なぜ、あの人は、そこまで安全にこだわるのか? | まなブログ

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大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

それ、必要?

 

 

 

週イチ非常勤の私立高校。

さて、今日の授業は?

 

 

いつものNHK『プロフェッショナル』。

宅配ドライバー、永澤康太さん。

 

ここ数年のガチ定番。

過去記事でも。

 

 

クロネコのドライバー。

6万人のなかで、トップとして表彰。

 

その仕事の丁寧さ。

気遣いの細やかさ。

安全意識の高さ。

 

どれもハンパない。

 

 

ヤマト運輸では、他業界からの転職者向けに。

最も効率的な配送ルートをAIが提示。

 

けど、永澤さんは、もうひと手間。

経験と知恵を活かす。

 

 

例えば、最短ルートを示すAIに対し、

わざわざ遠回り。

 

なぜ?

 

 

「AIのルートには、柿の木が。」

 

 

柿?

 

 

「実が垂れ下がると、車の天井に当たるんです。」

 

 

えっ、そこまで。

そんなとこまで、気遣うの。

 

 

「季節に応じて、変化します。」

 

 

季節に応じちゃうんだね。

たしかに「柿」は、AIには、ムリ。

 

 

また、AIの指示どおりに走る予定でも。

急にルート変更。

 

なぜ?

 

 

「お年寄りがこちらに向かって歩いてますから。」

「この道、狭いので。」

 

 

プレッシャーをかけ、焦らせてしまうと。

 

そーこーまーで~。

常に免許証はブルーな私。

爪の垢を煎じなければ。

 

 

1日130個

4分に1個のペース。

 

常に走る。

雨でも走る。

1分1秒をムダにしない。

 

けど、安全にも妥協がない。

 

 

行き止まりのお宅。

狭い進入路の手前停車。

 

そこから、走る。

結構、長いのに。

 

なぜ?

 

 

「お宅の前まで車で行くと。」

「バックで戻らなければなりません。」

 

 

なるほど。

 

 

「バックは危険なので。」

「これぐらいなら、走ります。」

 

 

さすが6万人のトップドライバー。

アタマが下がります。

 

 

安全意識で言うとね。

ピピッときたのが、車止め。

 

 

 

 

坂道とかでね。

車が勝手に動き出さないために。

 

これ、毎回、車を停めるたびに。

 

 

うーん。

 

坂道なら、わかるよ。

わずかでも道が傾斜してるなら。

 

 

けど、どう見ても、真っ平ら。

自重で動き出す心配なし。

サイドブレーキだけで、十分。

 

なのに、やっぱり車止め。

 

10秒は、ロスする。

時間のムダじゃない?

 

 

会社の規定なのかもしれないね。

どれくらいの傾斜なら、とか。

誤差が生じる個人の判断にゆだねないように。

 

 

でも、もうひとつ、気づいたの。

 

 

真っ平らな道でも、毎回、車止め。

荷物を持って走るぐらい忙しいのに。

 

全国6万人のドライバー。

毎回、その姿を目にするのなら。

 

あなたは、どう感じるだろう?

 

 

「なんて安全意識が高いの。」

 

 

って思わない?

 

 

「荷物を頼むなら、クロネコに。」

 

 

ってなりそう。

その宣伝効果たるや、大きいなと。

 

坂道なら、どこの配送会社でも車止めを。

真っ平らな道でも、毎回、やる。

そこに意味がある。

 

 

ってことを授業でもシェア。

 

 

「なるほど~。」

「そんな観方もあるんですね。」

「けど、めちゃ納得です。」

 

 

生徒にも好評。

観方が増えるって、快感だよね。

 

 

クロネコの永澤さん。

ここ数年、定番の授業ネタ。

 

なのに、新たな気づきが。

 

 

感じられるね。

私自身の変化。

 

ちょっと嬉しい。

 

 

過去に体験したこと。

「もう一度」もアリだね。

 

相対的に。

自分の変化に気づけるかも。

 

 

 

今日は、ここまで。

また、明日。

 

 

 

 

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