「低血糖症」はなぜ起きるか後存知ですか?

 

「糖を摂らないから」ではありません。

「糖を摂るから」です。

 

糖を摂った後に血糖値が急激に上昇し、その後急激に下降することで起きます。

 

血糖値がどれだけ低くなると危険なのかは、医師によって意見が分かれています。

 

私のクリニックでは、まだ日本では正式なのは2箇所でしかやっていない、IPTというインスリンを使って通常の10分の1の抗がん剤を投与して、効果は10分の10以上が期待できる治療を行なっていますが、インスリン投与で血糖値が30mg/dlを切っても平然としている方もいれば、50mg/dlで発汗、火照り、眠気などの低血糖症状が出る人がいて、個人によってまちまちです。

 

本当に大切なポイントは、血糖値そのものではなく変動幅です。

 

血糖値は70〜120mg/dlが正常ですが、糖の摂取によって血糖値が急激に上昇して、食後2時間ほどで急激に低下するときに低血糖症状が出現します。

 

この急激な変化に、自律神経は対応できません。

その結果、めまい、手足のしびれ、動悸、発汗、意識障害などが起こります。

 

また、イライラやソワソワも低血糖症状の可能性があります。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

低血糖時の応急処置として、飴玉をなめるのも一つの方法です。

 

しかし、根本的には、血糖値をやたらに変動させないことが一番です。

 

糖質制限をきちんとすると、体内に入る糖はミニマム。

体内では、必要なだけの糖がコンスタントに産生されます。

 

外からの過剰な糖の摂取による血糖値の急激な上下もなく、血糖値は安定します。

 

とても堅実で安全な方法です。

 

 

 

 

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糖質を摂ると、自律神経の交感神経が刺激されます。

 

交感神経が優位な状態とは、即ち「緊張モード」になっています。

脈拍が上がり、呼吸は浅く、血管が収縮して血圧が上がり、睡眠は浅くなります。

 

また、消化機能は低下します。

消化は、副交感神経優位の時の活動ですので、リラックスしているときに、消化液が存分に分泌されます。

 

糖を習慣的に摂っていると、交感神経優位な状態が続き、消化力が低下してきます。

 

消化力が下がるということは、すなわち代謝力が低下することで、

基礎代謝が低下し、疲れやすく太りやすくなります。

新陳代謝が悪くなって、老けやすくなります。

未消化物が体内に残留して、病気になりやすくなります。

そして、ますます糖の影響を受けやすくなる、という悪循環に入ってしまいます。

 

ランチ後の眠気は糖質摂取によるドーパミンの低下によるものですが、

消化力が落ちれば、この眠気をさらに強く感じやすくなります。

 

糖を断つことで、以上の問題をかなり防ぐことができます。

 

もちろん、普段から消化力が高くなるような生活をすることも大事ですが、

糖を断つことで、胃もたれなし、イライラなしでエネルギッシュな心身が手に入ります。

 

 

 

 

 

 

糖質制限ダイエットを継続するためには、「消化力」を維持することが欠かせません。

 

消化力を上げるためには、白湯を飲むなどといったことに加え、日々の運動が大切になってきます。

 

おすすめは①ストレッチ、②筋トレ(週2回)、③有酸素運動(週2回から毎日)の3つ。

 

ここでは有酸素運動の方法について、詳しく紹介します。

 

有酸素運動を3カ月続けると、「体脂肪が減る」だけでなく、「手足や足先などの抹消の毛細血管が20倍以上に増える」といううれしい効果があるからです。

 

毛細血管が増えると、身体の隅々まで温かい血液が流れてきますので、冷え症が改善するというわけです。

 

また、有酸素運動をすると、脳内のβエンドルフィンの分泌が増えるので、気持ちよくリラックスできます。

なので、また走りたくなるという、習慣化がたやすくなります。

 

「有酸素運動」の具体的なやり方です。

1 脈拍90で10分間歩いてウォーミングアップをする

2 「有酸素運動ゾーンの脈拍」で20分以上走る(最低30〜40分)

3 そのまま10分間歩いて、乳酸を排出して筋肉痛を予防する

 

脈拍の測定器は数多く出回っているので活用しましょう。

「(220―年齢)×0・8」がその人に適した脈拍の値です。

 

測定器なしで走る場合、「うっすら汗をかいて息切れない程度」が理想です。

玉の汗をかいてゼーゼーしているようでは速すぎです。

 

「うっすら汗で、息が切れない」レベルの運動ですから、決して辛くはありません。

 

前述のように、この運動をしているとβエンドルフィンという脳内麻薬の分泌が増えるので、気持ちよくなります。ランナーズハイというやつです。

するとまた走りたいという風に習慣化しやすくなります。

 

是非、この素晴らしい習慣を身につけてリラックスして消化力を上げてください。