祖母の空襲と母の免許返納の話 | 難病ジストニア娘との日常

難病ジストニア娘との日常

ジストニアとは脳の神経障害で筋肉が思い通りに動かせなくなる病気。原因不明・治療法不明で寝たきりの「進行性全身性ジストニア」の娘ハル、25歳。
母そらくが書きます、どうぞよろしく♪


「空襲警報が鳴るとね、
おじいちゃまは日立の工場を守るために
走って行ってしまうから。

おばあちゃまは社宅の裏の山に、
1人で3人の子どもを連れて
避難したのよ。
背中にみーちゃんをおんぶして、
みなこ姉ちゃんの手を繋ぐと
もう手はいっぱいだから、
上のしょーちゃんには前掛けの端を
『しっかりつかんで!』と言って
走って裏山まで逃げたのよ」

戦争の話をほとんどしなかった
大正5年生まれの祖母が、
空襲警報から逃げた
この時の話だけは、
繰り返し繰り返し話してくれました

生まれ故郷の広島市から、
祖父の転勤先だった
茨城県日立市に嫁いだ先での
祖母の戦争の思い出話。

その時、
祖母の背中で守られていたのが、
戦争が始まって3週間後に生まれた
私の母で、今月82歳になりましたケーキ


・・・✂︎・・・・・・

免許返納は80歳で、
と言っていた私の母。

80歳になったら
「80歳のうちは乗る」と。

81歳になったら、
「免許更新まであと1年あった」と。

車が無いと困るのは分かるし、
父は病気診断の月に免許返納済み💮
送迎の負担が近くに住む姉に
行くのは見えているから
強く言いにくい所だったけど、
母に物申せるのは私だけだからフラッグ

「免許返納後の暮らしに、
慣れていくにも元気が必要だから」と。
言い聞かせ〜(*´ー`*)ふふ、ほえーん

両親は昨年秋から準備を始め。
役場の本所の人たちに挨拶、
これからは近い分所を利用します。
遠い病院にも挨拶を、
近い内科で合わせて診てもらう事に。
ゆうパックは集荷に来てもらうし、
バスと地域のタクシー(割引あり)の
乗り方・乗り換えも練習中音譜
後はホンダさんに、
車を引き取りに来てもらうだけ。

今月82歳になり、先週免許返納キラキラ

警察署に行って免許返納の手続きを
するだけで往復3時間、
バスを乗り継いで・・・
バスカードが見つからずバスを1本見送り
30分待った話。
乗り換えを調べずに行ったらその日1本の
バスにギリギリ乗れた話。
帰りに乗るバスを間違えて、
遠回りしたけど着いた話🚌DASH!

「これからは予定は1日ひとつの、
ゆっくりした暮らしをするわブーケ2
受け入れて慣れようと⬅︎いまココ💃

免許返納を強く言ったのは私だから、
これからも変わらずに両親の暮らしを
見守っていこうと思っています
見てるだけ〜〜♪聞いてるだけ〜〜♪

↓これは私の車🚙
この季節は、引きこもりが目に見える⛄️


・・・✂︎・・・・・・


【おまけ】

夫の正月恒例行事、親兄弟の年齢表メモ

ひとりひとりを思いながら見通しを。

夫の予言によると今年は、

「皆おだやかに暮らせるクローバー」らしい


難病ジストニアの娘ハルは25歳に、

障害年金や障害手当の更新がある他は

特に大きな予定もなし音譜


よく見ると夫の予言表のハルは、

2031年の欄に何の迷いもなく

「32歳」と書いてある!!

今年も頑張るエイエイ ホーーー旗






6年前、101歳でケーキ