今週は伝統の中山記念が行われます。
思いでの馬は、やはり大好きだったハイセイコーです。

大井で無敵の6連勝を飾ったあと中央競馬に移籍し、

弥生賞、スプリングステークス、そして皐月賞に優勝。

当時のダービートライアルNHK杯では、絶対に負けたと思う

位置から、今でも語り草になっている奇跡の追い込みで逆転

優勝し、デビュー以来破竹の10連勝を飾りました。。

国民は怪物ハイセイコーに歓喜しました。
しかし、ダービーでは先行馬の異常なペースに巻き込まれて

敗れ、その後、菊花賞では鼻差で惜敗し、有馬記念では

後の名馬タニノチカとお互いにマークし過ぎて仕掛けが遅れ、

2頭で共倒れして惜敗。

AJC杯では、有馬記念で逃げ粘られたニットウチドリを追い

かけてしまい、惨敗してしまいました。
マスコミは、こぞって怪物返上だの落ちた偶像だのと報じ、
私は、本当に悔しい思いをしました。
しかし中山記念に挑んだハイセイコーは、そのうっぷんを

晴らすかのように大差で圧勝し、やはり怪物であることを

証明してくれました。
その圧勝劇にスタンドに詰めかけた観客は歓喜し、今でも

あのハイセイコーに対する大歓声は、忘れられません。
私もテレビを見ながら、嬉し涙にくれました。

次の日にマスコミは、怪物復活だの、やはりハイセイコーは、

怪物だっただの、日本の英雄だのと持ち上げて報道しました。
中山記念は伝統あるレースです。

歴代優勝馬には名馬がずらりと並びます。

今年はどのようなドラマが繰り広げられるのか楽しみです。

 

今週の競馬開催をもってダービージョッキーでもある

関東の柴田政人調教師と伊藤正徳調教師が引退します。

柴田政人さんといって思い出すのは、アローエクスプレスや

ファンタストやミホシンザン、ミホランザンにウイニングチケット

です。

アローエクスプレスは、とても綺麗な馬で、ライバルであった

タニノムーティエが立ちはだかり、クラシックは取れません

でしたが、スピードがあってとても人気がありました。

高松厩舎のファンタストも当時、仲間内で今でいうPOGを

やって、ドラフトで獲得し、見事皐月賞に優勝してくれました。

不運にも休養先の函館で急死してしまい、悲しみにあまり私は

高松厩舎にお悔やみの手紙を書いたところ、高松調教師より

厩舎の皆がショックで悲しみに打ちひしがれていますとの

お返事を頂きました。

とても利口で優しくて名前のとおり、本当に美しい馬でした。

ミホシンザンは、あの偉大で私が神の馬として今でも尊敬して

いるシンザンの子として生まれ、見事、皐月賞と菊花賞に優勝し、

シンザンの代表産駒になりました。

ミホランザンもスピードがあった馬でした。

ウイニングチケットで長年優勝出来なかった日本ダービーに

優勝したのですが、優勝インタビューで柴田騎手が「世界中の

ホースマンに、第60回日本ダービーを勝った柴田政人ですと

伝えたい」と言ったが印象に残っています。

伊藤正徳といって思い出すのは、やはり仲間内POGで獲得し

私に初の日本ダービーをもたらしてくれたラッキールーラです。

名門尾形厩舎の馬で名伯楽尾形藤吉調教師の8頭目であり

最後の日本ダービー馬です。

当時、500キロを超える馬は日本ダービーには勝てないと

言われていましたが、ジンクスを破って優勝してくれました。

最後の直線で皐月賞馬ハードバージとデットヒートを演じた

時には、大声で声援を送りました。

また、その時の日本ダービーのプレゼンターは竹下景子さんで

当時私もファンだったので、最高でした。

当時の優勝記念写真は、友人がパネルにしてくれたので、

今でも保管しています。

お二人が騎手を引退された時も残念でしたが、調教師をも

引退されると聞き、とても寂しく思います。

これも時代の流れなんですね。

 

昨日のフェブラリーステークスは、女性騎手の初のGⅠレース

への騎乗で大いに盛り上がりました。

藤田菜七子騎手を応援し、歴史的瞬間を見ようと500人近くの

徹夜組や売り上げも大きく伸び、視聴率も7.6%で有馬記念並み

だったそうです。

テレビ観戦していた私もコパノキッキングが大外から来た時

には、思わず声を上げてしまいました。

菜七子騎手を応援していたものの、優勝したインティはこれで

7連勝を飾り、本当に強かったですね。

インティは、私が尊敬する名馬シンザンのふるさとである浦河町

の出身馬であり、生産牧場が1強の状況の中での優勝だった

ので、とても良かったです。

それにしても武騎手の絶妙なペース配分と手綱さばきは、

さすがでした。

菜七子騎手も調教師や馬主さんからどのような指示が出て

いたかは不明ですが、ペースに合わせた位置取りや追い出し

コースやタイミング等、いろいろ勉強になったのではない

でしょうか。

菜七子騎手の今後の活躍が楽しみです。