誕生日は

 

だれにとっても

 

特別な日

 

わたしにとっては

 

いつも

 

涙に隠れたバースデー

 

ケーキもプレゼントも

 

なにもほしくなかった

 

でも

 

いまはこうやって

 

世界が

 

わたしを

 

よんでくれたと

 

知っている

 

それに

 

わたしは

 

ここへ

 

愛を伝えるために

 

おりてきたことも

 

知っている

 

いざいざいざ

 

だからここにいるんだと

 

覚悟を決めて

 

世界と

 

向き合える

 

愛を

 

たずさえて

 

いざ

 

いざ

 

ここへ

 

 

 

 

 

「この花をもっていって」

 

「どうして」

 

「もっていかなければ、きっとあなたは

この約束を忘れてしまうだろうから」

 

「でもおなかの中で

とろけちゃうからもっていかれない」

 

「それならこの花を覚えていて。

花の色だけでもいいわ。

お空の色に似ているから、お空をみるたび

きっと何かを思い出せるから」

 

そうして虹の門をくぐり

 

案の定

 

すべてを

 

忘れてしまった

 

でも

 

空を眺めるのは

 

大好きだった

 

ワスレナグサ色の空を

 

眺めては

 

泣いてばかりいた

 

金星期

 

苦しくて

 

なにも

 

思い出せなかったけれど

 

かすかな

 

ほんのかすかな

 

余韻はあった

 

サヘルの地に

 

降り注ぐ

 

天の川の母乳

 

凍てつく夜は

 

むき出しの地面が

 

6番目のセフィラの熱を

 

ほどよいあたたかさとして

 

伝えてくれた

 

地の呪縛を解き放つ

 

前触れのようなものも

 

すべてに幕がおりることを

 

阻止する愛のことも

 

思考がさまよいがちな

 

わたしを

 

叱咤激励する

 

愛も

 

勿忘草が

 

伝えてくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バースデー前になると

 

涙が止まらないから

 

ここに

 

うまれたくなかったの

 

 

ずっとずっと

 

思っていた

 

世界が

 

わたしを

 

たすけて

 

育てて

 

大きな愛に

 

包まれている

 

そのことを知って

 

いまはずっとずっと

 

いざ

 

ここへ

 

いざ

 

いざ

 

いざ

 

ここへ

 

 

 

 

 

まよまよ

 

まよまよ

 

まよっている奴は

 

マヨネーズ和えにするよ

 

ぶりぶり

 

ぶりぶり

 

ぶりっこは

 

もちろん

 

照り焼き

 

じくじく

 

くじくじ

 

じぶんの

 

じくがぶれぶれは

 

竜田揚げに

 

なっちゃえ

 

ああ

 

わたし

 

しっかりしてよ

 

なんだって

 

頼まれもしないのに

 

余計な

 

なやみをこしらえて

 

ない頭で

 

ごちゃごちゃ考えて

 

へ理屈こねて

 

ひそかにおそれて

 

勝手に

 

落ち込んでるのさ

 

ああ

 

やめだやめだ

 

そんなの

 

この星にも

 

優しくないんだから

 

ガイアのこと

 

大事で

 

大切で

 

大好きなんでしょ

 

だったら

 

全身全霊で

 

愛してみろっての

 

わかったか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまこうして

 

ここに

 

立っていること

 

海にいて

 

山にいて

 

川にいて

 

滝にいて

 

谷にいて

 

そのこと自体が

 

導かれてきたことに

 

会いたかった方々に

 

会いにきたことに

 

目には見えないけれど

 

会えていることに

 

氣付く

 

生まれる前から

 

決まっていた流れと

 

自分が

 

望んで

 

飛び乗ってきたこと

 

その流れが交わった点に

 

今日

 

立てていることに

 

氣付く

 

飛び立った

 

カワセミの

 

エメラルドグリーンや

 

黄色い蛇の

 

美しい

 

動きや

 

海鵜が

 

海面で

 

魚を狙い

 

三本足の

 

鴉が

 

石になって見守り

 

風切り羽根を

 

美しく魅せて

 

飛ぶカラスも

 

みんなみんな

 

教えてくれる

 

じわじわと

 

鈍感ちゃんを

 

卒業だよ