Ψ(さい)のつづり -55ページ目
雨の日が
こんなに
うきうきするなんて
知らなかったよ
しっとりとした空氣
みんなせかせかしないから
街もちょっとおしとやか
車で目的地の真ん前につけて
ささっと駆け足なんて
もったいない
傘の中に自分だけの
静かな空間を持ち運んで
あえて歩いてみる
それでも
がんばっているツバメさんたちもいて
そのにぎやかさは
活氣に満ち溢れて
パワーをお裾分けしてくれる
紫陽花も
うれしそうに
ほほえみながら
咲き始めた
ああ
なんて素敵なの
ありがとう
ありがとう
ありがとう
地球さん
太陽さん
三日月さん

しあわせは
足し算であり
掛け算
べき乗もあり
ありがとうは
あり×じゅうでしょ
もしくは
あり+あり+を10回分
さらに
ありの10乗
引き算や
割り算は
あんまり
向いていない
だって
しあわせは
しを合わせることだから
うれしい
たのしい
おいしい
あいしてる
それに
しあわせは
広がっていく
ふくらんでいく
しあわせのお裾分けをするときだけ
引いたり
割ったりするけれど
そのあとは
また
ふんわりと
大きくなって
どんどん
育っていって
地球を
包み込むんだ

ここのところ
からだに合う
たべものや
のみものが
あるものは
そっと
ゆっくり
気付いたら
あるものは
突然
変わって
二度と
ほしくない
状態になった
からだのなかの
わるいものが
どんどんデトックスされ
細胞がうまれかわる
途中のいまは
ぶつぶつがでて
かゆかったり
ひたすら
眠かったり
するけれど
変化を
楽しみに
からだと
とことん
向き合っていく所存です
いままで
酷使して
ごめんね
ありがとう
ありがとう
ありがとう
この新月を機に
よみがえる予感

すぎな姫
わたしは
あなたのことを
誤解していました
つくしの
袴時代はかわいいけれど
清楚な袴を脱ぎ捨ててみれば
髪の毛ぼうぼうの
やまんばになり
ぬいても
ぬいても
どんどん
どんどん
はえてきて
大変なことになるって
でも
あなたと
たたかうなんて
意味のないこと
あなたは
それだけ
生命力に
あふれていて
地下から
豊かな
栄養を
吸い上げているっていうことだから
その栄養を
お裾分けしていただくことにしました
袴と裾って字が似ているもの
うふふ
あなたはいくらでも
生えてくるし
抜こうとしても
容易には抜けずに
必ず千切れます
だから抜かずに
ちょきちょきして
洗って乾かす
乾かしたのはそのままお茶になるし
ホワイトリカー漬けで
チンキにもなる
とりあえずは
どんどんお茶で飲んで
すぎな姫の生命力と
図太さを
わたしも
いただくわ
ありがとう

まだあじさいの季節には
ちょっと早いけれど
ちゃあんと準備しています
枯れ木のようだった真冬を経て
まだ寒い早春のころから
みどりのはっぱをそうっと用意して
桜の咲くころから
いきいきと
はっぱをしげらせ
湿度を増してきた最近では
つぼみをいっぱいつけて
さあ準備万端
嵐でも
雷でも
ウェルカムよ
しっとりも似合うし
吹き飛ばされはしないわ
あんなに大きなお花を
たくさん咲かせても
平気なんだから
実は逞しいのよ
今年の色を
いま
土の中で
ねっているところよ
グラデーションを
お楽しみにね


