『月9』では、物足りない?
『ボーッと観る会』、夜の部。
観じたコトをシェアタイム。
Cさん、いかが?
「最近、中国ドラマを観るように。」
ほー、おもしろいんですか?
「わかりやすいんですよ。」
ストーリーが?
「ほら、ライトノベルを毎日読んでると。」
ええ、1日1冊、読まれてるんですよね。
「ちょっと活字に疲れたので、ドラマでもと。」
それで、中国ドラマ?
「低予算のB級ドラマなんですが。」
ですが?
「観ると、スッキリするんですよ。」
ほー、日本のドラマとの違いって?
「感情表現が激しいんです。」
怒る時は、しっかり怒る。
泣く時は、しっかり泣く。
笑う時も、しっかり笑う。
誰が見ても、そうだよねと。
日本みたいに曖昧な表現はなし。
「察する必要がないでしょ。」
たしかに。
察するのは、察するでアリだけど。
サクッとお手軽に観るのも、気楽。
「B級ドラマなのに。」
なのに?
「意外に続けて観てるんです。」
ほー、お手軽だから?
「さきほど、カタルシスって。」
ええ、日常とは全く異なるキャラ。
役者さんは演じることで。
「ある」んだけど、普段は登場しない「自分」を表現。
抑えられた感情を解放。
カタルシス(浄化)につながると。
それを見る私たちも。
キャラになり切ることで、カタルシスに。
日本人は、感情を抑えがち。
もちろん、日本のドラマも。
普段の自分にはない激しいキャラ。
なりきることで、感情解放。
韓流ドラマの魅力は、そこ。
「中国ドラマも同じなんです。」
「ああ、私、解放してるんだなって。」
そこに気づかれながらも。
わざとストーリーに入り込む。
活用されてますね。
感情解放のツールとして。
・・・ああ、ひとつ、注意することが。
ドラマで感情解放するとき、
陥りやすいワナが。
ピピッときたのが、こちら。
「癒しと目覚め Q&A」
中野真作 青山ライフ出版
> 感情を浄化するためには、
> 感情のエネルギーを
> ありのまま感じる必要があるのに、
> 感じているつもりで、
> 実際には感情にまつわるストーリーについて
> 考えたり分析したりしているだけに
> なっている場合があるのです。
ドラマを観てね。
感情が湧きあがってくるでしょ。
その時、ストーリーは一旦置いておくの。
感情だけに集中。
そのまま、カラダの感覚として感じきる。
でないと、解放されないから。
けどね。
ついとらわれちゃうの。
ストーリーに。
「あそこで、あのセリフはないよね。」
「伏線が甘いから、無理やり感、満載だわ。」
「きっと次回あたり、二人は別れるはずよ。」
これはこれで、楽しいんだけどね。
感情解放という意味では、効果なし。
アタマで、分析。
カラダは、お休み。
エネルギーは、カラダに溜まったまま。
ということで。
感情表現の激しいドラマを観られるのなら。
分析もありだけど。
スッキリしたいなら、カタルシス。
わきあがる感情、しっかり観じきってね。
カラダの感覚として。
今日は、ここまで。
また、明日。
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