2024.05.18

 

 :10 そこで、仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。聞け。あなたの弟の血が、その土地からわたしに叫んでいる。

 

:11 今や、あなたはその土地にのろわれている。その土地は口を開いてあなたの手から、あなたの弟の血を受けた。

 

:12 それで、あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じない。あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。」

(創世記4章10節から11節)

 

 

ー続きー

 

しかしながら原理的に、そもそも私たちに関わるのろいは、主イエスの十字架上にかけられて、もう処分されたのです。そして、この一瞬にして処分されるというのは、個人だけではなく国家についても同じです。

 

 

 

でもイスラエルという国家は、「いいんだ。イエスとわれわれは関係がないんだ。オレたちはこうなんだ。これがオレたちなの。イエスは知りません」という、逆に こののろいに固執している状態でしょう。

 

 

 

これがなくなるのが、いわゆる七年患難の最後の最後、国家的な悔い改めが起こったその時です。その前からどんどんユダヤ人がキリストに目ざめて、今も救いが訪れているという状態で、これがさらに加速するのが私たちがいなくなったあとの状態です。

 

 

 

ー 創世記4章10節から16節 ー

 

そして注目していただきたかったのは、今 もうこののろいと同時に旧約聖書のあちらこちらにある おののきとしての預言が成就して、ユダヤ人が世界中で反感を持たれている状態なのですが、なんと、正しい人、罪のない人を殺して、そののろいを受けてしまうということは、創世記4章のところで もうすでに預言されているのです。

 

 

 

でも、これは型として働く預言なので、そのことが起こったあとに、「ああ、ここにユダヤ人に対する預言があったんだ」ということが分かった預言でしょうが、創世記4章のところでは有名なカインとアベルという兄弟が人類初の殺人事件を起こします。お兄さんのカインが弟のアベルを殺すという出来事です。

 

 

 

そして、ここはユダヤ人が世界で嫌われるということの預言がストーリーの中に型として隠されているという預言です。ですから、ここをお読みしていただく際に、どのようにユダヤ人と重なってくるのかということを注意しつつお読みいただければと思います。

 

 

 

10節からお読みしますが、この背景としては、正しい人アベル、新約聖書の言葉で言うと義人であったアベルのささげ物を神が喜んだということをお兄さんのカインが妬んだ(ねたんだ)というところから始まっています。そして、妬んで、お兄さんが弟を殺してしまった。妬みによって正しい人を殺したのです。

 

 

 

それでも神はカインに悔い改めをさせたかったので、「あなたの弟アベルはどこにいるのか」と、全能の神ですべてを知っているはずなのに、わざと質問するのですね。でも、なんとそこでも悔い改めることをせず、「知りません。私は、あの者の番人なのでしょうか」などと言って、とんでもない開き直りをしたのです。

 

 

 

そこで10節から始まって、神様は、もう(カインが)悔い改めることをしなかったので さばきを宣告するというのが10節から始まります。どのようにユダヤ人と重なってくるのかということを ちょっと注意してください。この預言も成就しています。

 

 

 

:10 そこで、仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。聞け。あなたの弟の血が、その土地からわたしに叫んでいる。

 

:11 今や、あなたはその土地にのろわれている。その土地は口を開いてあなたの手から、あなたの弟の血を受けた。

 

:12 それで、あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じない。あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。」

 

:13 カインは主に申し上げた。「私の咎は、大きすぎて、にないきれません。

 

:14 ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う者はだれでも、私を殺すでしょう。」

 

:15 主は彼に仰せられた。「それだから、だれでもカインを殺す者は、七倍の復讐を受ける。」そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、カインに一つのしるしを下さった。

 

:16 それで、カインは、主の前から去って、エデンの東、ノデの地に住みついた。

 

(創世記4章10節から16節)

 

 

 

アーメン。弟を殺したことを悔い改めない。むしろ開き直って、「私は弟の番人なのでしょうか」と うそぶいているカインについてさばきを宣告している神です。「あなたは義人を殺したゆえに、地上をさまよう さすらい人となるのだ」と言うのですね。

 

 

 

そして、そのことを宣告された当人のカインは自分自身がさすらい人になるということが分かって、「私は、それなら行く先々で殺されるでしょう。人々は私を知って、殺しに来るでしょう」と おびえるのですね。

 

 

 

神はそのことを聞いて、15節で、「それでもあなたはわたしの関心事のなかにある」ということを示されます。それは、「だから、あなたを殺す者は七倍の復讐を、わたし(神)から受けることになる」(15節)という宣言です。

 

 

 

このことは、携挙後の世界でイスラエル民族をどのように扱ったのかということで羊と山羊とに分けられるということでも実現します。

 

 

 

人の子が、その栄光を帯びて、すべての御使いたちを伴って来るとき、人の子はその栄光の位に着きます。そして、すべての国々の民が、その御前に集められます。彼は、羊飼いが羊と山羊とを分けるように、彼らをより分け、羊を自分の右に、山羊を左に置きます。

 

(マタイ25章31節から33節)

 

 

 

そして、カインには神によってひとつのしるしが与えられたのですね。このしるしについては、どのようなものだったのかということは分かっていませんが、ユダヤ人と重ねるとき、なんとなく分かると思います。「コイツはカインだ」と当時でも分かったのでしょう。

 

 

 

ー続くー

 

 


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