今回のトミカ改造は、マツダRX-8のシャーシフラット化と3回目のタイヤ(ホイール)交換です。
前回の「MUSCLE MACHINES 改造 マツダRX-8のローダウンとタイヤ(ホイール)交換」でフルエアロのRX-8をカスタムしましたが、以前から持っているトミカのRX-8も再度手を加えることにしました。
トミカ カスタム マツダ RX-8
最初はプルバックミニカーのタイヤに交換しましたが、2012年11月に「トミカ 改造 マツダRX-8のタイヤ(ホイール)交換:2回目」で100均ミニカーのタイヤに交換したRX-8。
今回はトミカワイドタイヤに交換して、限界までローダウンしていきます。
トミカ改造
分解作業
すでに分解しているのですが、改めて部品を並べてみます。
ボディ・シャーシ・内装・ウインドウパーツで構成されいます。
ギミックはサスペンションのみ。
ローダウン作業
フェンダー内部加工
今回はホットウィールなどの大径タイヤではなくトミカワイドタイヤに交換して限界までローダウンするので、フェンダー内部を削っていきます。
シャーシフラット加工
限界までローダウンするにはシャーシのフラット化は欠かせません。
平ヤスリでモールドを削ってシャーシの裏側を平らにしました。
車高調整作業
これまでの車高調整には綿棒の柄を使用していましたが、今回は2mm角のプラ棒を使用しました。
最終的に0.3mmのプラ板も追加し、トータル2.3mm車高を低くしました。
トレッド調整
今回用意したトミカワイドタイヤは、車軸の幅が短くてそのままではシャーシにセットできません。
そのため新たにトレッドを調整するため真鍮パイプを使用しました。
トレッドに合わせて真鍮パイプをカットし、両端から内側約4mmに穴を開けておきます。
真鍮パイプ(内径1mm)に約10mmにカットした車軸でタイヤを固定します。
最後に真鍮パイプに開けた穴に流し込みタイプの接着剤を塗布し、車軸を接着します。
タイヤ交換
話が前後しますが、今回使用するトミカワイドタイヤの外径は約10mm。
これまでのタイヤの外径が約11mmなので、1mm外径が小さい分車高が低くなります。
キャンバー調整
今回はフェンダーとタイヤをツライチにせず、車高を限界まで下げるためタイヤをフェンダー内側に入れて取り付けます。
そうすると若干タイヤ上面が内側に入り、自然とキャンバー角がマイナスになります。
いわゆるハの字になるので、地面との接地面が内側だけになりタイヤ外側が浮いてしまうので、カッターとヤスリで内側に向かってフラットに削り安定させます。
フロントスポイラー製作
限界までローダウンすることで地面との隙間がほとんどないフロント周りですが、ほんの少しだけ隙間があったので、0.3mmのプラ板でフロントスポイラーを作りました。
仕上げはブラックで塗装して取り付けます。
ルーフ塗装作業
今回はルーフを塗ってカーボンルーフ風ではなく、ピラーから上をブラックで塗りファントムトップ風にしました。
Tomica Custom MAZDA RX-8
少しキャンバーがついたタイヤとベタベタの車高。
イメージ通りにできました。
リア周りはナンバープレートやマフラーなどのディテールアップはしませんでした。
Tomica&MUSCLE MACHINES車高比較
フロント周り
せっかくなので、前回のマッスルマシーンのフルエアロRX-8と比較してみました。
パッと見てマッスルマシーンのタイヤの大きさが印象的ですが、それでも両車両とも地面との隙間がないくらいローダウンしています。
ヘッドライトの位置を比べると、一目瞭然でマッスルマシーンのボディが縦に長いのがわかります。
リア周り
リア周りも、テールランプやナンバーゲートの位置がトミカのほう低く、ウイングレスなので低さが強調されています。
Tomica Custom MAZDARX-8 & MUSCLE MACHINES MAZDA RX-8
メーカーが違うとはいえ、同じ車種のRX-8。
マッスルマシーンはフルエアロで縦に厚みのあるボディ、トミカは外観ノーマルながらファントムトップ風にすることで縦の厚みをなるべく薄くする印象をつけました。
ボディのボリュームが縦にあるマッスルマシーンと、王道のローダウン&タイヤ交換した見た目ノーマルのトミカ、どちらがお好みでしょうか?^^
以上、マツダRX-8のシャーシフラット化と3回目のタイヤ(ホイール)交換でした。