アクエリアス時代の
予習を
ヨシュアが
用意してくれたんだ
ずっと昔の
風に乗って
さんずいの
木に目がある
南に
3年間限定で
金星期の者たちが
予告編を
駆け抜けた
もちろん
そうとは知らずに
地の時代にあった
その楽園は
当然
地の時代と無縁というわけには
いかなかったし
すこしの
ねじれと
苦しさは
否めなかった
自由と引き換えに
引き受けた重みによって
ちょっと
左にかしいだりもした
だからそこで過ごした
3年間は
毒にも
薬にもなりえたんだ
そこを出た後
ある者は
現実世界になじめなかったし
ある者は
厭世観を持ってしまった
もともとあまり深く考えない質の方が
出てからの生活をうまく乗りこなせたんだ
とはいえ
すぐにある程度の
成功をつかむものも
多かったし
斜に構えるのも長い長い人生の一時期のことで
太陽期
火星期
木星期
土星期と進んでいく中で
何らかの
力を受け取り
自分らしさを
開花させていくものも
多いだろう
まだまだ
これからが本番だから
結果なんて
神のみぞ知る
ねえ
ヨシュア
あなたは
木になって
ときどき
地上をみにきているんでしょう
これからの
わたしたちに
注目していて
