さあ出ておいで

 

なんて

 

むりやりに

 

ひっぱりださなくても

 

いい

 

長い長い時間をかけて

 

磨かれた石が

 

大切にかくされていた

 

ファラオのお墓が

 

突然

 

人の目にふれるように

 

時期が来たら

 

そのときがきたら

 

大地母神への

 

愛があふれだして

 

ことのはの

 

舟に乗り

 

大海原へ

 

漕ぎだして

 

世界中に届き

 

美しい

 

ガイアを

 

宇宙の星々が

 

誉めそやす

 

そんな星に

 

何度も

 

生を受け

 

山盛りの至らなさと

 

おそろしいほど身勝手な時期も

 

生かしてもらったこと

 

ありがたくて

 

涙があふれるけれど

 

その感謝を伝える言葉は

 

まだみつからない