こんこんと

 

湧き出し

 

笑いながら

 

渦を巻き

 

ステップを踏む

 

楽しそうに

 

軽やかに

 

踊りながら

 

甕に

 

水を

 

満たす

 

いつまでも

 

尽きることなく

 

時間の

 

感覚を

 

忘れさせるほどに

 

惜しみなく

 

与えつづけるのに

 

永遠に

 

瑞々しい

 

美しさは

 

衰えることなく

 

ますます

 

磨きがかかっていく

 

奇跡を

 

目の当たりにして

 

わたしは

 

手を合わせ


祈る

 

ひとりひとりが

 

こうやって

 

生きていけばいいのよ

 

 

いずみは

 

やさしく

 

ほほえむ

 

ありがとう

 

わたしも

 

創造するわ

 

水瓶の水が

 

満ち満ちて

 

溢れに溢れ

 

よどまぬように

 

豊かな

 

水の溢れる

 

この地球で

 

 

 

 

 

サイレントからトーキーへ

 

モノクロからカラーへ

 

過去に

 

しがみつこうとしても

 

どうしたって

 

できないと

 

悟ったとき

 

覚悟を決めて

 

新たな世界に

 

飛び込む

 

飛び込んでみたら

 

笑ってしまうくらい

 

何を恐れていたんだろう

 

変化を逆手にとれば

 

いくらでも

 

創造の幅が広がるのに

 

ちょっとくらい

 

声が変でも

 

立派な個性

 

ちょっとくらい

 

歌が下手でも

 

エネルギッシュなら

 

みんなが

 

聴きたがる

 

詩の持つパワーは

 

永遠に不滅

 

どんな時代だって

 

新しいものは

 

生まれるのだから

 

自分の力と

 

流れを信頼して

 

新たな価値を創造

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通なんて

 

常識なんて

 

踏んづけて

 

そこら辺で

 

干からびさせておこう

 

訳知り顔で

 

聞くに堪えない

 

おしゃべりも

 

お得なことばかり

 

追いかける

 

ケチケチ波動も

 

困ったら

 

神頼みの

 

依存心も

 

宇宙の果てまで

 

飛んでいけ

 

だけど

 

宇宙に迷惑かもしれないから

 

やっぱり

 

そこら辺で

 

干からびさせましょう

 

ひかりとみずで

 

浄化して

 

風に乗って

 

自由に

 

軽やかに

 

美しく

 

舞い踊りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おお

 

なんと

 

この世界の

 

ちっぽけなことよ

 

ちっぽけな世界に

 

人が

 

わらわらといて

 

ちっぽけなことに

 

悩んだり

 

苦しんだり

 

している

 

本当の

 

世界は

 

広く

 

無限の

 

可能性があり

 

豊かに

 

生きていける

 

それなのに

 

半径2キロの

 

世界の中で

 

一生を終える

 

他人のはずなのに

 

似たような顔がいっぱいいて

 

代がかわっても

 

代わりばえしない

 

自動操縦の

 

プラレール人生

 

また

 

同じような子がうまれ

 

外界を知らず

 

過保護に反抗もせず

 

甘やかされたまま

 

大人になっていく

 

そこそこの人生は

 

底の人生であることに

 

気付かない

 

中身のない

 

おしゃべりと

 

時間を切り売りした

 

仕事で日々が過ぎる

 

そんな

 

惰性な世界は

 

丸ごと

 

蓋をして

 

どこかへ

 

捨て去ってしまっても

 

外界の人は

 

気付きもしないだろう

 

 

 

 

 

 

あとから振り返って

 

ああ

 

あのとき

 

時代が動いたんだなって

 

気づくけれど

 

あの時代は

 

息が詰まって

 

仕方がなかったし

 

よくあんな風に生きていたよね

 

とか

 

本当は嫌だったんだよね

 

とか

 

あとからなら

 

いくらでもいえるけれど

 

いつもいつも

 

いまがまさに

 

かわるときだし

 

かえどきだし

 

歴史の転換点の

 

まっただなか

 

お能の動きのように

 

一見動いていないのに

 

いつの間にか

 

回転してるみたいに

 

運命の

 

輪が

 

大きく

 

回転する

 

振り落とされないように

 

しがみつくのか

 

玉乗りのように

 

乗りこなすのか

 

みんな初

 

正解は

 

ない