Ψ(さい)のつづり -75ページ目
滝がそらからおちてくる
わたしたちの
頭の中を
精神を
シャキッと
鍛え直すため
雷がそらからおちてくる
わたしたちの
チャクラを
からだを
バキッと
整えるため
風がそらからおちてくる
わたしたちの
だらだら
なまけ
なんにもしないを
一氣に
吹き飛ばすため
地も揺れ
しがみつくところもなく
やっぱり
自分の足を
鍛えて
グラウンディング
しなやかな
木の枝をお手本に
揺れはこそすれ
倒れはせん

ヘリアカルライジングまで
あと
少し
わたしたちの
太陽が
母なる
シリウスと
ともに
昇り
いつも
大切に
見守られている
息子が
母と
息を合わせた
協演を
奏でるとき
世界には
いまだ見ぬ
壮麗な光景が
広がり
雲は
さまざまな
象徴をつくり
愛の波動で
満たされる

ここは
どこでもあるし
どこでもない
いつでもあるし
いつでもない
時と空の
はざまで
コクーンのように
静まる
永遠の静はなく
永遠の動も
ないのだから

未だ
そんなことを
恐れていたのか
夢が
嗤う
もう
とうに
断ち切ったと
思っていたのに
別の次元に
いると
思ったのに
水は
高きから
低きに
流れ
下へ行こうと
誘い
引き込もうとする
絡めとられるもんか
飛沫をあげ
逆流の
渦を
つくる
何度でも
バッハの
聖なる流れに
何度でも
モーツァルトの
聖なる周波数に
何度でも
ベートーヴェンの
困難に挑む情熱に
助けられ
ゲーテに
ヘッセの
ことばの力を借りて
息を吹き返し
底を蹴る
風よ
鳥よ
わたしを
高みへ
いざなって
ください

17のころ
ぐちゃぐちゃな
思考とともに
いつも
悩んで
傷ついて
強がって
蟹のような
かたい鎧で
武装して
内側は
泣き叫んでいた
世界は
いつだって
不公平で
自分だけが
幸せになっても
意味がないと
思い込んでいた
いまになっても
思考がこんがらがって
脳内配線工事が
必要になることが
あるけれど
世界の
ありようには
すべて
意味があることを
知ったから
自分を
無駄に
責めることは
しない
幸せは
独り占めしなければ
ひろがっていくし
この世界の
豊かさ
美しさは
めぐっていくから
せき止めなければ
循環する


