また

 

一から

 

やり直し

 

いや

 

ゼロから

 

出直しだ

 

何度でも

 

何度でも

 

這い上がる

 

うまく

 

いかなかったことは

 

うまく

 

いったこと

 

以上に

 

意味があるはずだから

 

大人になって

 

かく

 

大恥は

 

子どもの頃の

 

失敗の

 

100万倍の

 

ダメージがあるけれど

 

大声あげて

 

泣くわけでもないし

 

そんなに単純でもない

 

ただ

 

はっきりしているのは

 

もっと

 

もっと

 

精進しなさい

 

ということ

 

 

うまくいかない

 

セルフイメージの

 

払拭が

 

甘い

 

ということ

 

ここで

 

自分を責めたり

 

卑下するのは

 

簡単

 

だけど

 

それじゃあ

 

今までと

 

何も変わらない

 

一筋縄ではいかぬからこそ

 

おもしろい

 

だから

 

心機一転

 

今日から

 

また

 

新しい

 

自分を

 

はじめよう

 

昨日の夏至の太陽を

 

得て

 

鳳凰のように

 

舞いあがる

 

仕度を

 

 

 

 

遠くから

 

雷鳴がきこえる

 

茶色く日焼けしてしまった

 

紫陽花に

 

水を恵んでくださるのだろうか

 

灼熱の

 

太陽が

 

極まったとき

 

もたらされる

 

恵みを

 

受け取れるよう

 

こうべを垂れた

 

ひまわりのように

 

うつむきがちに

 

祈る

 

ミツバチが

 

飛び交い

 

集めた

 

はちみつの

 

ように

 

黄金色の

 

エネルギーが

 

降り注ぐ

 

昨日と今日は

 

まったく違う

 

今日と明日も

 

まったく違ったものに

 

なるだろう

 

いちにち

 

いちにち

 

という

 

間に

 

折りたたまれた

 

力を

 

ケイトウが

 

受け取り

 

次の準備にとりかかる

 

何もかもが

 

時間をかけて

 

きちんと

 

用意されて

 

美しく

 

展開されていく

 

屏風絵

 

 

 

 

 

 

わたしが

 

できなかったことを

 

ひとつ

 

叶えるには

 

要(かなえ)がいる

 

そのかなえは

 

いつも

 

そこにあって

 

動けないけれど

 

いつも

 

みんなのために

 

そこにいる

 

ただ

 

いるだけじゃなくて

 

お役目として

 

たゆまず

 

そこにいる

 

だから

 

そのおかげで

 

わたしは

 

自分のできなかったことを

 

叶えられるんだ

 

わたしが

 

かなえることは

 

かなえも

 

かなえることで

 

わたしが

 

喜ぶことは

 

かなえの

 

栄養にもなる

 

かなえだけじゃない

 

わたしが

 

いきることは

 

わたしを

 

支えてくれている

 

かなえみたいな

 

みんなを

 

いかすこと

 

だから

 

わたしが

 

叶えることは

 

みんなを

 

叶えることなんだね

 

だから

 

ぼんやり

 

いきていては

 

だめなんだ

 

自分を

 

浪費したら

 

みんなの

 

愛を

 

浪費しちゃう

 

わたしは

 

ここにいて

 

こんなにも

 

多くの

 

存在に

 

いかされているんだから

 

ちょっとくらいの

 

困難とか

 

ちょっとくらいの

 

大舞台とか

 

そんなことで

 

くじけそうになるなんて

 

可笑しいね

 

かなえみたいに

 

うまずたゆまず

 

黙々と

 

やればいいんだね

 

わたしは

 

自由に

 

動ける

 

身体があるから

 

ものを

 

動かせる

 

みんなのために

 

じっと

 

してくれている

 

かなえみたいに

 

わたしも

 

しっかり

 

お役目を

 

果たします

 

そんな

 

簡単なことに

 

いままで

 

氣付かなかったなんて

 

不思議だね

 

わたしを

 

これまで

 

いかして

 

育てて

 

くれたのは

 

本当に

 

たくさんの

 

たくさんの

 

愛なんだから

 

ちゃんと

 

いきることで

 

少しでも

 

恩返しをしたい

 

見返りなんて

 

求めてないことは

 

知っているけれど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を整理しているせいかな

 

忘れていたはずの

 

時間も

 

蘇り

 

なんだか

 

パラレルワールドに

 

足を踏み入れた

 

氣分になる

 

あのころ

 

あなたを選んでいても

 

それは

 

それで

 

幸せな日々が

 

あったんだろうな

 

と思えるくらい

 

みんな

 

氣の置けない

 

いい仲間だった

 

それでも

 

やっぱり

 

わたしは

 

ここに

 

辿り着いたのかもしれないし

 

逆に

 

のほほんと

 

しすぎて

 

だらけてしまったかもしれない

 

結局は

 

これで

 

よかったんだと

 

わかっているけれど

 

あなたと過ごす日々も

 

ちょっぴり

 

味わってみたかった

 

氣がする

 

いまはもう

 

どちらにも

 

振り向かないけれど

 

ありがとう

 

あたたかい過去も

 

ちゃんとあったことを

 

思い出させてくれて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幾重にも

 

幾重にも

 

張り巡らされた

 

たすけの輪

 

ふと

 

意識して

 

居住まいを正したり

 

反省したり

 

するための

 

ヒントが

 

そこかしこに

 

用意されている

 

その氣になれば

 

容易に

 

見つけられるよう

 

氣づきの

 

とっかかりが

 

そこかしこに

 

わかりやすく

 

隠れている

 

されど

 

情報の海に溺れかけ

 

足元さえ

 

おぼつかないようでは

 

日々本当にやるべきことを

 

怠り

 

何も考えず

 

いそがしく

 

しているようでは

 

素通りしてしまうほどには

 

わかりにくく

 

なっている

 

愛は深い

 

仕事は

 

免罪符には

 

ならない

 

本当の

 

仕事は

 

あなたに

 

栄養を与え

 

あなたの

 

魂を

 

輝かせるものだから