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稲作日誌

平成23(2011)年より世代交代して稲作に取り組んでいます。
実際の記録と今後の資料のために記録してみることにしました

ちょっと大げさかもしれませんが・・・あせる

用水路で年配のおじさんを発見ビックリマーク

これが一般の人も行きかう道路端なら気に止めないのですが
このあたりはかなりの田舎で、車の往来も少なく、
それこそ村人じゃない人が歩いているだけで
「あれは誰…?」
と、まずは不審者として厳しいチェックを受けます目

そんな保守的な村だからこそ、挙動不審な人が
長時間いること自体、怪しい、怪しい・・・

用水路に沿って…
部分的に建物で見えにくくなるところで
ウチの田んぼの周囲でゴソゴソしているようでしたので…

ま、身なりからして目的はわかっていたんですが・・・

$崖っぷちの貧乏稲作日誌-用水路

気持ち悪かったので、思い切って声をかけさせてもらいました。

予想どおり“どじょう”目的の人でした。汗

とてもきれいな水…とは言えないまでも
それでもメダカやドジョウ、フナなどは結構豊富にいます。

子どもたちの魚とりには困らないようです。うお座

おじさんが目的とする“どじょう”は、

泥を吐かせて食用にするのか?
肉食魚のエサにするのか?
専門業者のアルバイトか?

・・・まさか飼育目的ではないと思いますが。

立ち入り禁止区域ではないのですが
のどかな田舎の平和を守るため・・・
不審な場合は立ち退いてもらいますのでそのつもりでパンチ!
稲作をしていると頻繁に聞く「かんだんかんすい」

要は2日水を入れたら3日干す(日数は状況によりけり)
・・・まぁそんな感じです。

田んぼで育っている稲の時期にも違いがありますが
7月中旬から8月にかけての中干しは
田んぼの表面にヒビが入るほど干し、乾かします。


$崖っぷちの貧乏稲作日誌-中干しのヒビ割れ


稲の生長において真ん中の時期あたりなので
「中干し」って言うんだろうな。きっと…

で、そこから稲刈り直前まで間断潅水をするわけですが
田んぼによって、周囲をコンクリートで固められている
水持ちの良い田んぼもあれば、畦にモグラが走り穴をあけ
水を入れても入れてもスグ落ちてしまう田んぼもあり…

結局、毎日のように田んぼの状態を見に行き
水を入れたり止めたり。

もちろん、上手の田んぼが水を入れていると、下手の
ウチの田んぼにはチョロチョロとしかこないわけで
そうすると何度も何度も見に行ったり。。。

でも、結果的にどの田んぼを見てもだいたい同じように
育っているように見えるので、今のところ結果オーライかな?

収穫時期になったら田んぼごとの収穫量で比較してみよう。
私は兼業農家(自営業+農業)の次男です。

兄・長男は・・・
ホントかウソか知りませんが、幼少期に田植えの田んぼで
転んでから田んぼが嫌いになったとか。。。

1つ違いのハズだったのに、たまたま大学で同級生になり
大阪へ通学していた兄と、東京で1人暮らしをしていた私と
就職の段階で逆転し、兄が出て私が戻ることに。


(大学卒業後は少しだけ地元の会社で働いていましたが)
以降、自営と農業をやってきました。

・・・とは言うものの、父親は元気ですし私はもっぱら
力仕事での手伝い程度。そんな生活が20年続きました。

気がつけば私も40を超え、元気だった父親が昨年夏に
腸を手術して、初めて私達夫婦世代での稲刈り&籾摺り…

これが思いのほか「何とかできるやん!」と味をしめ
今春から少しだけですが近隣の田も借り、耕作地を増やして
「農業もがんばろ~!」となったわけです。


ただ、この夏から嫁さんが働きに出かけることになったので
これからの収穫時期を考えても昨年とは状況が違います。

でも、たかだか6反ほど。
少しづつ刈り取って、乾燥・籾摺り、袋詰め・・・
何とかできるのでは?と思ってます。

今日、ネットで稲作での経営等々について調べていたら
独立開業の知識」で「農業の始め方」に

>要注意な点として、農村は村社会のため、嫌でも村のしきたりである
>祭りや行事ごとの参加は必須になります。
>もし、村社会の掟に逆らうと村八分にあい、ビジネスどころでは
>なくなるというのは農業経営の失敗談として独立起業向け雑誌で
>よく言われますので覚えておいた方がいいです。

>→まずは農業をやる前にその土地に住んでおき、慣れておいた方が良い
>とのことです。「その村になじめるのか?」をチェックしてから、
>本格的な農業経営をした方がリスクが少ないです。

なんてことが書いてありました。

ついつい人ごとのように笑ってしまったのですが、もし他の土地から
農業のために転入される状況であれば…と少し考えてみたら
「確かにそうかも・・・」と思うようになりました。

私は上記のとおり、元々この地で生まれ育ち、借りている田んぼも
お隣さんの田んぼです。
集落のご近所さん約50軒の皆さんが顔見知りで、当たり前のように
溝掃除や地区の行事には出ています。
田んぼに水を入れるにしても、暗黙の了解というかマナーというか
親に教えてもらったわけでもなく、長年の間に習得済みです。

こういったことが「農業を始める方」にとっては不利なことかな…
と思いました。

今年の状況を見て…来年からもう少し増やせそうなら借りよ~っと。