手帳に書いていた涙の☆印 6年後の奇跡 その6 | 10年越しのはじめまして ★ツインレイの奇跡

10年越しのはじめまして ★ツインレイの奇跡

出会ってから10年後、試練を乗り越えようやくめぐり会えた二人に起こった奇跡と学びの日々

自分らしくありたい
自分をとことん好きになって
魂に正直に生きよう

想いを言葉にして残そう
来世のふたりに届きますように

※記事はnaoとhisa二人で書いてます

⭐手帳に書いていた涙の☆印 6年後の奇跡 その6


神のもとへ旅立ったソウルメイト



手帳に書いていた☆印の当日、そうnaoの誕生日



初めて迎えたこの日は人生で最高の一日にふさわしいデートにしたかった



どうしても一緒に行ってほしいところがあるんだ、付いてきてもらってもいいかな


hisaはnaoに伝えた



朝待ち合わせの後、二人はその場所へ向かった


行き先も伝えずに


向かったのは、とある神社



hisaにとっては先輩が眠るお墓の様な特別な場所






その神社では毎年秋にお祭りがある


ちょっとした縁で、hisaと先輩は毎年一日お祭りの手伝いをしていた


来年こそ神に近付こう


二人一緒に参加した最期のお祭りでこう言ってた



お祭りの手伝いは法被を着るのと神主の白装束を着るのとどちらかを選ぶことになっていた


これまでは、恥ずかしさもあり、二人して法被を着てた


祭りの終わり際、来年こそは一度白装束の神主さんの格好してみよう


神に近付こうって言ってた






ほんとに神に近付いちゃったね


冗談でもそんなこと言うんじゃなかったなんてことは今更思わないけど


少しは後悔もしてる



その神社へはいろんな辛いことがあってどうしようもない時足を運んでた


一人じゃ辛い時、そこに行って空にいる先輩から見守られ、癒やされ、何とか再起してた



まさか誰かとここに来ることになるとは





それ程広くはない神社、平日だから人気もなく二人だけの空間が広がっていた



賽銭を入れ、二人横に並んで手を合わせて心の中でこう言った



ありがとう御座います

やっと気づけましたよ

6年も掛かっちゃいました

これを伝えたかったんでしょ

なんてお礼を言えばいいんですか

ほんとになんてお礼を言えばいいんですか



目を閉じながら、溢れそうになる涙を感じた

涙が流れるとすれば、涙を流すとすれば今日をおいて他に無いんじゃないかと思えた

これまで一人で泣いていたのとは全く違う涙



あの時、やっぱり来てくれてたんですね

質問があるんです

でも、

いつかそちらに行ったときにさせてくださいね




そしてnaoも先輩に心のなかでこう言った


hisaと巡り合わせてもらえてありがとう御座います

これからは私がhisaのそばに居て彼を守ります


だから安心して二人を見守っていてください




心の声でもなく、ただ自分の意識としてしか思えない感情が心の奥に感じ取れた



もうここへ来なくたっていい

ここから先は二人で進んで行く







本内容はその1からその6まで順にストーリーが進みます。前の内容をお読みでない方はこちらからどうぞ。
全てノンフィクションです。