先週、東京競馬場で行われました国際

招待競走第43回ジャパンカップは

ロンジンワールドベストレースホース

ランキングで世界1位を獲得している

1番人気のイクイノックスが大逃げを

打って逃げるパンサラッサを冷静に3番手

から追走し、直線に入ると鋭く伸びて

先頭に立ち、必死に追い込みを図る

リバティアイランドやスターズオンアース

を難なく一蹴し、世界最強に相応しい、

まさに昭和の横綱相撲で圧勝。

GⅠ6連勝を飾ると共に総獲得賞金も

20億円を突破し歴代1位に躍り出ました。

2着には4馬身差で3冠牝馬リバティアイ

ランドが入り、3着には5番人気の2冠

牝馬スターズオンアースが入りました。

イクイノックスの次元の違う走りは

もちろんのこと、ウイニングランでの

イクイノックスを称える場内からの大歓声と

イクイノックスの走りに感動して泣いていた

ルメール騎手の姿に感動しました。

 

今週は、中京競馬場で第24回

チャンピオンズカップが行われます。

 

日本において1970年代より世界に

通用する強い馬づくりが提唱され、

1981年には念願の国際招待競走

ジャパンカップが創設されました。

その後1995年より中央競馬と地方競馬

との交流が飛躍的に拡大されるように

なるとダートにおける重賞競走が注目され

日本のダート競走においてもダートの

国際競走を開催しようという気運が高まり

を見せ、2000年にチャンピオンズカップ

の前身となる日本初のダート国際招待

競走ジャパンカップダートが創設され

ました。

そして2014年からは施行場を阪神から

中京競馬場に移行し、これを機に名称も

チャンピオンズカップに変更され、また

回次についてはジャパンカップダートから

引き継いで通算されることになりました。

 

今週は、中京競馬場で第24回チャン

ピオンズカップが行われます。

ダート重賞戦線は芝からの転向組もいる等

非常に難しいです。

前走圧勝のレモンポップ、5戦5勝の

セラフィックコール、メイショウハリオ

クラウンプライドに注目しています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを

観ます。

先週、4年ぶりに京都競馬場で行われ

ました第40回マイルチャンピオンシップは

後方からレースを進めた5番人気の

紅一点ナミュールが直線に入って豪快に

差し切って優勝。

GⅠ初制覇を果たしました。

2着には3番人気のソウルラッシュ、

3着には7番人気ジャスティンカフェが入り

1番人気のシュネルマイスターは7着、

2番人気セリフォスは8着に敗れました。

 

今週は、東京競馬場で国際招待競走

第43回ジャパンカップが行われます。

ジャパンカップは日本において1970年代

から世界に通用する馬づくりが提唱され

日本の競馬を世界の競馬にという機運が

高まり、1981年国際招待競走で日本

初の国際GⅠ競走として創設されました。

第1回は北アメリカとアジア地区から招待

馬を選出しましたが、翌年からは招待範囲

がヨーロッパ、オセアニアにも広げられ

参加国の多さからも当時は日本で競馬の

オリンピックがついに開催されると言われ

ました。

 

思い出のレースはキョウイエイプロミスが

競走生命かけて死闘を演じた昭和58年

第3回ジャパンカップです。

第1回と第2回で惨敗した日本勢。

第3回からは地方競馬から1頭の

出走枠が与えられました。

当時のジャパンカップは創設当初で

日本中央競馬会が頑張ったのか、年々

各国から有力馬が参加してくれるように

なりました。

フランスからはミラノ大賞典を勝った

エスプリデュノール、初参加となるイギリス

からはローマ賞を勝ったハイホーク、

イタリアからはイタリア大賞等の勝ち馬

チェリオルーフォ、西ドイツからはドイツ

2000ギニーの勝ち馬のトンボス、アイル

ランドからは前年のジャパンカップの

4着馬でジョーマクグラスメモリアル

ステークスの勝ち馬スタネーラ、アメリカ

からはGⅠを3連勝したエリンズアイルと

前年の勝ち馬ハーフアイスト、カナダ

からはGⅡ勝ち馬カナディアンファクター、

オセアニアからはオセアニア中距離GⅠ

勝ち馬マクギンティが出走を表明する等、

近年のジャパンカップと違い、各国からの

参加によって、これぞまさに国際競走として

行われていました。

迎え撃つ日本勢は、前2回の外国馬の

強さに圧倒され各陣営の腰が引けている中

日本中央競馬会からの強い要請もあってか

有馬記念を制し、この年の春の天皇賞も

制したアンバーシャダイを筆頭に秋の

天皇賞の勝ち馬キョウエイプロミス、前年

秋の天皇賞馬メジロティターンの3頭の

天皇賞馬参戦による夢の共演の他、

華麗なる一族から黄金の快速馬ハギノ

カムイオー、秋の天皇賞で1番人気に

推されたタカラテンリュウ等、日本が誇る

精鋭達の参戦で、当時は日本勢初優勝の

期待が集まりました。

但し当日、1番人気はイギリス代表の

ハイホーク、2番人気はフランスのエスプリ

デュノール、3番人気はアイルランドの

スタネーラで、日本勢で一番人気を集めた

ハギノカムイオーは6番人気、天皇賞馬

3頭ではメジロティターンが8番人気、

アンバーシャダイが9番人気で脚の状態が

良くなかったキョウエイプロミスは

10番人気という低評価でした。

レースは1番人気のハイホークが立ち

遅れ、大方の予想どおり、日本のハギノ

カムイオーが単騎で逃げる展開となり

向こう正面では2番手以下を大きく引き

離しての大逃げとなりました。

2番手集団にはトンボス、エスプリ

デュノール、その後ろからアンバー

シャダイ、キョウエイプロミスが続き、

スタネーラは中団、ハイホークは後方

からの競馬となりました。

第3コーナーに入って後続が一気に差を

詰め始めるとハギノカムイオーが失速し、

代わりにエスプリデュノールが先頭に

立つと、内からマクギンティ、外からは

アンバーシャダイが一気に先頭に立つ

勢いで並びかけて直線の勝負へ。

直線でエスプリデュノールが粘って

アンバーシャダイとマクギンティを必死に

おさえこむ中、外からスタネーラと

キョウエイプロミスが鋭く追い込み、

2頭がエスプリデュノールを交わすと、

今度はスタネーラとキョウエイプロミスの

2頭による壮絶な叩きあいとなり、

キョウエイプロミスが天皇賞馬の意地を

見せ食い下がりましたが、ゴール前で

スタネーラが僅かアタマ差先着して優勝。

あと一歩のところで日本馬によるジャパン

カップ初制覇はなりませんでしたが、

キョウエイプロミスの大健闘に

場内からは惜しみない拍手が送られ

ました。

また、このキョウエイプロミスの頑張りは

この先10年は勝てないと言われた

日本の競馬に新たなる時代の到来を

告げることとなりました。

しかしその代償は大きく、脚部不安を

かかえながら激走し外国馬との死闘を

演じたキョウエイプロミスの右脚が限界を

超え、ゴール後、馬運車で運ばれました。

診断の結果、右前脚繋靱帯不全断裂で

競走能力喪失となり、そのまま引退と

なってしまいました。

キョウエイプロミスは、まさに命がけの

走りで日本競馬の将来に希望を与えて

くれました。

今週は、東京競馬場で名ばかりの?

国際招待競走第43回ジャパンカップが

行われます。

今年も外国からの出走馬は1頭と寂しい

限りで、改めて存在意義が問われます。

イクイノックス、リバティアイランド

巻き返しを図るドウデュース、ダノン

ベルーガに注目しています。

今週も全馬の無事を祈りながらレースを

観ます。

先週、4年ぶりに京都競馬場で行われ

ました第48回エリザベス女王杯は道中

好位を進んだ1番人気のブレイディ

ヴェーグが直線で力強く抜け出してG1

初挑戦で初制覇を飾りました。

2着には5番人気のルージュエヴァイユ、

3着には3番人気のハーパーが入り、

2番人気に推されたジェラルディーナは

出遅れが響き、直線で追い込むものの

5着に敗れました。

 

今週は、4年ぶりに京都競馬場で

第40回マイルチャンピオンシップが

行われます。

日本競馬は長年にわたり強い馬づくりを

目指すため、長距離の競走を重要視して

行って来ました。

しかし、世界競馬において、スピード

能力も重要視されるようになって来たこと

を受け、日本中央競馬会は1984年に

競走体系の全面的な見直しを行い、

短距離競走の充実を図る目的でマイル

チャンピオンシップ競走を創設しました。

現在、春に行われる安田記念と共に

秋に行われるマイル王決定戦として

行われています。

 

思い出のレースは、タカラスチールが

大本命をやぶって勝った第3回マイル

チャンピオンシップです。

タカラスチールの父はスプリンター系

種牡馬スティールハートで半兄と半弟には

ラジオたんぱ賞を勝ったウメノシンオーと

タカラフラッシュがいます。

タカラスチールは昭和60年の牝馬

クラシック組で同期には桜花賞馬エルプス

オークス馬ノアノハコブネ、エリザベス

女王杯を勝ったリワードウイングや最強の

1勝牝馬と言われたナカミアンゼリカ、

トチノニシキ等がいます。

タカラスチールは旧馬齢3歳夏の札幌で

デビューし、新馬戦をハナ差ながら

勝利して幸先いいスタートを切りました。

しかし、続く札幌3歳ステークスは14着と

惨敗し、その後3戦するも勝てません

でしたが、暮れの条件戦で何とか2勝目を

挙げました。

年が明けて4歳になったタカラスチールは

牝馬ステークスを1番人気で勝利し、続く

重賞競走クイーンカップでも1番人気に

応えて勝利し重賞初制覇を果たしました。

素質が開花したタカラスチールは桜花賞を

目指して西下、桜花賞トライアル4歳牝馬

特別に1番人気に推されて出走しましたが

快速娘エルプスの3着に敗れました。

そして迎えた本番の桜花賞ではエルプスを

抑えて1番人気となりましたが、スタート時

のアクシデントが影響したのか、エルプス

の15着に大敗してしまいました。

この桜花賞の惨敗により、タカラスチール

陣営はオークスを回避し、今後は短距離

路線で活路を見出すことになりました。

その選択が功を奏してオープン特別を

勝つと、続くオープン特別のカーネーション

カップも中島啓之騎手騎乗で勝って2連勝

を飾りました。

この時に騎乗した中島騎手はこの時

既に末期の肝臓癌に冒されていて、

翌月に亡くなったこともあり、この勝利が

中島騎手にとっての生涯最後の勝利と

なりました。

その後タカラスチールは夏の新潟に

遠征して関屋記念に参戦。

ダイナマインやビンゴカンタ等の有力

牡馬や古馬達との対戦となりましたが

見事1番人気に応えて優勝し、重賞

2勝目を挙げました。

その後3戦するも勝てず、年が明けて

古馬になってからも牡馬相手に善戦は

するものの、勝ちきれないレースが続き

ました。

秋に入って秋のマイル王を目指して

京王杯オータムHに出走、3着とした後

西下して京都のスワンステークスに出走

するも4歳の新鋭ニッポーテイオーの前に

4着に敗れてしまいました。

そして迎えたマイルチャンピオンシップ。

このレースにはニッポーテイオーの他

重賞勝ち馬ロングハヤブサやダイナ

シュガー、リキサンパワー、古豪トウショウ

ペガサス、アローボエミアン等が出走。

大本命ニッポーテイオーが圧倒的な1番

人気となる中、タカラスチールは6番人気

となりました。

レースは大本命ニッポーテイオーが立ち

遅れるという波乱のスタートとなりました。

レースはホリノカチドキが逃げ、先行集団

にロングハヤブサとトウショウペダサス

その後からニッポーテイオーとダイナ

シュガーが続き、タカラスチールは後方

からの競馬となりました。

全馬差が無く、一団となって直線へ。

外からロングハヤブサが抜け出そうと

する中、内を突いたタカラスチールが鋭く

伸びて抜け出し、更に内をついて猛然と

追い込んで来たニッポーテイオーとロング

ハヤブサをハナ差おさえて優勝。

1984年にグレード制が導入されて以降、

初の牡馬牝馬混合GⅠでの牝馬による

GⅠ制覇となりました。

そしてこのレースでの優勝が評価され、

タカラスチールはこの年1986年優駿賞

最優秀5歳以上牝馬に選出されました。

年が明けて6歳になったタカラスチールは

現役を続行し、4戦したものの未勝利に

終わり、京王杯スプリングカップ12着を

最後に現役を引退し生まれ故郷の牧場に

帰って繁殖入りしました。

記録によりますと

初年度と2年目は産駒を残したものの、

その後は流産や早産が続き、1993年4月

ダンシングブレーヴと交配され、受胎が

確認されましたが、8月に入ると体調を崩し

急激に弱って行きました。

病状の原因がつかないまま、8月15日に

体調が急変し、そのまま息を引き取り

まだ11歳という若さで天国へと旅立って

行きました。

その後の解剖の結果、卵巣を中心に

悪性腫瘍が広がっている事が確認され

死因もそれであることが確認されました。

今週は、4年ぶりに京都競馬場で秋の

マイル王決定戦マイルチャンピオンシップ

が行われます。

連勝中のエルトンバローズ、連覇を目指す

セリフォス、ソウルラッシュ、ナミュールに

注目しています。