あなたが

 

小さかったころは

 

送って

 

託して

 

お迎えにいって

 

それが

 

毎日だった

 

ぎっちり

 

大人と過ごすより

 

子どもたちの

 

世界で

 

過ごす方が

 

ずっとずっと

 

楽しそうだったから

 

安心して

 

わたしは

 

大人の世界で

 

過ごすことができた

 

だんだん

 

大きくなると

 

自分で

 

あなたの社会へ

 

出ていき

 

お迎えだけでよくなった

 

そして

 

とうとう

 

お迎えもいらなくなった

 

だから

 

ごくたまにある

 

お迎えが

 

なんだか

 

たまらなく

 

特別だよ

 

うふふ

 

うれしくて

 

思わず笑顔になってしまう

 

ツバメは

 

今年も帰ってきたかしら

 

スズランも

 

咲いたかな

 

 

 

 

 

あなたが

 

恋にやぶれて

 

泣いていた時

 

わたしも

 

一緒に

 

泣いたっけ

 

なんて

 

無防備で

 

何にも

 

知らない

 

わたしだったこと

 

その傷の

 

一部を

 

引き受ける必要なんて

 

全然なかったのに

 

だって

 

すべてが

 

自作自演

 

何が起こっても

 

それは

 

自分が

 

どこかで

 

望んだこと

 

望んでないなら

 

おそれていたこと

 

おそれたり

 

不安になったり

 

そのことに

 

焦点を

 

あてすぎていたってこと

 

それから

 

自分の

 

望みとは違う結果だとしたら

 

それは

 

天が用意してくれたってこと

 

天の用意してくれた

 

脚本は

 

わたしたちが

 

ちっぽけな

 

頭で

 

考える

 

平凡な

 

劇とは違って

 

劇薬だったりもするけれど

 

それは

 

わたしたちへの

 

愛であり

 

成長の

 

きっかけ

 

そんじょ

 

そこらの

 

これくらいで

 

満足してるんじゃないわよ

 

もっと

 

もっと

 

上を行きなさい

 

だから

 

すべては

 

自作自演

 

どんな結果も

 

どんなみちも

 

自分が

 

つくり

 

歩んでいく

 

大丈夫

 

ちゃんと

 

みちしるべは

 

あるんだから

 

泣いていたから

 

見えなかっただけだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レミのうしろには

 

ふぁ~っと

 

美しい空が広がっていて

 

レミの前には

 

かっこいいシドがいる

 

ららららら

 

歌いましょう

 

踊りましょう

 

愛する

 

ガイアのために

 

一糸まとわず

 

舞い踊る

 

跳んで走って

 

うさぎのように

 

たつみに

 

捧げる

 

その力

 

地上に

 

花が咲き誇り

 

濃い空気が

 

恋をうむ

 

空にはひばり

 

 

ツバメ

 

朝早くから

 

うたいます

 

ちょうちょは

 

花から花へ

 

太古から

 

いのちを

 

つなぎ

 

つないだ

 

いのちを

 

花開かせる

 

約束を

 

果たせるものは

 

これからも

 

励めよ励め

 

楽しむがよい

 

美しさを

 

わからぬものは

 

ブロッケン山へ

 

ゆくがよい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やまぶきいろ

 

はっとして

 

目が覚めるのに

 

可憐な花

 

自由に枝を伸ばし

 

ゆらゆらゆれる

 

いつか植えてみよう

 

お日さまの沈む方へ

 

手の鳴る方へ

 

鬼さんこちら

 

さあさ

 

いっしょに

 

おどりましょう

 

うたいましょう

 

待ってます

 

ありがとう

 

 

 

その刹那

 

空の飛び方を

 

また

 

思い出せる

 

ような

 

氣がしたんだ

 

あなたが

 

遠くへ行くことになって

 

まわりの人たちは

 

さまざまに羨んで

 

勝手に

 

私の行く末を

 

決めつけた

 

けれど


私は

 

行かないと

 

決めたんだ

 

変化より

 

現状維持

 

新しい場所での

 

心機一転ではなく

 

好きでもない今の場所での

 

変わらない日々

 

ひどく

 

自分らしくないように思える

 

選択をした後で

 

もう

 

与えられた変化に

 

飛び乗ることすらできない

 

私なのか

 

とがっかりした後で

 

空をみていたら

 

また飛べるような

 

そんなかすかな

 

予感があったんだ

 

静の中に

 

実はとてつもない動があって

 

動の中にももちろん静がある

 

ぱっと見ではわからない

 

燃えていたようで

 

どこか

 

投げやりにやっていた仕事

 

主体的に動いていたようで

 

どこか

 

流されるままに生きていた自分

 

楽しいことも

 

やりたいことも

 

ほしいものさえ

 

なかった日々

 

生きているようで

 

本当には生きていなかった日々

 

感情があるようで

 

実際は枯れかけていた日々

 

そういうものに

 

あらためて

 

ひとつ

 

ひとつ

 

向き合うために

 

用意されたみち

 

わかりやすくて

 

うすっぺらい

 

吹けば飛ぶような

 

ニセモノを

 

ひとつ

 

ひとつ

 

はがしては

 

捨てていく歳月

 

少しは

 

振り返ってみてもいいけれど

 

決して

 

自分を

 

責めないで

 

だって

 

すべて

 

必要な

 

過程だったんだから

 

やってみないと

 

わからなかったでしょ

 

待っていたよ

 

さあ

 

殻を割ってごらん

 

すべては

 

愛のために

 

はかりしれない

 

大きな愛のために