ホトトギスは

 

鳴くまで

 

待ったり

 

鳴かせてみようとしたり

 

鳴かなければ

 

斬ってしまったり

 

されるものらしい

 

いったいどんなに

 

魅力的な声なのかしら

 

スターって

 

大変よね

 

時の

 

お殿さまたちのことなんて

 

当のホトトギスには

 

どうでもよかったんでしょうけれど

 

おかげで

 

いついつまでも

 

名を知られるようになったのは

 

役得

 

さらに

 

カッコウは

 

托卵することで有名で

 

悪者

 

ずるがしこい

 

イメージがついているけれど

 

ホトトギスは

 

托卵することが

 

あまり知られていなくて

 

ちょっと良い

 

ポジションを

 

維持している

 

でもカッコウのあの

 

はじめてきいても

 

わかりやすく

 

カッコウって

 

本当にカッコウって

 

歌うんだね

 

 

ききとりやすい

 

その歌声は

 

高原の

 

朝もやに

 

さわやかに

 

すがすがしく

 

梅雨時にも

 

じめじめを

 

吹き飛ばす

 

その清涼感

 

何物にも

 

代えがたい

 

オンリーワンな歌声

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたが

 

小さかったころは

 

送って

 

託して

 

お迎えにいって

 

それが

 

毎日だった

 

ぎっちり

 

大人と過ごすより

 

子どもたちの

 

世界で

 

過ごす方が

 

ずっとずっと

 

楽しそうだったから

 

安心して

 

わたしは

 

大人の世界で

 

過ごすことができた

 

だんだん

 

大きくなると

 

自分で

 

あなたの社会へ

 

出ていき

 

お迎えだけでよくなった

 

そして

 

とうとう

 

お迎えもいらなくなった

 

だから

 

ごくたまにある

 

お迎えが

 

なんだか

 

たまらなく

 

特別だよ

 

うふふ

 

うれしくて

 

思わず笑顔になってしまう

 

ツバメは

 

今年も帰ってきたかしら

 

スズランも

 

咲いたかな

 

 

 

 

 

あなたが

 

恋にやぶれて

 

泣いていた時

 

わたしも

 

一緒に

 

泣いたっけ

 

なんて

 

無防備で

 

何にも

 

知らない

 

わたしだったこと

 

その傷の

 

一部を

 

引き受ける必要なんて

 

全然なかったのに

 

だって

 

すべてが

 

自作自演

 

何が起こっても

 

それは

 

自分が

 

どこかで

 

望んだこと

 

望んでないなら

 

おそれていたこと

 

おそれたり

 

不安になったり

 

そのことに

 

焦点を

 

あてすぎていたってこと

 

それから

 

自分の

 

望みとは違う結果だとしたら

 

それは

 

天が用意してくれたってこと

 

天の用意してくれた

 

脚本は

 

わたしたちが

 

ちっぽけな

 

頭で

 

考える

 

平凡な

 

劇とは違って

 

劇薬だったりもするけれど

 

それは

 

わたしたちへの

 

愛であり

 

成長の

 

きっかけ

 

そんじょ

 

そこらの

 

これくらいで

 

満足してるんじゃないわよ

 

もっと

 

もっと

 

上を行きなさい

 

だから

 

すべては

 

自作自演

 

どんな結果も

 

どんなみちも

 

自分が

 

つくり

 

歩んでいく

 

大丈夫

 

ちゃんと

 

みちしるべは

 

あるんだから

 

泣いていたから

 

見えなかっただけだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケイロン

 

あなたのことを

 

語ることができるほど

 

わたしは

 

あなたのことを

 

知らないように

 

思います

 

でも

 

最近とても

 

流鏑馬が氣になって

 

間近で

 

みてみたいのです

 

きっと

 

あなたたちへの

 

憧れと

 

捧げものなのではないかと

 

感じます

 

だって

 

馬に乗って

 

全力で駆けながら

 

的を射るなんて

 

人間離れしていますもの

 

あなたは

 

賢人で

 

不老不死

 

人の上半身と

 

馬の下半身

 

ヘラクレスによって

 

傷を負ったけれど

 

不死の身ゆえ

 

苦しんだ

 

そして

 

わたしたちに

 

文字をおしえた

 

プロメテウスと

 

入れ替わりに

 

冥界へ

 

そのあと

 

天へ昇り

 

星になった

 

それくらいしか

 

知らないのですが

 

きっと

 

そろそろ

 

あなたを

 

空で

 

みられる季節なのですね

 

さがしてみます

 

そして

 

不老不死は

 

かぐや姫のころから

 

いいえ

 

もっともっと昔から

 

誰もが

 

憧れるけれど

 

いいことだけじゃないんだと

 

わたしたちに

 

教えてくださっているんですね

 

来る午年に向けて

 

巳年を進む

 

わたしたちが

 

まよわぬよう

 

 

 

 

 

 

 

レミのうしろには

 

ふぁ~っと

 

美しい空が広がっていて

 

レミの前には

 

かっこいいシドがいる

 

ららららら

 

歌いましょう

 

踊りましょう

 

愛する

 

ガイアのために

 

一糸まとわず

 

舞い踊る

 

跳んで走って

 

うさぎのように

 

たつみに

 

捧げる

 

その力

 

地上に

 

花が咲き誇り

 

濃い空気が

 

恋をうむ

 

空にはひばり

 

 

ツバメ

 

朝早くから

 

うたいます

 

ちょうちょは

 

花から花へ

 

太古から

 

いのちを

 

つなぎ

 

つないだ

 

いのちを

 

花開かせる

 

約束を

 

果たせるものは

 

これからも

 

励めよ励め

 

楽しむがよい

 

美しさを

 

わからぬものは

 

ブロッケン山へ

 

ゆくがよい