れとれーては

 

或る日

 

突然

 

自分で

 

蓋を開けた

 

もちろん

 

そういった機能も

 

あったのだが

 

まったく使ったことはなかった

 

10年目にして

 

自分で

 

使うことに決めたようだ

 

きっと

 

もっと

 

きれいにしてほしいのね

 

そう言うと

 

安心したのか

 

その日はまた静かになった

 

あくる朝

 

約束通り

 

きれいに掃除した

 

すると

 

そのあとから

 

毎回自分で蓋を開けてくれるようになった

 

うれしそうに

 

勢いよく

 

ボタンを確かめても

 

その機能はオフのまま

 

その夜にはさらに

 

自分で流してくれるようになった

 

蓋を閉めるところはどうかしら

 

そこはまだだったので

 

私が閉めるのボタンを押す

 

電池が減ったいたようでも

 

あったので代えたけれど

 

やっぱりきちんと

 

開けてくれる

 

ありがとう

 

ものはものいわぬ

 

ものじゃない

 

ものいわぬかもしれないけれど

 

こちらをみてる

 

そのうち

 

もっと話せるだろう

 

 

 

向かい合って

 

話をしていても

 

まわりの会話も

 

すべてきこえて

 

落ち着かない

 

自分の会話もすべて筒抜け

 

もちろんお互いに

 

きこえていないふりをする

 

そんなとき

 

ははは

 

かならず

 

わたしの学校がわかるワードをいれる

 

それがどんなに素敵か

 

誇示するように

 

そんなははの愚かさに

 

気付いていないふりをする

 

ふりふりだらけ

 

おいしいはずの

 

食事の

 

あじけなさ

 

まちなかの

 

パーソナルスペースがない

 

脅威

 

歩いていると

 

後ろから

 

蹴られる

 

痛いと振り向くと

 

勝ち誇ったように

 

通り過ぎていく

 

詫びのことばもなく

 

当たり前だよね

 

わざとだもの

 

臭くて

 

吐き気がした

 

地下道

 

そうやって

 

踏みつけにしたはずの

 

誰かの

 

災厄を

 

すべて引き受け

 

すでに消えたものたち

 

きりえ

 

はりえ

 

もざいく

 

そして

 

コラージュ

 

 

 

 

 

 

さいころ

 

さいこう

 

ころころこころ

 

どっちにべっと

 

べっとで

 

いくさ

 

ちゅうちゅう

 

いただき

 

たこかいな

 

ぶくぶく

 

ばぶるは

 

せんすで

 

あおげあおげ

 

あおげば

 

とんでけ

 

とんでけ

 

ばぶる

 

うちゅうの

 

かなたへ

 

とんでいけ

 

ここに

 

おまつり

 

さわぎが

 

あるぞ

 

みてけみてけ

 

みるのは

 

ただよ

 

わくせいからも

 

みてけ

 

よってけ

 

よってけ

 

えいりあん

 

こんなに

 

たのしい

 

わくせい

 

てら

 

 

 

 

 

 

あーてあーて

 

ええてええて

 

なんもなんも

 

けてるびより

 

あかねさす

 

まなことじれば

 

けんじんも

 

ぐじんも

 

とおく

 

われのみが

 

ここにたつ

 

ねをはり

 

ちていの

 

おくふかくまで

 

つきすすむ

 

あつく

 

さむく

 

さむく

 

あつい

 

まっくらで

 

あかるく

 

あかるく

 

くらい

 

いちばん

 

ふといねを

 

おくにひっかける

 

ほーむぐらうんどへ

 

もどるとちゅうで

 

きれないように

 

さんどうを

 

さんど

 

とおるように

 

いきが

 

くるしい

 

もどったら

 

ことばを

 

またれている

 

みんな

 

えいゆうを

 

もとめている

 

まちがえない

 

だれかに

 

すがろうとする

 

いっそうされる

 

ともしび

 

きつねびより

 

けてるびより

 

 

 

 

 

 

 

 

息が詰まって

 

目が覚めた

 

ハートが強張っている

 

冬の夜

 

ハニカムを

 

あけて

 

よびかける

 

シリウスは

 

瞬きが

 

美しすぎて

 

清らかで

 

いつも

 

泪があふれる

 

励ますような

 

流星に

 

笑顔でこたえる

 

大丈夫

 

過去を癒せるよ

 

大丈夫

 

いつか思い出せるから

 

なにもおそれることはない

 

ありがとう

 

おかあさん

 

おやすみなさい

 

おおきく

 

はばたいたように

 

おもえた