遠くから

 

雷鳴がきこえる

 

茶色く日焼けしてしまった

 

紫陽花に

 

水を恵んでくださるのだろうか

 

灼熱の

 

太陽が

 

極まったとき

 

もたらされる

 

恵みを

 

受け取れるよう

 

こうべを垂れた

 

ひまわりのように

 

うつむきがちに

 

祈る

 

ミツバチが

 

飛び交い

 

集めた

 

はちみつの

 

ように

 

黄金色の

 

エネルギーが

 

降り注ぐ

 

昨日と今日は

 

まったく違う

 

今日と明日も

 

まったく違ったものに

 

なるだろう

 

いちにち

 

いちにち

 

という

 

間に

 

折りたたまれた

 

力を

 

ケイトウが

 

受け取り

 

次の準備にとりかかる

 

何もかもが

 

時間をかけて

 

きちんと

 

用意されて

 

美しく

 

展開されていく

 

屏風絵