Ψ(さい)のつづり -40ページ目
勝ち負けなんて
とかいいながら
負けたら
やっぱり
ちょっぴり
いや
だいぶ
くやしい
馬鹿にされたって
気にしない
とかいいながら
やっぱり
もやもやするし
ちっぽけなわたしは
叫んでいる
ぎゃふんと言わせちゃる
だけど
長い目で
みたら
やっぱり
負けるが勝ち
ぎゃふんだか
ふんぎゃだか
言わせたって
何の意味もないし
時間のむだ
わたしはわたし
わたしのすばらしさは
わたしが一番知っているし
別に
誰に認めてもらう必要もない
お天道様に
顔向けできる
わたしでいればいい
天の神様の
いうとおり
なのなのな

あとからなら
どうとでも
言えるでしょう
そのときには
しんどくても
自分ですら
時間がたってみれば
意外と
そうでもなかったように
思えるものだから
うつむいて
悩んでいても
傷口に塩を塗るようなことを
言われて
心は泣いていても
笑顔をつくることだって
できてしまう
だから
人からの
アドバイスなんて
プラセボ効果くらいは
あるかもしれないけれど
ほとんど
役に立たない
特に
求めもしないのに
飛んでくる
ありがたい
助言は
ノイズ処理
何があっても
ただ
ただ
必要なのは
自分を
信じる
強さと愛
それだけ

あがっちゃうのは
どうしてなんだろう
アゲアゲならいいけれど
がくがくぶるぶるの
あがっちゃうのは
手も震えるし
困るなあ
やっぱり
なんだかんだ
かっこ悪くなりたくない
からなんだろうな
失敗したくない
間違えたくない
って
思っていると
どうしても
そこからぬけられなくなるから
少しでも
少しでも
贈り物にできるよう
愛と
感謝を
込めて
ガイアへ
お捧げします
美しいメロディを
弾くことができる
身体があることに
ありがとう
楽器があることに
ありがとう
この場があり
わたしがいることに
ありがとう

いまやるべきことを
さっさとやる
やらないと
やることが
増えていく
いまやりたいことも
さっさとやる
やらないと
やりたいことが
腐っていく
いまできることを
さっさとやる
やらないと
準備不足で
飛び立てない
いまの支度が
明日をつくる
いまの行動は
種をまくということ
収穫はずっと先でも
まいておかないと
芽がでない
育つには
時間がかかるから
できることは
全部
軽やかステップで
踊るように
片づけていく
踊り疲れたら
休んだってかまわない
でも
踊る前から
何を
どうやって
踊ろうか
考えるのは
時間の無駄
だから
あん
どぅ
とろわ

こんこんと
湧き出し
笑いながら
渦を巻き
ステップを踏む
楽しそうに
軽やかに
踊りながら
甕に
水を
満たす
いつまでも
尽きることなく
時間の
感覚を
忘れさせるほどに
惜しみなく
与えつづけるのに
永遠に
瑞々しい
美しさは
衰えることなく
ますます
磨きがかかっていく
奇跡を
目の当たりにして
わたしは
手を合わせ
祈る
ひとりひとりが
こうやって
生きていけばいいのよ
と
いずみは
やさしく
ほほえむ
ありがとう
わたしも
創造するわ
水瓶の水が
満ち満ちて
溢れに溢れ
よどまぬように
豊かな
水の溢れる
この地球で


