも会った回数、業務改善も繰り返し繰り返し行った回数、

 

お掃除の仕事であれば、少しづつ磨いた回数、ある一定のエネルギーを継続すると、想像を超える結果に。

 

特にチーム運営においては、リーダーが自分ではなくメンバーの事を気にかけた量で大きく変わる

ように思います。

 

声をかけた回数、一緒に動いた回数、日報を読んだ回数、一緒に喜んだ回数、その人のことを考えた回数…目に見えないエネルギーが積み重なって、大きな力になる。

 

どんな素晴らしい人もはじめは素人。はじめてチャレンジした時は、全くできなかったはずです。

 

それが、小さな行動を繰り返していくと。

指一本で、お寺の鐘が動くように、想像を超える結果になったのでしょう。

 

これからも、小さな行動を積み重ねて、想像を超えるようなサービスのできる会社を目指したいと思います。

 

今月もありがとうございました。

 

株式会社 さんきゅー 代表取締役  長井正樹