この世界は

 

知らないことだらけ

 

知っていると思っていることも

 

知ったつもりになれるかたちを

 

押し付けられているだけなのかもしれない

 

歴史のうらおもて

 

そんなに大きなことでなくても

 

庭に出て

 

いつの間にか

 

百合が咲いたり

 

咲いた百合が

 

虫にかじられていたり

 

アシナガバチが

 

ラベンダーの中に

 

巣をつくろうとしていたりしても

 

どうしたらいいのやら

 

わからない

 

家をきれいに

 

片付けることすら

 

まだ

 

道の途中で

 

家の外に出てみたら

 

それが

 

たとえ庭であっても

 

たくさんの生命が

 

息づいていて

 

わたしの

 

勝手には

 

できないことだらけ

 

 

 

 

 

 

 

 

お空のブルーは

 

海のブルー

 

ひかりが

 

反射して

 

宇宙から見たら

 

瑠璃色の星に住む

 

わたしたちは

 

海の中を

 

泳ぐいきものと同じ

 

梅雨のある

 

島に住む

 

わたしたちは

 

特に

 

いつも

 

水分たっぷりの中

 

歩いたり

 

眠ったり

 

水を摂りすぎて

 

むくんだり

 

汗をかいたり

 

しながら

 

水の中で

 

パクパクして

 

暮らしている

 

わたしたちは

 

水からうまれたから

 

おさかなでもあるし

 

かえるや

 

へびや

 

いるかでもあるね

 

すい~っと

 

美しく

 

泳いで

 

時には

 

思いっきり

 

イルカジャンプ

 

しぶきをあげて

 

打ち水ざぶん

 

センスのよい扇子で

 

美しく涼を取る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かみさま

 

どうして

 

おそらは

 

こんなにも

 

うつくしいの

 

雲のいろ

 

かたち

 

そらの青さ

 

ひかりの広がり

 

かみさまが

 

うつくしくしているのでしょう

 

かみさまが

 

天と地を

 

むすび

 

おりてきてくださる

 

ひかりの柱となって

 

でも

 

どうしよう

 

地上は

 

どこもかしこも

 

美しいというわけじゃないし

 

かみさまが

 

がっかりしてしまうかもしれない

 

地球が

 

もっともっと

 

輝いていけるように

 

深い愛をたたえて

 

表情を変える

 

雲と

 

ひかりの柱を

 

わたしは

 

見つめながら

 

神様のお名前を

 

たくさんたくさん

 

思い出して

 

感謝を伝えたかったけれど

 

あまりにうつくしくて

 

ただただ

 

見つめることしか

 

できなかった

 

こんなにも

 

うつくしい

 

地球にうまれた

 

しあわせを

 

かみしめて

 

感謝をこめて

 

わたしにできること

 

まずは

 

おうちを

 

きれいに

 

整えます

 

それから

 

四季折々の

 

お花を飾り

 

旬の食材を

 

いただきます

 

 

 

 

 

 

 

 

日が暮れるまでには

 

まだまだ時間が

 

あるけれど

 

少しずつ

 

陽射しが和らいで

 

来た頃

 

自転車を

 

漕いでみたら

 

笑っちゃうくらい

 

氣持ちがいい

 

風が

 

髪を

 

ふわふわに

 

整えてくれる

 

飛ぶ鳥の雲があって

 

本物の鳥もいれば

 

鉄の鳥も

 

飛んでいて

 

漕ぐスピードが

 

助走するみたいに

 

ぐんと上がる

 

こんなにも

 

すてきな

 

空を

 

ひとりじめ

 

だって

 

誰も

 

空を見上げていないから

 

刻一刻

 

一瞬一瞬

 

どんどん表情が

 

変わっていく

 

空を追いかける

 

ちょっと待って

 

遠回りして

 

見晴らしの良い

 

ところで

 

眺めるから

 

自転車は

 

しばし

 

押していこう

 

 

 

 

 

 

むかしむかし

 

宇宙からながめた

 

瑠璃色の星が

 

あまりにきれいだったので

 

その星の仲間になろうと

 

思った

 

ちいさなちいさな

 

お星さまが

 

いました

 

ちいさなちいさな

 

お星さまは

 

力自慢の神様に

 

お願いして

 

えいやっと

 

瑠璃色の星めがけて

 

投げてもらいました

 

ちいさなちいさな

 

お星さまは

 

うわ~いと

 

飛んでいきました

 

ところが

 

瑠璃色の星に近づくと

 

熱くて

 

熱くて

 

自分がまっかっかに

 

燃え始めたので

 

おどろきました

 

だって

 

瑠璃色だから

 

ひんやりしてると思ったから

 

燃えて燃えて

 

ちいさなちいさなお星さまは

 

どんどん

 

どんどん

 

さらにさらに

 

ちいさくちいさくなってきて

 

自分が

 

なくなっちゃうかもしれないと

 

心配しながら

 

飛んでいきました

 

けれど

 

なんとか

 

途中で

 

燃え尽きずに

 

火の玉ボールになって

 

ぽすんと

 

瑠璃色の星に

 

ぶつかりました

 

瑠璃色の星は

 

あら

 

なんだか

 

くすぐったいわ

 

そうして

 

ちいさなちいさな

 

お星さまは

 

瑠璃色の星と

 

ひとつになりました

 

ぽすんとぶつかった

 

場所では

 

最初は

 

じわじわじわじわ

 

次第にこんこんと

 

美しい水が

 

湧き出てきました

 

いまでも

 

その

 

美しい泉は

 

大切に

 

大切に

 

お守りされています