今回のトミカ改造はマツダRX-7(FD3S)のタイヤ(ホイール)を再交換と内装塗装です。
昨年の1月に「トミカ 改造 マツダRX-7(FD3S)のローダウン&タイヤ(ホイール)交換+ロールバー製作」で一段落していたFD3Sでしたが、その後タイヤを他のキャストに使用し、カメさん(タイヤなし)状態で放置していました。
丁度トミカワイドタイヤのストックもあるし、以前「トミカ 改造 マツダRX-8のシャーシフラット化とタイヤ(ホイール)交換:3回目」で製作したRX-8のようにベタベタにし、先日カスタムした「トミカ 改造 スバルBRZのローダウン&タイヤ(ホイール)交換」のBRZようなカラーリングにすればカッコいいかなと思い、再度カスタムすることにしました。
マツダ RX-7 これまでのおさらい
これまで3回のタイヤ交換をしたRX-7ですが、今回の改造に入る前にこれまでの経緯をおさらい。
ノーマル
リサイクルショップで購入したRX-7。
タイヤはワイドタイヤではなく、ノーマルタイヤ。
車高もかなり高く、ローダウン&タイヤ交換するには最適の素材です。
発売は1999年でドア開閉ギミックがあるものの、シートの形状が凡用デザインだしダッシュボードがないので、最近のキャストと比べると古さを感じさせます。
ローダウン&タイヤ交換(1回目)
トミカ改造を始めた頃、タイヤ交換に使用するタイヤはスーパーのオモチャコーナーにあるチョロQもどき(プルバックミニカー)のタイヤでした。
ただし後輪が大きいため、前輪を2セット使用してました。
見ての通り小径ホイールにサイドウォールの厚いタイヤでしたので、似合ってるかと言われれば微妙なバランスでした。
タイヤ交換(2回目)+ロールバー取り付け
2回目のタイヤ交換は100円ショップで売っているWELLY製ミニカーのタイヤ。
さらにプラ棒で作った5点ロールバーも取り付けたのでプルバックミニカーより実車っぽくなりましたが、外観がノーマルだからなのかまだイケてる感じがしません。
タイヤ交換(3回目)+斜行バー追加
しばらくして3回目のタイヤ交換に使用したのはホットウィールの5本スポークタイプ。
確か部品取り用としてコストコで買ったホットウィール20台セットの中から使用しました。
外観はノーマルですが車高も再調整したり、車軸を真鍮線に変更してトレッド調整したのでそれなりに満足した仕上がりになりました。
ロールバーもシルバーに塗り、斜行バーも追加してよりリアル感を出しました。
ただ当時パイプ(アルミや真鍮)系の材料を持っていなかったのでマフラーは付けていませんでした。
トミカ 改造
タイヤ(ホイール)交換
使用タイヤ
しばらくタイヤがない状態でいましたが、BRZのワイドタイヤが余っていたので使用することに。
リムのメッキ加工は漂白剤(ハイター)に漬けても落ちなかったので、1200番のペーパーで落としました。
ネガキャン加工&トレッド調整
ネガキャン加工するため、タイヤ下部を赤線のようにカッターで削っておきます。
これで程よくマイナス方向にキャンバー角がつきました。
今回も車軸を曲げず、タイヤの車軸を通す穴をピンバイスで長穴加工してキャンバーを付けていきます。
ツライチになるように真鍮パイプでトレッド調整をしてタイヤと車軸を瞬間接着剤で固定します。
写真を撮るのをわすれていましたが、シャーシ裏側はヤスリでフラット化しているので、限界までローダウンします。
内装加工
シート塗装
スバルBRZで初チャレンジしたイエローカラーシート。
いつものレッドシートより派手になりますが、USDM風にするならアリですね。
今更ですがリアのトノカバーにウーハーやNOSのディティールを施せば、より雰囲気が出たかも。
ロールバー取り付け
当時は1mmのプラ棒で作っていたロールバー。
取り付け位置を調整して取り付けました。
FDのようなリアウインドウが大きいタイプだと、ロールバーの形状を複雑にしても見えやすいので、作った甲斐があります。(意外と手間をかけた割に見えにくいため、報われない内装のディティールアップ^^;)
ウインドウパーツ加工
内装パーツにロールバーを固定したら取り付け位置が少し高かったようで、ボディを被せるとロールバーが当たってしまいハマらなくなりました。
瞬間接着剤を使ったので付け直しが困難だったため、やむなくウインドウパーツの一部をカットすることに。
ウインドウパーツは厚みがあるので、カットすることで1mm程クリアランスができて無事にロールバーが干渉しなくなりました。
フロントスポイラー製作
今回は1.2mmのプラ板でフロントスポイラーを制作していきます。
いつものようにバンパーラインに添ってガイドラインを引き加工していきます。
カッターとヤスリでカタチを整え、ガンダムマーカーのブラックで仕上げます。
マフラー製作
マフラーは真鍮パイプを2本使用し、デュアルの右斜め出しタイプにしました。
デカール貼り付け
内装パーツ
シートのヘッドレストとトノカバー(ラゲッジカバー)にガンダムデカールをはり、追加でハンドルとリアシートトップをガンダムマーカーのイエローで塗りました。
ボンネット
ドア
リア
リア周りにはナンバープレートをブラックで塗り、白のデカールを貼りました。
あとリフレクターを赤で塗りました。
部品一覧
一通り作業が終了しました。
改めて組み立て前の部品一覧を。
ボディ:ボンネットのデカールとピラー上をブラックアウト。
シャーシ:フラット加工で限界までのローダウンに対応。
内装:シートやハンドルをイエローカラーに塗り、デカールはヘッドレストとトノカバーにアクセントとして貼りました。。
タイヤ:ネガキャン、ツライチにするため、タイヤ・車軸を加工。
その他は定番のフロントスポイラーと真鍮パイプで作ったデュアルマフラーを、ボディを組み立て後に取り付けて完成です。
Tomica Custom MAZDA RX-7(FD3S)
最近はルーフをブラックアウトすることが多いですが、今回は1200番のペーパーで一表面をヤスリがけしてからガンダムマーカーで塗りました。
そのおかげなのか、色ムラになりにくくなりました。…今更ですが。σ^_^;
フロントアングル。
フロントスポイラーで地面とのクリアランスは、ほぼゼロ。
リアアングルから。
程よく付いたネガティブキャンバーにワイドタイヤがイイ感じ。
マフラーは斜め右出しのデュアルタイプ。
ドアが大きいので、開けると内装がよく見えます。
青いボディに黄色の内装は良い組み合わせですね。
ダッシュボードもない内装パーツですが、ミニカーとしてシートとハンドルを塗るだけでも十分楽しめます。
内装が明るくなったおかげで、ロールバーも見えやすくなりした。
内装の派手なカラーとは対局的に、外装のマーキングはグレー系のガンダムデカールで控えめにしました。
リムがメッキじゃないワイドタイヤってチョイ悪な感じがして、これまで色々なミニカーのタイヤに交換してきましたが、改めて最強なタイヤだな~と思いまいした。
前に改造したスバルBRZとほぼ同じような仕様ですが、これが314FactoryのRX-7(FD3S)最終Verです。
以上、マツダRX-7(FD3S)のタイヤ(ホイール)を再交換と内装塗でした。