あとから振り返って

 

ああ

 

あのとき

 

時代が動いたんだなって

 

気づくけれど

 

あの時代は

 

息が詰まって

 

仕方がなかったし

 

よくあんな風に生きていたよね

 

とか

 

本当は嫌だったんだよね

 

とか

 

あとからなら

 

いくらでもいえるけれど

 

いつもいつも

 

いまがまさに

 

かわるときだし

 

かえどきだし

 

歴史の転換点の

 

まっただなか

 

お能の動きのように

 

一見動いていないのに

 

いつの間にか

 

回転してるみたいに

 

運命の

 

輪が

 

大きく

 

回転する

 

振り落とされないように

 

しがみつくのか

 

玉乗りのように

 

乗りこなすのか

 

みんな初

 

正解は

 

ない

 

 

日本は山がちで

 

急流が多いから

 

勢いよく

 

よい音を響かせて

 

おしげもなく

 

きれいな水が

 

流れていく

 

そのかたわらに立つ

 

わたしの体液も澄んでいき

 

流れに調和する

 

風がここち良い

 

日本では

 

水道をひねれば

 

水が出て

 

毎日お風呂に

 

ゆったりつかれる

 

稀有で

 

ありがたい

 

こんなにも

 

幸せな

 

国では

 

水瓶の水は

 

豊かに

 

溢れんばかり

 

水瓶の水を

 

絶やさぬように

 

するのは

 

水からうまれた

 

わたしたちの

 

つとめ

 

愛を

 

ありがとう

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

 

 

 

鳥居の

 

向こう側には

 

神様がいらっしゃる

 

おじゃまします

 

鳥居をくぐって

 

向こう側へいくと

 

涼やかな

 

風が吹いている

 

木の

 

一本一本が

 

太い幹から

 

大きく枝を伸ばし

 

青々とした葉をしげらせ

 

木陰を

 

つくってくださる

 

そこにじっと

 

たたずみ

 

エネルギーを

 

分けていただく

 

鳥居から外に出ると

 

ああ

 

ちょっと蒸しっとした普通の空気が

 

包み込む

 

鳥居は

 

小さいものも含めると

 

いたるところにあって

 

日本ならではの

 

景色なんだと思う

 

この

 

境界があることで

 

いつでも

 

姿勢を美しく

 

心を

 

穏やかに

 

リセットしようと

 

思える

 

ざわざわした心じゃ

 

越えたくない

 

越えられない境界線

 

これこそが

 

わたしたちの

 

根っこを支えてくれる

 

清らかさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんなに欠かさず

 

毎日飲んでいたのに

 

ふと

 

飲まずにいたら

 

一日

 

二日

 

ずっと

 

飲まなくなった

 

珈琲

 

無理やりに

 

二度と

 

飲まない

 

って

 

することもないけれど

 

いらないうちは

 

飲まないでいよう

 

珈琲を飲むと

 

甘いものがほしくなるから

 

珈琲を飲まなくても

 

ちょっと

 

甘いものは

 

ほしくなるけれど

 

常備していないから

 

なきゃないで何とかなる

 

小さく

 

大きく

 

大きく

 

小さく

 

からだの声をきいて

 

変えていこう

 

いつもいつも

 

同じことの

 

繰り返しじゃ

 

つまらないから

 

新しい風を

 

吹き込んで

 

おひさまのように

 

毎日

 

生まれ直そう

 

 

 

 

あなたはいま

 

どこにいるの

 

乗り越えた歳月の分

 

逞しくなって

 

大人の余裕も

 

あるんじゃないかな

 

でも

 

笑い顔は

 

そのままな

 

氣がする

 

きっとこれからは

 

いまどこにいるか

 

わからなくても

 

テレパシーで

 

ふたたび出会ったり

 

できるのかもね

 

そうしたら

 

また

 

話をしようよ

 

愚痴とか

 

身体のどこかが悪いとか痛いとか

 

そういう話は

 

しないでよ

 

すぐはがれるメッキを

 

貼る必要はないし

 

おだてたり

 

無駄な謙遜もいらないから

 

これまで

 

がんばった

 

わたしたちを

 

ひとしきり

 

ほめたたえあって

 

美しいこれからの話が

 

したいな