大晦日には

 

いつもなら

 

人々が寝静まる

 

夜中に

 

駆けていこう

 

お寺の

 

鐘をつくから

 

凍えるほどの寒さで

 

足の感覚も手の感覚もなくなるけれど

 

火がぱちぱちと煙をあげて

 

応援してくれる

 

きっと

 

来年はもっともっと

 

いい年になるし

 

してみせる

 

それでいて

 

大きな流れには身をゆだねる

 

それは

 

長いものに巻かれるのとは違う

 

敬意があるからこそできるアクション

 

除夜の鐘が

 

わたしの煩悩を

 

ひとつひとつ

 

浄化してくれる

 

わたしを大切にすることと

 

世界を大切にすることは

 

ふつうに

 

両立することだから

 

自分

 

一人だけで

 

頑張りすぎなくていい

 

 

いつか

 

のんびり

 

安穏と

 

生きられる日がくると

 

誰かが

 

言ったのだろうか

 

いいえ

 

誰も言っていない

 

わたしが

 

勝手に

 

そんな幻想を抱いていただけ

 

そんなときは

 

永遠に来ないし

 

そんなときが

 

本当に来たら

 

きっと

 

一日で

 

飽きてしまう

 

天から与えられた

 

使命を

 

果たしつつ

 

新しいことにも

 

アンテナを張る

 

そうやって

 

生き生きと

 

日々を過ごすことが

 

歓びであり

 

幸せなのだから

 

ぬるま湯につかって

 

ふにゃふにゃに

 

ふやけるだけでは

 

芯まで温まらない

 

それなら

 

熱いお湯と

 

冷や水を

 

交互に浴びて

 

しゃきっと

 

目を醒まそう

 

 

 

 

ふるさとに

 

かえる

 

わくわく

 

帰ってくる

 

家族を

 

迎える

 

わくわく

 

世界が

 

わくわく

 

しっぱなしの

 

日々に

 

休むことは

 

自分をも

 

ハッピーに

 

すること

 

いろんな

 

お仕事が

 

やりすぎ

 

詰め込みすぎだったことに

 

気付いた

 

世界は

 

少し

 

優しくなった

 

それぞれが

 

駆け抜けながら

 

いきなり

 

大晦日に

 

なるのではなく

 

少しずつ

 

大晦日に向かって

 

整えていく

 

その

 

時間が

 

かけがえのない

 

ギフト

 

その時間が

 

来たる年の

 

波動を

 

高めていく

 

栄養になる

 

 

 

12月が

 

粛々と

 

進んでいく

 

星々が

 

順行に転じ

 

わたしたちも

 

わくわく

 

盛りだくさんで

 

過ごしていく

 

暗いくらいの

 

日中も

 

のどにやさしい湿度を

 

与えてくれる

 

霧や雨に

 

感謝する

 

もう確実に

 

日はほんの少しずつ

 

長くなり

 

わたしたちが

 

明るい

 

未来と

 

希望あふれる

 

2026年を

 

過ごせるよう

 

限りない

 

エネルギーを

 

惜しみなく

 

届けてくれて

 

わたしたちが

 

わはははは

 

と

 

思わず

 

笑顔になったり

 

ほろっと

 

うれし涙を

 

浮かべるような

 

できごとまで

 

用意してくれる

 

こんなにも

 

大きな大きな愛に包まれて

 

生きていく

 

しあわせを噛みしめて

 

今年も一年ありがとうございました

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一本のろうそくに

 

火を灯し

 

じっと

 

みつめる

 

炎はゆらめき

 

わたしの

 

呼吸に合わせて

 

炎の形を

 

変えていく

 

火に語りかける

 

火は

 

ことばを

 

呑み込み

 

燃やし

 

同意する

 

同意しないときは

 

身をよじって

 

黒い煙を吐き出す

 

わたしは

 

雨の

 

聖夜に

 

ここにいます

 

来年は

 

もっともっと

 

自分にまっすぐ

 

世界に

 

まっすぐ

 

向き合います

 

余計なものを

 

そぎ落とし

 

炎の

 

真ん中の

 

高い

 

高い

 

温度の

 

炉のように

 

内面に

 

熱量を蓄え

 

世界に

 

大きな

 

エネルギーを

 

放ちます