Ψ(さい)のつづり -39ページ目
ああジュールベルヌのように
想像の翼を広げ
地底に
海底に
おりていってみよう
この
大好きな
地球には
果てしない魅力がある
もちろん
月からながめる
瑠璃色の地球も
いつか
みてみたいけれど
地に足つけて
さらに下へ
下へ
ちょっと怖い気もするけれど
おりていこう
もっと
もっと
奥へ
奥へ
自分が
ご縁をいただいて
うまれてきた
地球のことを
深く
深く
知りたい
どうして
こんなにも
たまらなく
愛おしいのか
どうして
こんなにも
美しくて
素敵な
星なのか
少しでも
お返しをしたい
と思う
わたしに
何が
できるのか

秋の
空気に
入れ替わると
心も
しっとり
ひんやり
落ち着いて
いったん
リセット
秋分からの
後半戦に
備えます
心が
落ち込んで
どうしようもない
年もあるけれど
今年は身体と
半分こ
みたいだから
少しゆっくり
過ごそう
まあるい
まあるい
おつきさまが
のぼるころ
きんもくせいが
かおるころ
新しい
一年がはじまる

ある日
森の中に
行かなくても
くまさんと
であっちゃう
そりゃあ
たまげて
イヤリングも
落とすでしょうよ
ところが
いまでは
落としものどころか
スマホで
撮影するため
人が
近寄っていく
くまさんは
ごはんを
食べながら
戸惑う
ちょっと
落ち着かないんですけど
驚かして
追っ払おうか
でも
とりあえず
食べれるだけ食べて
また
来られるように
ちょっと猫かぶっておこうか
ここの食べ物はおいしいし
ひとりだから
ぼちぼち
様子見
だけど
あんまり
勝手に
撮影しないでほしいな
くまっちゃう
動物園じゃ
あるまいし

9月も半ば
秋の氣配はそこかしこに
感じられるのに
氣温だけは
真夏もまっさお
ならぬまっかっかな
本氣モードの日は
木陰にダッシュしよう
木陰は
ガンガンする
頭を
やさしく
涼やかな手で
包み込んでくれる
酸素をもとめて
息を思いっきり
吸い込む
こもれびは
目に優しく
少し湿った
地面も
ふんわり
している
本格的な
秋が来るまで
ここを
すみかとしよう
それも一興
夏のおわりの
吸血に必死な
蚊さえ
いなければ

すばるの
星々をみていると
焦点があっているようで
あっていないような
見えているようで
見えていないような
もどかしい
視力検査のようで
さがしもの見つけ競争のような
不思議な感覚に
とらわれて
目が離せない
目を離すと
見失ってしまうような
氣がするのに
じっとみていると
吸い込まれそうで
足もとがおぼつかない
たくさんの星々の集まりだから
視力がそれなりだと
ぼわんと見える
ということだけが
理由ではないような
氣がして
雲が少ない夜には
アルデバランを
目印にして
七姉妹との
再会を
寿ぐ


